東京都の花

東京のあじさいの名所11選【駅10分以内・500株以上】

白山神社の紫陽花

梅雨の鬱陶しい季節に、私たちを楽しませてくれるのがあじさい(紫陽花)です。あじさいは育てやすい植物で、家庭の庭でも普通に植えられています。

そうしたあじさいも魅力的ですが、群生するあじさいも趣があり、東京都内でも群生するあじさいの名所と言われるところがたくさんあります。

この記事では、東京都内のあじさいの名所のうち、特に駅から概ね徒歩10分以内でアクセス便利な場所。そして、500株以上のあじさいが楽しめる場所。

両方の条件を満たした場所11か所を選んでご紹介することにしました。

東京都のあじさいの名所1【23区内】

白山神社

所在地東京都文京区白山5-31-26
アクセス都営地下鉄三田線「白山駅」より徒歩約3分
東京メトロ南北線「本駒込駅」より徒歩約5分
東京都内でも有数のあじさいの名所として知られているのが、白山神社(はくさんじんじゃ)です。

神社そのものは決して大きくはありませんが、白山神社から白山公園にかけて約3,000株のあじさいが一斉に咲き誇ります。

白山神社のあじさいの見ごろの時期は6月上旬~下旬。例年、あじさいの見ごろの時期に「文京あじさい祭り」が開催されます。

六義園

所在地東京都文京区本駒込6-16-3
アクセスJR山手線「駒込駅」(南口)より徒歩7分
東京メトロ南北線「駒込駅」より徒歩7分
都営地下鉄三田線「千石駅」より徒歩10分
開園時間午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日年末年始(12月29日~翌年1月1日)
入園料一般300円、65歳以上150円、他にも料金設定あり
※ 上記は、この記事を書いている時点での情報です。

六義園(りくぎえん)は元は大名庭園で、現在は都立庭園になっています。

六義園で有名なのはつつじで、例年、つつじの見ごろの時期に合わせて「春の六義園~大名庭園でつつじを楽しむ~」が開催されています。

その六義園には、ヤマアジサイを中心に15種類、約1,000株のあじさいが植えられています。

また、概ね同時期に楽しめるのが約200株のサツキ(サツキツツジ)。つつじの見ごろの時期は終わっていますが、その約1ヶ月後にサツキが見ごろを迎えます。

六義園ではあじさいとサツキが同時期に楽しめることから、例年5月中旬から6月下旬にかけて「初夏の六義園~さつきと和のあじさいを楽しむ~」が開催されています。

隅田公園

所在地東京都台東区花川戸、浅草
アクセス東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩5分
東武伊勢崎線「浅草駅」より徒歩5分
都営地下鉄浅草線「浅草駅」より徒歩7分
隅田公園は台東区立で、隅田川沿いにある約80,000㎡の公園です。隅田公園は昔から桜の名所として有名ですが、今では梅やあじさいも知られています。

隅田公園であじさいが楽しめるのは「あじさいロード」。

約2kmにわたり、ホンアジサイ、ガクアジサイ(スミダノハナビ)、アナベルなど、約10種・10,000株のあじさいが植えられています。

隅田公園のあじさいの見ごろの時期は6月中旬~下旬。

隅田公園からはあじさいだけでなく、東京スカイツリーも間近で見ることができるということで、人気のスポットになっています。

上野恩賜公園

所在地東京都台東区上野公園・池之端3丁目
アクセスJR「上野駅」しのばず口より徒歩10分、京成「上野駅」より徒歩5分
上野恩賜公園は広大な敷地の中に、博物館や美術館など多数の施設があります。また、春の桜や、夏の蓮の名所としても知られています。

上野恩賜公園内にはガクアジサイを中心に約900株のあじさいがあります。その中であじさいが多数植えられているのが不忍池のほとりです。

不忍池のあじさいの見ごろの時期は、6月下旬から7月中旬。

不忍池の中には蓮の花が咲いていますが、こちらの見ごろの時期は7月下旬~8月上旬。

あじさいと蓮では見ごろの時期に若干の違いがありますが、訪ねる時期によっては両方を楽しむこともできそうです。

飛鳥山公園(飛鳥の小径、あすかのこみち)

所在地東京都北区王子1-1-3
アクセスJR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子駅」より徒歩3分
飛鳥山公園は、東京都内でも屈指の桜の名所として知られています。

飛鳥の小径は、飛鳥山公園の山裾とJRの線路の間にある幅2m前後の細長い道です。

飛鳥の小径であじさいが植えられているのは約350m。50種以上、約1,300株が植えられています。

飛鳥の小径のあじさいの見ごろの時期は6月上旬~下旬。

飛鳥の小径は、山裾の道から飛鳥山の斜面に咲くあじさいを見上げて楽しむという点で風情があります。

また、あじさいと電車を同時に撮影することもできるスポットとして人気です。

ただ、全般的に道幅が狭いので、鑑賞する際はその点に注意が必要です。

小岩菖蒲園

所在地東京都江戸川区北小岩4丁目先(江戸川河川敷)
アクセス京成本線「江戸川駅」より徒歩約5分
江戸川の河川敷に広がる小岩菖蒲園は、その名称のとおり花菖蒲で有名なスポットです。小岩菖蒲園の面積は約4,900㎡、花菖蒲は約100種類、50,000本が育てられています。

小岩菖蒲園であじさいが植えられているのは菖蒲園の周囲で、ホンアジサイやガクアジサイなどを中心に約2,000株が育てられています。

その年の状況により異なりますが、花菖蒲の見ごろの時期は6月上旬~中旬、あじさいの見ごろの時期は6月中旬~6月下旬。

例年花菖蒲の見ごろの時期に「小岩花菖蒲まつり」が開催されていますが、運が良ければあじさいも同時に楽しめるかもしれません。

駅から近く、入園無料で、しかも花菖蒲とあじさいが同度に楽しめるかもしれない小岩菖蒲園は魅力的なスポットです。

多摩川台公園

所在地東京都大田区田園調布1-63-1
アクセス東急多摩川線・東急東横線「多摩川駅」より徒歩2分
丘陵地にある約67,000㎡の多摩川台公園は古墳群があることで知られています。

花でいえば、春の梅や桜、秋のイチョウの黄葉も親しまれていますが、梅雨の時期に咲くあじさいも人気です。

多摩川台公園であじさいが見られるのは、多摩川駅から公園に入ってすぐの「アジサイ園」が中心で、斜面に7種類、3000株のあじさいが植えられています。

多摩川台公園のあじさいの見ごろの時期は6月中旬~6月下旬。駅からすぐの場所にありながら、そこまで知られていない穴場ともいえるあじさいの名所です。

シンボルプロムナード公園・水の広場公園

シンボルプロムナード公園

 
所在地東京都港区台場、江東区青海、江東区有明
アクセス東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「青海駅」より徒歩5分
シンボルプロムナード公園は東京都の公園で、約26万㎡と広大な敷地を有しています。

シンボルプロムナード公園のあじさいは、青のあじさいとアナベルを合わせて約900株。

青のあじさいが見られるのは、生きものの谷周辺。白のアナベルが見られるのは、青海一丁目交差点付近。

生きものの谷周辺と、青海一丁目交差点付近は近い場所にあるので、両方を楽しむことができます。

特に人気があるのが、青のあじさいとアナベルの咲く場所にそれぞれ設けられている階段で、ゆるやかな階段に沿って紫陽花が植えられています。

また、フジテレビの社屋や観覧車も見える場所にあるので、写真を撮る人も多くいます。

なお、青海駅のすぐ近くには「水の広場公園」があります。ここにもアナベルが植えられています。

シンボルプロムナード公園より規模は小さいながらも、水の広場公園は目の前に海が広がります。開放的な景色の中の紫陽花も魅力的です。

なお、見ごろの時期は何れも6月中旬~下旬です。

東京都の紫陽花の名所2【23区外】

金剛寺(高幡不動尊)

所在地東京都日野市高幡733
アクセス京王線「高幡不動駅」より徒歩5分、多摩モノレール「高幡不動駅」より徒歩5分
高幡不動尊(たかはたふどうそん)は真言宗智山派の古刹で、関東三大不動の一つに数えられています。

また、新選組副長土方歳三の菩提寺としても知られています。

高幡不動尊であじさいが楽しめるのは、境内から背後の山にかけてで、200種類以上・7,500株を超えるあじさいが植えられています。

高幡不動尊のあじさいの特徴は、自生のヤマアジサイと、後に植えられた西洋あじさいなどが混在していることです。

種類豊富な紫陽花と高幡不動尊のコントラストは見ごたえ十分です。

高幡不動尊の紫陽花の見ごろの時期は6月上旬~下旬。例年であれば、あじさいの見ごろの時期に「あじさいまつり」が開催されます。

不動尊は不動明王を本尊とする寺院です。関東三大不動は、成田山新勝寺(成田不動尊)と高幡不動尊は確定的。残りの一つについては複数の説があります。

京王百草園

所在地東京都日野市百草560
アクセス京王線「百草園駅」より徒歩10分
営業時間午前9時~午後5時(11月・12月は午後4時30分まで)
定休日水曜日(祝日の場合は翌日、年末年始12月30日~1月3日)、催事期間中は無休
入園料大人300 円、小人100 円
※ 上記は、この記事を書いている時点での情報です。

京王百草園(けいおうもぐさえん)は京王電鉄が所有する庭園で、1年を通じて様々な花が楽しめる、和の雰囲気を大切にしている空間になっています。

特に有名なのは梅ですが、あじさいも約500株が植えられています。

京王百草園の紫陽花の見ごろの時期は6月中旬~6月下旬。

庭園はゆったりとして落ち着いた雰囲気ですが、急勾配の坂道や石段もあるので、歩くのが苦手な方は注意が必要です。

あじさい公園

所在地東京都小平市美園町1-25-23
アクセス西武新宿線「小平駅」より徒歩5分
あじさい公園は、1973年にあじさいの名所を目指して造られた市立の公園です。公園の面積は約2,800㎡、その中に約1,500株のあじさいが植えられています。

あじさい公園の紫陽花の見ごろの時期は6月上旬~下旬。

あじさい公園は、武蔵野の雑木林でありながらも、あじさいに日光が届くようしっかりと管理されています。

そのためあじさいの見ごろの時期に訪ねると、雑木林と紫陽花の情緒ある風景を楽しむことができます。

なお、例年であれば6月中旬、あじさいの見ごろの時期に「こだいらあじさいまつり」が開催されます。

まとめ

この記事ではあじさいの名所のうち、駅から徒歩10分以内というアクセス便利な場所。

そして、概ね500株以上ある場所という2つの条件にこだわり、両方を満たす東京都内のあじさいの名所11か所を選んでご紹介しました。

あじさいの見ごろの季節は、まさに梅雨の真っ只中。雨が続く日も多いですが、幸いあじさいの見ごろの時期は他の花と比べても長いのが特徴です。

雨の日にあじさいを見に行くのも風情があるかもしれませんが、雨の日の外出は億劫なもの。

そんな方は雨の合間の晴れた日に眺めに行かれてはいかがでしょうか。


※ ここでご紹介したのは、この記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますが、ご了承ください。

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