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この記事では、東京都日野市にある高幡不動尊金剛寺(たかはたふどうそんこんごうじ)で開催される、2024年(令和6年)の「高幡不動尊あじさいまつり」の日程。
合わせて、高幡不動尊へのアクセスや、高幡不動尊の紫陽花の特徴などを、私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えします。
東京都日野市は、幕末に活躍した土方歳三のゆかりの地として知られています。
そのため、高幡不動尊でも新選組に関連したイベントなどが開催されています。
また、高幡不動尊で有名なのは五重塔。
元々、高幡不動尊に五重塔はありませんでしたが、1980年(昭和55年)に鉄筋コンクリート造の建造物として創建されています。
高幡不動尊の五重塔に歴史的な意義はないかもしれませんが、平安初期の様式を模した建物なので、それなりの雰囲気は醸し出しています。
さらに高幡不動尊は駅からも近くアクセスも便利。
そのようなことから、高幡不動尊は1年を通じて多くの人が訪れるスポットとして知られています。
その高幡不動尊で、毎年開催されるのが「高幡不動尊あじさいまつり」です。
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2024年高幡不動尊あじさいまつりの日程
2024年(令和6年)の高幡不動尊あじさいまつりは、次の予定で開催されます。日程 | 2024年6月1日(土曜日)~2024年6月30日(日) |
見学 | 無料 |
高幡不動尊の所在地とアクセス
所在地 | 東京都日野市高幡733 |
アクセス | 京王電鉄・多摩都市モノレール「高幡不動駅」より徒歩5分 |
駐車場 | あり(※下の説明をご覧ください。) |
その距離は、高幡不動駅の駅前ロータリーから高幡不動尊の山門が見えるほどです。
立地の良い場所に高幡不動尊はあるので、一番おすすめなのは電車でのアクセスです。
一方、高幡不動尊には常設と臨時を合わせて200台程度が置ける無料駐車場があります。
もっとも、この駐車場は基本的には交通安全祈願をする人のために設けられたもの。
また、高幡不動尊は初詣の時期とあじさいまつりの期間は、とりわけ混雑をするので周辺が大渋滞します。
そのようなことを考えると、高幡不動尊あじさいまつりは電車でのアクセスがおすすめといえそうです。
高幡不動尊あじさいまつりの特徴
高幡不動尊には、元々自生のヤマアジサイがたくさんありました。その後、多くの人々からさらにアジサイが奉納され、規模が大きくなったと言われてます。
現在、ヤマアジサイは約4,000株。奉納などを中心に後から植えられたアジサイ・ガクアジサイは3,000株以上。
アジサイの種類は200種以上、株数の合計は約7,500株と考えられています。
高幡不動尊のアジサイは境内の至る所で見ることができます。
その中でもアジサイの数がとりわけ多いのが高幡不動尊の建物の奥にある山で、高幡不動尊ではこの山に「山内八十八ケ所巡拝路」を設けています。
山内八十八ケ所巡拝路入口付近で多く見られるのがヤマアジサイ。
山を少し上ったあたりから見られるのが、アジサイやガクアジサイです。
ヤマアジサイとアジサイ・ガクアジサイでは咲く時期に若干の違いがあります。
ヤマアジサイは、6月上旬から6月中旬にかけて。
アジサイ・ガクアジサイは6月中旬から6月下旬にかけてが見頃になります。
天候などの影響で年によって見頃は若干ずれる可能性がありますが、6月中旬頃だとより多くの花が楽しめるかもしれません。
株数 | 場所 | 時期 | |
ヤマアジサイ | 4,000株 | 巡拝路入口付近 | 6月上旬~6月中旬 |
アジサイ・ガクアジサイ | 3,000株以上 | 巡拝路中部~上部 | 6月中旬~6月下旬 |
山内八十八ケ所巡拝路は、四国八十八ケ所巡拝を模して造られた巡拝コースです。
アジサイが多数植樹されている他、秋には彼岸花を楽しむことができます。
高幡不動尊あじさいまつり見学の注意ポイント
高幡不動尊は1年を通して人が訪れる場所で、とりわけ高幡不動尊あじさいまつりには多くの人が集まります。高幡不動尊は広いので、混んだとしても身動きできないほどではありません。
ただ、アジサイが多く見られる山内八十八ケ所巡拝路は山にあります。
それほど急な坂がある山ではありませんし、巡拝路もきちんと整備されていますが、歩くのが苦手な方が中に入っていくことは少し難しいかもしれません。
もっとも、巡拝路でなくても高幡不動尊ではいたるところにアジサイが植えられています。だれでも楽しめるのが、高幡不動尊あじさいまつりの大きな特徴です。
また、アジサイが咲くのは梅雨の季節。
アジサイと梅雨は風景としては似合っていますが、雨の後の巡拝路は滑りやすくなっています。
歩くのに自信がある方も、滑りにくい靴で行くことをおすすめします。
人によって異なりますが、アジサイ見学の時間は約1時間。
ゆっくりと見たり、写真を撮ったりする場合は、2時間程度を見込んだ方が良いかもしれません。
私自身もアジサイを眺めに行った日は、高幡不動尊で2時間以上の時間を過ごしました。
まとめ
この記事では、高幡不動尊で開催される2024年のあじさいまつりの日程・アクセス・特徴などお伝えしました。
高幡不動尊は、東京都内でも有数のアジサイの名所として知られています。
また、電車のアクセスも容易で、アジサイの見学だけであれば無料で楽しむこともできます。
もちろん、高幡不動尊は歴史の古い寺院でたくさんの建造物もあります。
五重塔は新しい建造物ですが、仁王門や不動堂は重要文化財に指定されている由緒ある建造物です。
こうした建造物とアジサイの組み合わせは、とても美しい景色を醸し出しています。
さらに、高幡不動尊あじさいまつりの開催期間中には、たくさんのイベントも開催されます。
落ち着いてゆったりとアジサイを楽しみたい方は平日。イベントや賑わいも楽しみたい方は土曜日や日曜日。
何れにしても高幡不動尊あじさいまつりは、思い切り楽しめるイベントと言えそうです。
※ ご紹介したのは記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますが、ご了承ください。
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