東京都の花の名所

東京の牡丹の名所7か所をご紹介!百花の王を眺めに行きませんか

赤い牡丹の花

この記事では、東京都内の牡丹の名所7か所の場所と、それぞれの特徴を簡単にご紹介していきます。

牡丹はボタン科の落葉小低木です。

牡丹と同じ時期に、似た花を咲かせるものに芍薬がありますが、芍薬はボタン科の多年草です。

牡丹と芍薬は同じ時期に似たような花を咲かせますし、分類上も同じボタン科ですが、牡丹は木、芍薬は草という違いがあります。

牡丹が日本に入ってきたのは奈良時代と言われています。

その後、江戸時代になると様々な品種改良が行われて、現在でも観賞用として多くの人に親しまれています。

東京都内で牡丹を楽しめる場所はそれほど多いわけではありませんが、それだけに牡丹の花が咲く季節になると、牡丹の名所と言われる場所は多くの人で賑わいを見せます。

それでは、東京都内の牡丹の名所7か所の場所と特徴をご紹介していきます。

東京都の牡丹の名所1 上野東照宮ぼたん苑

所在地東京都台東区上野公園9-88
アクセスJR「上野駅」公園口より徒歩5分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」不忍口より徒歩10分
京成電鉄「京成上野駅」池之端口より徒歩5分
上野東照宮は徳川家康を祭神とする神社で、境内の一角がぼたん苑となっています。

上野東照宮ぼたん苑で育てられている牡丹は500株以上です。

上野東照宮ぼたん苑の大きな特徴は、年に2回、牡丹が観賞できることです。

1月から2月中旬までは、冬ぼたん。4月中旬から5月中旬までは、春のぼたん祭が開催されています。

何れも有料にはなりますが、上野東照宮ぼたん苑の牡丹は丁寧に育てられていることも特徴です。

上野は東京都内でも有数の観光スポットとして知られていますが、上野東照宮ぼたん苑では、じっくりと牡丹の花を観賞することができます。

東京都の牡丹の名所2 西新井大師

所在地東京都足立区西新井1-15-1
アクセス東武大師線「大師前駅」より徒歩5分
日暮里舎人ライナー「西新井大師西駅」より徒歩20分
西新井大師の正式名称は「總持寺(そうじじ)」。真言宗豊山派の寺院です。

西新井大師の牡丹は、真言宗豊山派の総本山である奈良の長谷寺から移植をされたことを始まりとします。

西新井大師の牡丹は江戸時代から知られていて「西の長谷寺、東の西新井」と言われるほど人気があったようです。

現在、西新井大師で牡丹が楽しめるのは3か所ですが、まずは最も大きい第2ぼたん園を訪ねるのがおすすめです。

西新井大師で植えられている牡丹の種類は約100種で2500株。牡丹の種類も株数も多いのが西新井大師の特徴です。

また牡丹の咲く季節は、藤の花が咲く季節でもあります。西新井大師は藤の花も有名なので、運が良ければ牡丹も藤も楽しむことができます。

西新井大師は、牡丹の品種も株数もとても多く、しかも無料で牡丹を鑑賞することができます。

そして例年4月から5月中旬まで「花まつり」も開催されています。

花まつりで、桜・牡丹・藤など様々な花を眺めてみてはいかがでしょうか。

なお、その年の天候によっても変わりますが、西新井大師の牡丹は4月上旬頃より咲き始めます。

東京都の牡丹の名所3 薬王院

所在地東京都新宿区下落合4-8-2
アクセス西武新宿線「下落合駅」より徒歩5分
薬王院は鎌倉時代に創建された真言宗豊山派の寺院です。

薬王院の牡丹も、真言宗豊山派の総本山である奈良の長谷寺から移植をされたことを始まりとしますが、それは1966年のこと。

薬王院の牡丹の歴史はそれほど古くはありませんが、現在は約1000株が丁寧に育てられ「牡丹寺」として親しまれています。

牡丹の見学は無料ですが、時間は日中に限られます。

それでも牡丹の花が咲く4月中旬から下旬にかけて、多くの人が訪ねることでも知られています。

なお、薬王院は初詣でも人気の寺院です。正月に初詣で訪ね、春に牡丹の花を眺めに行かれてはいかがでしょうか。

東京都の牡丹の名所4 神代植物公園

黄色の牡丹の花
所在地東京都調布市深大寺元町5-31-10
神代植物公園は東京都が運営する有料の施設です。

神代植物公園で牡丹が楽しめるのは、神代植物公園の正門を入ったら右手の方向にある「ぼたん・しゃくやく園」です。

名称のとおり神代植物公園では、牡丹だけでなく芍薬も合わせて楽しむことができます。

神代植物公園の牡丹は100品種約480株で、見ごろの時期は4月中旬から5月上旬。

芍薬は70品種約550株で、見ごろの時期は5月上旬から5月中旬になります。

牡丹と芍薬では見ごろの時期に若干のずれはありますが、重なる期間もあるので両方を楽しむことも可能です。

また、神代植物公園のこの季節は牡丹や芍薬だけでなく、遅咲きの桜やツツジなどさまざまな花を楽しむこともできます。

何よりも花が好きで、たくさんの種類を眺めたい方にはおすすめのスポットです。

なお、神代植物公園には休園日があり開園時間も定められています。詳しくは、神代植物公園のHPをご覧になってください。

東京都の牡丹の名所5 旧芝離宮恩賜庭園

所在地東京都港区海岸1丁目
アクセスJR山手線・京浜東北線「浜松町駅」から徒歩1分
都営地下鉄「大門駅」から徒歩3分
ゆりかもめ「竹芝駅」から徒歩10分
開園時間午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日12月29日~翌年1月1日
旧芝離宮恩賜庭園は、東京都が運営する有料の公園です。

旧芝離宮恩賜庭園で牡丹の花が見られるのは園内の小高い丘の斜面です。

牡丹の数ははっきりとはわかりませんが100株程度はあるように見受けられます。

旧芝離宮恩賜庭園は、旧大名庭園で池を中心に配した回遊式庭園です。

旧芝離宮恩賜庭園は、駅より至近の距離でありながら、一歩足を踏み入れると江戸時代の雰囲気が残る景色が広がっています。

旧芝離宮恩賜庭園の牡丹の見頃の時期は、概ねですが4月中旬~下旬。

牡丹の咲く季節の旧芝離宮恩賜庭園では、他にも藤・アヤメ・はなみずき・シャクナゲなどさまざまな花を楽しむことができます。

東京都の中心にありながらも、風情もたくさんの花も楽しめるのが旧芝離宮恩賜庭園の魅力です。

東京都の牡丹の名所6 古石場川親水公園

所在地東京都江東区牡丹1
アクセス東京メトロ東西線「門前仲町駅」より徒歩5分
都営大江戸線「門前仲町駅」より徒歩5分
JR京葉線・武蔵野線「越中島駅」より徒歩10分
古石場川親水公園は、「ふるいしばがわしんすいこうえん」と読みます。

古石場という名称は、江戸城の築城に際して用いる石材がこの地に集積されたことに由来します。

また、所在地の牡丹の地名は江戸時代このあたりで牡丹の栽培が盛んにおこなわれることに由来していて、そのことから古石場川親水公園では牡丹が育てられています。

古石場川親水公園は、800mほどの細長い公園で、この中の牡丹園で牡丹の花を楽しむことができます。

古石場川親水公園牡丹園にあるのは、45種・約380株の牡丹です。

古石場川親水公園は牡丹がたくさん育てられているにも関わらず、それほどの知名度はありません。

また普通の区立公園であるため無料で楽しむことができます。

牡丹の見頃の時期は、お概ねですが4月中旬から下旬になります。

東京都の牡丹の名所7 町田ぼたん園

所在地東京都町田市野津田町2274-1
アクセス小田急町田駅北口より本町田経由鶴川駅行き「薬師ケ丘」下車徒歩7分
小田急町田駅北口より本町田経由野津田車庫行き「薬師ケ丘」下車徒歩7分
駐車場町田ぼたん園より徒歩7分の「薬師池の駐車場」(有料)
開園時間午前8時30分~午後4時
※ 町田ぼたん園駐車場は障がい者等の専用です。

町田ぼたん園は、民権の森公園の一部を利用して造られています。

町田ぼたん園にあるのは、330種1,700株の牡丹と、60種600株の芍薬です。

町田ぼたん園は牡丹や芍薬の開花の時期に開放されています。その時期は例年4月下旬から5月上旬まで。

なお、民権の森公園は町田市の公園で通年無料ですが、町田ぼたん園については有料になっています。

町田ぼたん園は東京都内でも最大級の牡丹の名所として知られています。また、牡丹や芍薬だけでなく、藤の花やシャクナゲの花も楽しむことができます。

他の場所よりもアクセスは若干不便ですが、一見の価値ありです。

まとめ

ピンクの牡丹の花
この記事では東京都内の牡丹の名所7か所と、それぞれのアクセスや特徴をご紹介してきました。

ところで牡丹は昔より鑑賞目的で盛んに品種改良が行われていて、時期になると大輪の花を咲かせます。

その咲き方の見事なことから牡丹は「百花の王」とも言われています。

もっとも見事な花を咲かせるためには、人の手入れが欠かせません。また、牡丹の花期はそれほど長くはありません。

手がかかる花でありながら、花の楽しめる期間が短い。そんな牡丹の特性から、多くの牡丹の花が楽しめる場所は多くはありません。

それだけに今回ご紹介した7か所はとても貴重な場所と言えるのではないでしょうか。

咲いている場所や、その年の天候によって牡丹の咲く時期は異なりますが、例年でいえば4月中旬から下旬にかけて。

ソメイヨシノの花が終わり、より暖かな時期に牡丹は楽しむことができます。

ぜひ、百花の王と言われる牡丹の花を眺めに行ってはいかがでしょうか。