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この記事では、東京都内の河津桜の名所7か所の場所や特徴などをご紹介します。
ところで、桜といえばソメイヨシノです。
東京都内でもソメイヨシノの名所は数多くあり、満開の頃にはたくさんの人がお花見を楽しみます。
一方、河津桜で思い浮かぶのは河津町。
河津桜が発見をされたのは静岡県河津町で、現在は河津川沿いの約3㎞にわたって植樹されています。
2月上旬から3月上旬にかけて東京都内で見られるのは梅の花。同じ時期に、河津町では河津桜まつりが開催され、観光客で賑わいます。
それでは、河津桜とソメイヨシノの違いを簡単にご紹介した後に、東京都内の河津桜の名所を7か所取り上げ、場所や特徴などをご紹介します。
河津桜とソメイヨシノの違い
河津桜 | ソメイヨシノ | |
色 | 桃色・淡紅色 | 淡紅色・白色 |
花期 | 長い(約1か月) | 短い(約10日間) |
時期(東京) | 2月上旬~3月上旬 | 3月下旬~4月上旬 |
河津桜は、オオシマザクラとカンヒザクラの交雑種と言われています。
一方、ソメイヨシノは、オオシマザクラの雑種とエドヒガンサクラとの交雑種として、江戸時代後期に人の手によって誕生しています。
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目次
東京都の河津桜の名所1 新宿御苑
所在地 | 東京都新宿区内藤町11 |
アクセス | 入場口により最寄り駅は異なります |
桜も多く65品種、1100本が植栽されています。
桜には早咲きの品種も遅咲きの品種もあります。そのため新宿御苑の桜は、10月から5月まで長い期間楽しめるのが特徴です。
新宿御苑で河津桜が植栽されているのは、園内のエコハウスとサービスセンターで3本。
新宿御苑の河津桜は少ないので、河津桜だけを見に行こうと考えると期待外れになってしまう可能性もあります。
ただ、新宿御苑では河津桜と概ね同時期に、カンザクラやカンヒザクラなど、他の桜を楽しむことができます。
また、ロウバイの花が咲いている可能性もあります。
何よりも広大な敷地で、ゆったりと様々な花を楽しめる新宿御苑。河津桜の本数は少なくても、いろいろな花を楽しめそうです。
東京都の河津桜の名所2 代々木公園
所在地 | 東京都渋谷区代々木神園町2-1 |
アクセス | JR「原宿」駅より徒歩3分 東京メトロ千代田線「代々木公園」駅より徒歩3分 東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿駅)」より徒歩3分 小田急線「代々木八幡」駅より徒歩6分 |
1年中多くの人で賑わう場所で、様々なイベントも開催される人気のスポットです。
代々木公園の桜は、ソメイヨシノを中心に約700本。河津桜は、公園内中央広場の付近に10本ほど植栽されています。
新宿御苑も代々木公園も東京都の中央部にあり、しかも駅からのアクセスも抜群。
有料でも静けさの中で河津桜を楽しみたい方は新宿御苑。
多少の賑わいはあっても、無料で河津桜を楽しみたいのであれば代々木公園。
どちらへ行くか迷われている方にとっては、このあたりが選択の基準になりそうです。
東京都の河津桜の名所3 お台場海浜公園
所在地 | 東京都港区台場1-4 |
アクセス | 新交通ゆりかもめ 「お台場海浜公園」または「台場」より徒歩10分 |
そのうち河津桜は17本です。
お台場海浜公園の河津桜はそれほどの本数ではありません。しかし、この場所の何よりの特徴はロケーションの良さ。
目の前には海が広がり、ウィンドサーフィンの人気のスポットになっています。
また近くには自由の女神像や、フジテレビの本社ビルがそびえたっています。
お台場には他にもさまざまな娯楽施設があり、都内有数のデートスポットとしても知られています。
デートの途中に、ソメイヨシノよりも早く咲く河津桜を眺めに行くのもおすすめです。
東京都の河津桜の名所4 旧中川沿いの河津桜並木
所在地 | 東京都江戸川区平井3丁目(JR総武線鉄橋南側) |
アクセス | 東武亀戸線「亀戸水神駅」より徒歩15~20分 JR総武線「平井駅」より 徒歩15~20分 |
旧中川沿いの河津桜並木の何よりの魅力は、川と河津桜の並木道、総武線鉄橋と河津桜の並木道。
そして、スカイツリーと河津桜の並木道が、一度に視野に収められるところです。
最寄駅からは若干の距離はあるものの、もちろん無料で楽しむことができます。カメラ好きの方にはとてもおすすめのスポットと言えそうです。
東京都の河津桜の名所5 木場公園の河津桜並木
所在地 | 東京都江東区木場四・五丁目、平野四丁目 |
アクセス | 東京メトロ東西線「木場駅」より徒歩5分 |
ここの河津桜の本数は約100本。
大横川沿いに設けられた遊歩道で、たくさんの河津桜を楽しむことができます。
木場公園の河津桜並木は無料でありながらも、他の場所よりも本数が多いのが特徴です。
また、近くには東京都現代美術館や、観光スポットで知られる門前仲町もあります。
河津桜だけでなく、いろいろな楽しみ方ができるのが、木場公園の河津桜並木の特徴です。
東京都の河津桜の名所6 林試の森公園
所在地 | 東京都目黒区下目黒五丁目・品川区小山台二丁目 |
アクセス | 東急目黒線「武蔵小山駅」より徒歩10分 |
園内の桜はソメイヨシノなど約300本。河津桜は、園内東側の芝生広場に十数本が植栽されています。
林試の森公園は面積が広く、普段から地元の人が散策やジョギングをする場所です。
無料の施設でゆっくりと河津桜を楽しむことができます。
東京都の河津桜の名所7 桜神宮
所在地 | 東京都世田谷区新町3-21-3 |
アクセス | 東急田園都市線「桜新町駅」より徒歩2分 |
桜神宮にある河津桜の本数は2本。本数が少ないので桜神宮は河津桜の名所とは言えないかもしれません。
ただ、桜神宮の河津桜にはある特徴があります。
桜神宮で河津桜があるのは本殿の両脇。
ここにある河津桜は「えんむすびの木」として知られていて、数多くの花帯が結び付けられています。
花帯の初穂料は500円ですが、花帯に願いを書いて河津桜に結び付けることで思いがかなえられる。
桜神宮は御朱印で知られていますが、恋愛・良縁・子宝の神社としても人気があります。
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まとめ
この記事では、東京都内の河津桜の名所を7か所取り上げ、場所や特徴などをご紹介してきました。
河津桜といえば、静岡県の河津町の河津桜まつりです。河津桜まつりの季節になると、その様子がテレビなどで盛んに放送されます。
もちろん河津町の河津桜まつりは見事ですが、東京都内に住む人にとって、行くのにはちょっと遠いというのも事実です。
そこで、東京都内に住む人が気軽に河津桜を見られるようにと、東京都内の河津桜の名所をご紹介してきました。
実際、東京都内で河津桜を楽しめる場所は少なく、本数も決して多いとはいえません。
ただ、ソメイヨシノは枯死の問題があり、河津桜はどんどんと人気が高まっています。
ソメイヨシノほどにはならないにしても、これからは東京都内で河津桜を楽しめる場所が、もっと増えるかもしれないですね。
なお、河津桜が楽しめる期間は長いものの、その年の天候によって、あるいは個体差によって咲く時期は変わってきます。
概ねの開花期はご紹介してきましたが、実際に行かれる場合は、それぞれの場所のHPなどで確認をなさってください。
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