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上野公園であじさいが見られる場所と見ごろの時期とは

上野公園不忍池とあじさい

上野恩賜公園(うえのこうえん)は東京都建設局が管轄する53.8haの広大な公園です。

上野公園内には数多くの美術館や博物館がありますが、春の桜・夏の蓮など花の名所としても知られています。

この記事では、上野公園であじさいが見られる場所と見ごろの時期を、私が実際に訪ねた時の状況を含めてお伝えします。

上野公園であじさいが見られる場所

上野公園内には約900株のあじさいがあると言われています。

敷地が広いだけに点在しているあじさいが多いという印象ですが、それでもまとまってあじさいが植栽されている場所も2か所あります。

その2か所とは、さくら通りと不忍池です。それではこの2か所についてもう少し詳しくお伝えします。

さくら通り

上野公園であじさいがまとめて植えられているのはさくら通りです。ただ、さくら通りすべてであじさいが見られるわけではありません。

上野公園の南端の公園前交番から上野公園に入ると、目の前にあるのが「かえるの噴水」です。

かえるの噴水のすぐ近くにあるさくら通りを上野動物園の方向に歩きます。

さくら通りであじさいが見られるのは、さくら通りの入口から花園稲荷神社・五條天神社の辺りまで。

距離にしたら150mほど。園路の両脇にあじさいか植えられています。

この場所では、広い園路の両側にあじさいが満遍なく植えられていて、アジサイ寺のようにあじさいが密集している場所はありません。

ただ、上野の森の木々が程よい日陰を作っているようで、元気なあじさいを見ることができます。

アクセスは京成上野駅からすぐ近く。また、JR上野駅しのばず口からも数分の距離。この場所のあじさいは、歩くのが苦手な方でも訪ねやすいという特長があります。

不忍池

不忍池は、蓮池と鵜の池とボート池の3つに分かれています。

不忍池であじさいが多くみられるのはボート池周辺。位置的には不忍池のボート池と、上野公園の外にある「不忍通り」の間の園路です。

京成上野駅やJR上野駅から歩いていくと、不忍池をぐるりと回り、一番遠い場所に多くのあじさいがあります。

ここの距離も150m程度で、広い園路の両側にあじさいを見ることができますが、不忍池のあじさいも密集している場所はありません。

不忍池のあじさいは駅から少し遠い場所にあります。

ただ駅から離れているだけに、比較的静かな環境であじさいをゆっくりと眺めることができます。

また、近くには不忍池もあることから、私が訪ねた時も絵を描いている方が何人もいました。

のんびりと歩きながら不忍池とあじさいの景色を楽しみたい方におすすめの場所です。

その他

上野公園であじさいがまとめて植えられているのはさくら通りと不忍池とご紹介しました。

ところで、さくら通りから不忍池のボート池に向かうと途中にあるのが、不忍池の鵜の池とボート池の間にある弁天堂です。

弁天堂の周囲にも数は少ないながらもあじさいが育てられています。弁天堂と不忍池とあじさいのコントラストはとても風情があります。

あじさいの数が少ないながらも、ここを歩く価値は十分にありそうです。

上野公園のあじさいの見ごろの時期

その年の天候によって異なりますが、上野公園のあじさいの見ごろの時期は6月中旬~下旬と言われています。

私が上野公園のあじさいを眺めに行ったのは6月下旬の平日です。

まだまだあじさいを楽しむことはできましたが、それでも一部のあじさいは既に咲き終わっていました。

この状況は、さくら通りも不忍池も同様で、見ごろの時期についての差異はほとんど感じられませんでした。

例年の見ごろの時期は6月中旬~下旬であることは間違いないようですが、もう少し期間を狭めて6月中旬であれば、多くの年で見ごろのあじさいを楽しめるのではないでしょうか。

ところで、不忍池では夏になると蓮の花が咲き誇ります。では、私が訪ねた6月下旬の蓮はどのような状況だったでしょうか。

蓮の花は立ち葉が元気に育っていましたが、蓮の花はまだまだ蕾で数も決して多くはありません。

じっくりと探して、咲いている蓮もいくつか見つけることはできましたが、見ごろの時期はもう少し先。

7月初めが咲き始めで、さらに見ごろはもう少し先というように見受けられました。

上野公園のあじさいの見ごろの時期は6月中旬~下旬。

一方、蓮の見ごろの時期は7月初旬以降。

やはりあじさいと蓮では見ごろの時期に少しずれがあります。

もっとも運が良ければ両方を楽しむことも可能かもしれません。

単純にあじさいを楽しみたい場合は6月中旬。

咲き終わりに近いあじさいと、咲き始めの蓮の両方を楽しみたい方は、あえて7月上旬に訪ねるのもありかもしれません。

まとめ

上野公園のあじさい
この記事では、上野公園であじさいが見られる場所と見ごろの時期についてお伝えしました。

上野公園であじさいがまとめて植えられている場所はあるものの、群生というわけではなく満遍なく植えられているため、紫陽花寺のような楽しみ方はできません。

そうした意味で、あじさいの名所ということに異を唱える方がいるのも仕方のないところです。

私自身もあじさいを楽しみに上野公園を訪ねたものの、すべてをゆっくりと巡って要した時間は約1時間30分。

絵を描く、写真撮影をするという目的がないと、あじさいだけで1日を過ごすのは難しいかもしれません。

しかし、上野公園内には他にも様々な施設がありますし、上野公園の近くには東京都内でも有数の繁華街があります。

上野公園にあじさいを見に行くだけでなく、他にも目的をもって訪ねると、より有意義な一日が過ごせるのではないでしょうか。

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