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京王百草園(けいおうもぐさえん)は季節ごとに様々な花が見られることで知られていて、代表的なところでは、初春の梅、秋の紅葉、そして初夏のあじさい(紫陽花)があります。
この記事では、京王百草園の基本情報の他、京王百草園であじさいが見られる場所、見ごろの時期などをお伝えします。
また、私自身が実際に訪ねた時の経験を踏まえたうえで、京王百草園を訪ねることをおすすめする人などをご紹介します。
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目次
京王百草園の基本情報
京王百草園は、京王グループが所有する庭園です。京王百草園の原型ができたのは江戸時代中期。小田原城主大久保氏の室寿昌院が、徳川家康の嫡男でありながらも切腹で生涯を閉じた松平信康追悼のため、この地に寺院を建立。
その後、当時の面影を大切に残しつつ、現在は有料の庭園として開放されています。
所在地 | 東京都日野市百草560 |
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アクセス | 京王線「百草園駅」より徒歩10分 |
営業時間 | 午前9時~午後5時(11月・12月は午後4時30分まで) |
定休日 | 水曜日(祝日の場合は翌日、年末年始12月30日~1月3日)、催事期間中は無休 |
入園料 | 大人300 円、小人100 円 |
京王百草園は最寄り駅より約10分です。
ただ注意したいのは、百草園駅から京王百草園までは登り道が多く、途中には急坂もあることです。
また、京王百草園も斜面に造られた庭園で、石段が設けられている場所もありますがハイキングコースのような道もあります。
京王百草園に駐車場はないので、徒歩またはタクシーで向かうことになります。
タクシーの場合、京王百草園の入口まで行くことはできますが、園内の石段などは自分の足で登ることになります。
駅からの距離もそれほど遠くなく、園内もとりわけ広大というわけでもないので、普段歩いている方は訪ねるのに不自由はありません。
しかし車いすの方や、歩くのに不安を感じている方が園内を散策するのは難しいかもしれません。
京王百草園であじさいが見られる場所や見ごろの時期
京王百草園には約500株のあじさいがあると言われています。もっとも、私が訪ねた時は多数のあじさいの苗も大切に育てられていたので、実際にはもっとあるようにも思われます。
京王百草園のあじさいは株数はそれほど多いわけではありませんが、しっかりと管理され丁寧に育てられている印象を受けました。
京王百草園であじさいが見られる場所は、あずまや周辺です。
あずまやがあるのは正門から石段を少し昇った左側。この場所に多数のあじさいが植えられています。
あじさいの見ごろの時期は概ねですが6月中。
たくさんの種類のあじさいがあり、品種ごとに見ごろの時期も少しずれるので、6月中であればあじさいの景色を楽しむことができるのではないでしょうか。
なお、あじさいは正門近くにありますが、もう少し上に行くと池があり、そこには少ないながらも睡蓮があります。
さらに上に行くと見晴らし台があり、晴れていれば遠くに東京スカイツリーを見ることもできます。
京王百草園であじさい見学をおすすめしたい人
この記事の最後に、京王百草園のあじさいはこんな方に見ていただきたいということで3つのタイプをご紹介します。1 あじさいが好きな人
京王百草園のあじさいは、それほど広くない場所に多くが植えられています。品種も多いので、狭い範囲で数多くの品種を見ることができます。また群生している場所もあるので、色とりどりの紫陽花を一度に眺めることもできます。
あじさいが好きな方に京王百草園はおすすめです。
2 写真撮影が好きな人
あじさいだけでも魅力がありますが、京王百草園は昔からの風情を大切にしています。たとえば園内の松連庵は今では珍しい茅葺の屋根です。こうした景色と紫陽花は見事に調和しています。
私が訪ねたのは6月初旬の平日でした。
平日なので混雑はありませんが、その中で目立っていたのは大きなカメラを持っていた人々で、あじさいだけでなく、あじさいと風情ある景色を撮影していたのは印象的でした。
3 ハイキングをする人
私が出会った中で一番多かったのはグループで、ほとんどの人たちがハイキングの服装をしていました。京王百草園だけでも魅力ある場所ですが、2~3㎞離れた場所には高幡不動があります。高幡不動は1年を通して多くの人が訪ねる場所で、あじさいの名所としても知られています。
ハイキングコースの中に京王百草園や高幡不動を組み入れれば、それだけで楽しい1日を過ごすことができるのではないでしょうか。
まとめ
この記事では、京王百草園の基本情報の他、京王百草園であじさいが見られる場所、見ごろの時期などをお伝えしました。
また、私自身が実際に訪ねた時の経験を踏まえたうえで、京王百草園を訪ねることをおすすめする人などもご紹介しました。
京王百草園は最寄駅から見て高い場所にあり、さらに京王百草園も斜面にあります。車いすの方や歩くのが苦手な方は訪れるのを躊躇するかもしれません。
ただ、京王百草園は魅力ある庭園で、あじさいの咲く時期も独特の風情があります。普段から履きなれた滑らない靴でお出かけになってはいかがでしょうか。
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