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東京都の彼岸花の名所12選!美しい群生を眺めに行きませんか

彼岸花の群生と蝶

この記事では、東京都の彼岸花の名所ということで12の場所を取り上げ、それぞれを簡単にご紹介しています。

彼岸花は、ヒガンバナ科の球根植物です。

彼岸花は、秋の彼岸の頃に咲くことからその名前が与えられていますが、曼珠沙華(マンジュシャゲ)という呼び方もされています。

また最近では、リコリスという名前でも知られるようになっています。

彼岸花は、水はけのよい土地を好み、西日のあたる場所を嫌いますが、基本的には丈夫な植物です。

そのため、彼岸花を見つけることはさほど難しくはありません。

でも、群生の彼岸花を見かけることは、案外少ないと思います。

この記事を参考に東京都の彼岸花の名所を訪ね、ぜひ、秋の1日をゆったりとお過ごしなさってください。

東京都の彼岸花の名所1(東京23区内)

1 葛西臨海公園

見ごろ9月上旬~下旬
料金無料(一部に有料施設あり)
所在地東京都江戸川区臨海町6丁目
葛西臨海公園では、園内各所で赤い彼岸花を見ることができます。

環境によって彼岸花の開花期は異なります。敷地が広大な葛西臨海公園で彼岸花が咲くのは園内各所。

そのため、他の施設より彼岸花の見ごろの時期が若干長くなっています。

なお、中央園路脇では白い彼岸花も咲き、ここでは赤と白の彼岸花を楽しむことができます。

2 旧芝離宮恩賜庭園

見ごろ9月中旬~10月上旬
料金有料
所在地東京都港区海岸1丁目
旧芝離宮恩賜庭園では、園内各所で彼岸花を見ることができます。

本数は約300本と決して多くないので、彼岸花の群生を楽しむというまではいきませんが、旧芝離宮恩賜庭園は庭園として人気の高い施設です。

日本庭園の中に溶け込んでいる彼岸花は風情があるので、群生とは異なった楽しみ方ができるかもしれません。

3 小石川後楽園

見ごろ9月中旬~10月上旬
料金有料
所在地東京都文京区後楽1丁目
小石川後楽園では、約1500本の彼岸花を園内各所で見ることができます。

小石川後楽園に隣接して東京ドームがあります。小石川後楽園では、彼岸花と、園内の景色と、東京ドームの景色が一度に楽しめます。

4 小石川植物園

見ごろ9月中旬
料金有料
所在地東京都文京区白山3-7-1
小石川植物園内の各所で彼岸花を見ることができます。特に数が多いのは、園内入口周辺です。

小石川植物園は東京大学大学院の研究機関で公園や庭園などではありませんが、様々な植物が大切に育てられています。

5 東綾瀬公園

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金無料
所在地東京都足立区東綾瀬1・2・3丁目、綾瀬3・5・6丁目、谷中1丁目
東綾瀬公園で彼岸花の群生が楽しめるのは園内F地区北側で、数は約1万株です。

なお、東綾瀬公園は綾瀬駅からすぐの場所にありますが、東綾瀬公園は細長いのが特徴。

綾瀬駅からF地区までは、徒歩で15分~20分かかります。

6 日比谷公園

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金無料
所在地東京都千代田区日比谷公園1丁目
日比谷公園で彼岸花を楽しめるのは、祝田門近くの三笠山とテニスコート周辺。

そして、有楽門近くの心字池周辺です。

数が多いのは三笠山とテニスコート周辺なので、まずはこちらに向かうのがおすすめです。

7 宝蔵院

見ごろ9月中旬
料金無料
所在地東京都葛飾区奥戸8-5-19
室町時代に創建された宝蔵院は、彼岸花の名所としても有名です。

宝蔵院の彼岸花は約1000株。敷地内の各所で彼岸花を見ることができます。

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東京都の彼岸花の名所2(東京23区外)

彼岸花の群生

8 霞丘陵自然公園

見ごろ9月中旬~下旬
料金無料
所在地東京都青梅市塩船・小曽木
つつじで有名な塩船観音寺の北側にある霞丘陵自然公園では、約2万本の彼岸花を楽しむことができます。

赤色の彼岸花が中心ですが、白や黄色の彼岸花を楽しむことができます。

9 国営昭和記念公園

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金有料
所在地東京都立川市、昭島市
国営昭和記念公園の中で彼岸花の群生が見られるのは、ふれあい橋南西斜面、こもれびの家前、こもれびの丘東側坂道沿いです。

国営昭和記念公園は広大な敷地で、咲いている場所も異なるので、見ごろの時期は場所ごとに若干異なります。

国営昭和記念公園の彼岸花は、合わせて1000㎡で、2万株の彼岸花を楽しむことができます。


10 神代植物公園

見ごろ9月下旬~10月上旬
料金有料
所在地東京都調布市深大寺元町2・5丁目、深大寺北町1・2丁目、深大寺南町4・5丁目
神代植物公園では、園内各所で彼岸花を見ることができます。

その中で群生を楽しめるのは、神代植物公園付属の水生植物園。

水生植物園では約120㎡にわたって、彼岸花の群生を楽しむことができます。

なお、神代植物公園は有料ですが、水生植物園については無料で入場することができます。

11 野川公園

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金無料
所在地東京都調布市野水1・2丁目、小金井市東町1丁目、三鷹市大沢2・3・6丁目
野川公園で彼岸花が楽しめるのは「自然観察園」です。

自然観察園の中に「ヒガンバナ群生地」があり、ここでたくさんの彼岸花を眺めることができます。

なお、自然観察園は無料の施設ですが、門があるので開園時間外は中に立ち入ることはできません。

12 府中市郷土の森博物館

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金有料
所在地東京都府中市南町6丁目
府中市郷土の森博物館で彼岸花の群生を見られるのは、川崎平右衛門広場です。

ここにある彼岸花は約20万株。赤が中心ですが、白い花を咲かせる彼岸花もあります。

さいごに

彼岸花の群生
この記事では、東京都の彼岸花の名所ということで、合計12か所をご紹介してきました。

ただ、ご紹介してきたのは基本的な情報のみです。

この記事を読んで、行きたい場所あるいは行けそうな場所が見つかりましたら、その施設のHPをご参照いただき、アクセスや料金などを確認なさってください。

また、見ごろの時期をご紹介してきましたが、その年の天候等によって咲く時期にずれが生じることもあります。

彼岸花は開花期が短い植物なので、この点も注意が必要です。

HPによっては、その年の開花状況を伝えているところもあるので、こちらについても、ご確認をお願いします。

彼岸花は単独でも楽しむことはできますが、より見事なのは群生。彼岸花の群生は秋を華やかなものにしてくれます。

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