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埼玉の紫陽花の名所15か所の場所や特徴を簡単にお伝えします!

ピンクの紫陽花
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梅雨の鬱陶しい季節に、私たちを楽しませてくれるのが紫陽花(あじさい)です。

紫陽花は育てやすい植物で、家庭の庭でも近くの公園でも普通に見ることができます。

そうした紫陽花も魅力的ですが、群生する紫陽花も趣きがあり、埼玉県内でも紫陽花の名所と言われるところがたくさんあります。

この記事では、埼玉県内の紫陽花の名所15か所の場所や特徴を簡単にご紹介します。

紫陽花を眺めに行かれる時の参考になれば幸いです。


場所によって紫陽花を見られる時間や入園料が定められていることがありますし、見頃はその年の天候によって異なります。あらかじめ各施設のサイトなどを確認の上、お訪ねになってください。

大宮第二公園【さいたま市】

所在地埼玉県さいたま市大宮区寿能町2-405
アクセス東武野田線「大宮公園駅」より徒歩15分
駐車場あり
大宮第二公園は初春の梅で有名ですが、梅林の近くに面積約2,500㎡のアジサイ園があります。

紫陽花の株数は約800株、アジサイ園の園路は平坦な場所にあり、整備されているので歩きやすくなっています。

なお、アジサイ園から徒歩数分の場所には菖蒲田があり、約20品種・3,000株のハナショウブが育てられています。

見頃の時期は、ハナショウブが5月下旬~6月上旬、紫陽花が6月上旬~6月下旬と少し異なりますが、訪ねる時期によっては合わせて楽しむことができるかもしれません。


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埼玉スタジアム2002公園【さいたま市】

所在地埼玉県さいたま市緑区美園2-1
アクセス埼玉高速鉄道「浦和美園駅」より徒歩15分
駐車場あり
埼玉スタジアム2002公園は、敷地の中央部に大きなサッカー専用の「埼玉スタジアム2002」があることで知られています。

埼玉スタジアム2002公園では、敷地西側の外縁部に紫陽花が植えられています。

また、紫陽花の近くには規模は大きくないものの2か所にバラ園があります。

春バラの見頃は5月中旬~6月中旬、紫陽花の見頃は6月上旬~6月下旬。

訪ねる時期によっては、紫陽花とバラを合わせて楽しむことができそうです。

岩槻城址公園【さいたま市】

所在地埼玉県さいたま市岩槻区太田3
アクセス東武野田線「東岩槻駅」より徒歩約21分
東武野田線「岩槻駅」より徒歩約25分
駐車場あり
岩槻城址公園では、岩槻市指定文化財の岩槻城城門周辺2か所と、岩槻城趾公園第3駐車場近く3カ所に、数十株ずつの紫陽花が植えられています。

紫陽花の株数はそこまで多くはありませんが、岩槻城址公園には菖蒲池があります。

菖蒲池という名前でも、ハナショウブはそれほど多くありません。

しかし、ここには水面に浮かぶたくさんの睡蓮があります。

岩槻城趾公園の紫陽花の見頃は6月上旬~6月下旬。

睡蓮の見頃は5月下旬~8月上旬と言われているので、紫陽花とともに楽しめるのではないでしょうか。

川口市立グリーンセンター【川口市】

所在地埼玉県川口市大字新井宿700
アクセス埼玉高速鉄道「新井宿駅」より徒歩10分
駐車場あり
その他開園時間・休園日あり、入園料あり
川口市立グリーンセンターの面積は約15ha、コミュニティ広場や芝生広場などさまざまな施設があります。

川口市立グリーンセンターで、まとまった数の紫陽花が見られるのは昆虫の森のすぐ近くです。

紫陽花は約100mの園路沿いにたくさん植えられていて、近くにはアイリス・キスゲ・ノウゼンカズラ・半夏生 (はんげしょう)なども育てられています。

なお、1967年に開園した川口市立グリーンセンターでは、順次再整備事業が行われていて、立ち入りができない場所もあります。

ホームページで状況を確認してから、お訪ねになるのがおすすめです。

浜崎黒目花広場あじさい苑【朝霞市】

所在地埼玉県朝霞市
アクセスJR武蔵野線「北朝霞駅」より徒歩10分
東武東上線「朝霞台駅」より徒歩10分
駐車場なし
浜崎黒目花広場あじさい苑があるのは黒目川沿いです。

黒目川は、桜が見頃の時期に開催される「黒目川花まつり」で知られていますが、その会場となる桜並木の近くに浜崎黒目花広場あじさい苑はあります。

また、東武東上線の近くにあるので、電車の車窓からも眺めることができます。

植えられている紫陽花は、セイヨウアジサイとアナベルが中心で、500株以上はあるように思われます。

紫陽花の見頃は6月上旬~6月中旬の頃ですが、見頃終盤になると自由に摘み取りができるようなので、花を楽しめる期間が少し短くなるかもしれません。

花田苑【越谷市】

所在地埼玉県越谷市花田6-6-2
アクセス越谷駅西口よりバス、南越谷駅・新越谷駅よりバス
駐車場あり
その他開園時間・休園日あり、入苑料あり
花田苑(花田第六公園)の面積は約21,000㎡、中央部に大きな池があります。

花田苑で紫陽花が見られるのは、花田苑入口の長屋門周辺です。

株数は約80株、見頃は6月上旬~6月中旬の頃と思われます。

また、花田苑奥では数百株のハナショウブも育てられています。

紫陽花の株数は多くありませんが、花田苑は廻遊式池泉庭園なので、池の周囲を散策しながら和風庭園と季節の花の景色を楽しむことができます。

葛西親水緑道【越谷市】

所在地埼玉県越谷市
アクセス東武スカイツリーライン「越谷駅」東口より徒歩8分
駐車場なし
葛西親水緑道があるのは越谷市役所の近くです。

そして数多くの紫陽花が植えられているのは、葛西用水に架かる平和橋からしらこばと橋までの約700mです。

葛西親水緑道は道幅が狭い場所が多いので、歩くときは少し注意が必要ですが、数多くの美しい紫陽花を見ることができます。

また、葛西用水の反対側にはたくさんのハナショウブが植えられている場所もあります。

紫陽花の見頃は6月上旬~6月下旬、ハナショウブの見頃は6月上旬~6月中旬。

訪ねる時期によっては両方の花を楽しむことができます。

中原公園【狭山市】

所在地埼玉県狭山市新狭山2-13
アクセス西武新宿線「新狭山駅」北口より徒歩5分
駐車場なし
中原公園の面積は約6,200㎡、周囲の住宅の造成とともに開園した公園です。

紫陽花の数は25種類・約2,000株、主に公園の外縁部に植えられています。

また、紫陽花が数多く植えられていることから「あじさい公園」という通称でも親しまれています。

紫陽花の見頃は6月上旬~6月中旬、例年、見頃の季節には「あじさい祭り」も開催されています。

上尾丸山公園【上尾市】

所在地埼玉県上尾市平方3326
アクセスJR「上尾駅」西口よりバス
駐車場あり
上尾丸山公園では、園内各所に紫陽花が植えられています。

その中で特におすすめなのが、公園北側の花菖蒲田周辺です。

花菖蒲田には10,000株のハナショウブが育てられていますが、その周辺にたくさんの紫陽花があります。

ハナショウブの見頃は6月上旬、紫陽花の見頃は6月上旬~6月下旬。

上尾丸山公園ではハナショウブの見頃の時期に「あげお花しょうぶ祭り」が開催されています。

この頃に訪ねれば、見頃のハナショウブと、見頃の始めの紫陽花を合わせて楽しむことができそうです。

権現堂桜堤【幸手市】

所在地埼玉県幸手市大字内国府間887番地3
アクセス東武日光線「幸手駅」より徒歩30~40分
駐車場あり
権現堂桜堤は、春の桜や菜の花で知られた場所です。

その権現堂桜堤では堤の斜面を中心に、約100種類・16,000株以上の紫陽花が植栽されています。

その中でもとりわけ有名なのがアナベルで、群生して植えられている場所もあります。

見頃の時期は6月上旬~6月下旬。

見頃の時期に「幸手あじさいまつり」が開催されているので、この時期に訪ねるのがおすすめです。

権現堂桜堤は桜だけでなく、埼玉県内屈指の紫陽花の名所の一つと言えそうです。

ふじとあじさいの道【加須市】

所在地埼玉県加須市根古屋~埼玉県加須市騎西
アクセス東武伊勢崎線「加須駅」又はJR高崎線「鴻巣駅」よりバス
駐車場あり
ふじとあじさいの道があるのは、騎西文化・学習センター(キャッスルきさい)・騎西総合公園(ふじアリーナ)・玉敷公園を結ぶ全長約1,500mの遊歩道です。

この間に植えられている紫陽花は約1万本、紫陽花の見頃の時期には「あじさい祭り」が開催されています。

とりわけ有名なのは、騎西文化・学習センターと騎西総合公園の間、長さ450mの紫陽花の遊歩道です。

紫陽花の遊歩道では、両脇に数多くの白いアナベルが植栽され美しい景色を作り出しています。

ふじとあじさいの道は、埼玉県内屈指の紫陽花の名所の一つと言えそうです。

能護寺【熊谷市】

所在地埼玉県熊谷市永井太田1141番地
アクセスJR高崎線「籠原駅」北口よりバス
駐車場あり
その他拝観時間あり、有料
能護寺には、50種・800株を超える紫陽花が植栽されています。

また、本堂周辺には色とりどりの鉢植えの紫陽花も並べられています。

能護寺は現在は熊谷市であるものの、2005年の合併までは妻沼町(めぬままち)に所在していました。

そのため、たくさん紫陽花がある能護寺は「妻沼のあじさい寺」としても親しまれています。

なお、紫陽花が見頃の時期の能護寺は拝観料が必要ですが、言い換えればこの時期に訪ねるのがおすすめと言えそうです。

箕甲山保安寺【熊谷市】

所在地埼玉県熊谷市箕輪180
アクセスJR高崎線「吹上駅」よりバス
駐車場あり
箕甲山保安寺には、80種類・1,300本の紫陽花が植栽されています。

株数が多いだけに、境内のいたるところで紫陽花を見ることができます。

また参道の他に細い通路がいくつも設けられているので、そうした通路を利用することで、落ち着いた雰囲気の中で、よりたくさんの紫陽花を眺められるようになっています。

なお、紫陽花の見頃は6月上旬~6月下旬になると思われます。

あじさい街道とあじさい山公園【越生町】

所在地埼玉県入間郡越生町麦原528
アクセス越生駅よりバス、麦原入口バス停より徒歩40分
駐車場あり
麦原入口バス停を少し歩いたところから、あじさい山公園までの約3㎞があじさい街道です。

あじさい街道では、道路の両脇の所々に紫陽花が植えられていて、総数は約2,000株です。

あじさい街道を昇った場所にあるあじさい山公園は、名前のとおり紫陽花の名所として知られていました。

しかし2010年頃に病気によりすべての紫陽花を処分、現在は再植樹が行われつつあるものの、まだ紫陽花の数は多くありません。

越生町のホームページを確認すると、あじさい街道の情報はあっても、あじさい山公園の案内は見受けられませんでした。

あじさい山公園の案内が見られるようになった時が、あじさい山公園の紫陽花が復活したときなのかもしれません。

雀川砂防ダム公園【ときがわ町】

所在地埼玉県比企郡ときがわ町大字日影636-1
アクセス雀川ダム入口バス停より徒歩15分
駐車場あり
雀川砂防ダム公園は、雀川砂防ダムの建設に伴い造られた面積3.6haの町営の公園です。

雀川砂防ダム公園は標高の低い場所から、お花見・イベント広場、展望広場、渓流広場と3つのエリアに分かれています。

雀川砂防ダム公園の紫陽花は1,500株、まとまった数の紫陽花が植えられているのは「お花見・イベント広場」です。

紫陽花の見頃は6月中旬~6月下旬。

この頃にお花見・イベント広場を訪ねれば、紫陽花と渓流の美しい景色を眺めることができそうです。

まとめ

青色の紫陽花
この記事では、埼玉県内の紫陽花の名所15か所の場所や特徴をご紹介しました。

紫陽花の見頃の季節は梅雨の真っ只中。雨が続く日も多いですが、幸い紫陽花の見頃は他の花と比べても長いのが特徴です。

雨の日に紫陽花を見に行くのも風情があるかもしれませんが、雨の日の外出は億劫なもの。

そんな方は、雨の合間の晴れた日に紫陽花を眺めに行かれてはいかがでしょうか。

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