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東京都の彼岸花の名所17選!美しい群生を眺めに行きませんか

彼岸花の群生と蝶
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この記事では、東京都の彼岸花の名所ということで17の場所を取り上げ、それぞれを簡単にご紹介します。

彼岸花は、ヒガンバナ科の球根植物です。

彼岸花は、秋の彼岸の頃に咲くことからその名前がつけられていますが、曼珠沙華(マンジュシャゲ)という呼び方もされています。

また最近では、リコリスという名前でも知られるようになっています。

彼岸花は、水はけのよい土地を好み、西日のあたる場所を嫌いますが、基本的には丈夫な植物です。

そのため、彼岸花を見つけることはさほど難しくはありません。

ただ、群生の彼岸花を見かけることは、案外少ないと思います。

この記事を参考に東京都の彼岸花の名所を訪ね、ぜひ、秋の1日をゆっくりとお過ごしになってください。

東京都の彼岸花の名所【東京23区内】

日比谷公園【千代田区】

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金無料
所在地東京都千代田区日比谷公園1丁目
日比谷公園で彼岸花を楽しめるのは、祝田門近くの三笠山とテニスコート周辺。

そして、有楽門近くの心字池周辺です。

数が多いのは三笠山とテニスコート周辺なので、まずはこちらに向かうのがおすすめです。

旧芝離宮恩賜庭園【港区】

見ごろ9月中旬~10月上旬
料金有料
所在地東京都港区海岸1丁目
旧芝離宮恩賜庭園では、園内各所で彼岸花を見ることができます。

本数は約300本と多くないので、彼岸花の群生を楽しむというまではいきませんが、旧芝離宮恩賜庭園は庭園として人気の高い施設です。

日本庭園の中に溶け込んでいる彼岸花は風情があるので、群生とは異なった楽しみ方ができるかもしれません。

葛西臨海公園【江戸川区】

見ごろ9月上旬~下旬
料金無料(一部に有料施設あり)
所在地東京都江戸川区臨海町6丁目
葛西臨海公園では、園内各所で赤い彼岸花を見ることができます。

環境によって彼岸花の開花期は異なります。敷地が広大な葛西臨海公園で彼岸花が咲くのは園内各所。

そのため、他の施設より彼岸花の見ごろの時期が若干長くなっています。

なお、中央園路脇では白い彼岸花も咲き、ここでは赤と白の彼岸花を楽しむことができます。

小石川後楽園【文京区】

見ごろ9月中旬~10月上旬
料金有料
所在地東京都文京区後楽1丁目
小石川後楽園では、約1,500本の彼岸花を園内各所で見ることができます。

小石川後楽園に隣接して東京ドームがあります。小石川後楽園では、彼岸花と、園内の景色と、東京ドームの景色が一度に楽しめます。

小石川植物園【文京区】

見ごろ9月中旬
料金有料
所在地東京都文京区白山3-7-1
小石川植物園内の各所で彼岸花を見ることができます。特に数が多いのは、園内入口周辺です。

小石川植物園は東京大学大学院の研究機関で公園や庭園などではありませんが、様々な植物が大切に育てられています。

東綾瀬公園【足立区】

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金無料
所在地東京都足立区東綾瀬1・2・3丁目、綾瀬3・5・6丁目、谷中1丁目
東綾瀬公園で彼岸花の群生が楽しめるのは園内F地区北側で、数は約1万株です。

なお、東綾瀬公園は綾瀬駅からすぐの場所にありますが、東綾瀬公園は細長いのが特徴。

綾瀬駅からF地区までは、徒歩で15分~20分かかります。

水元公園【葛飾区】

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金無料
所在地東京都葛飾区水元公園、水元猿町、東金町5・8丁目他
水元公園は、ハナショウブやハスやメタセコイアの紅葉など、1年を通してさまざまな植物を楽しむことができます。

水元公園の彼岸花は「はなしょうぶ園」の北側の小高い丘にあります。

水元公園の彼岸花の規模はそれほど大きくありませんし、同時期に楽しめる花もあまりありませんが、のんびりと心地よく過ごすことができます。

宝蔵院【葛飾区】

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金無料
所在地東京都葛飾区奥戸8-5-19
室町時代に創建された宝蔵院は、彼岸花の名所としても有名です。

宝蔵院の彼岸花は約1000株、赤が多いものの白や黄色の彼岸花もあります。

なお、宝蔵院の彼岸花は本堂前や薬師堂前など各所で見ることができます。

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東京都の彼岸花の名所【東京23区外】

彼岸花の群生

神代植物公園【調布市】

見ごろ9月下旬~10月上旬
料金有料
所在地東京都調布市深大寺元町2・5丁目、深大寺北町1・2丁目、深大寺南町4・5丁目
神代植物公園では、園内各所で彼岸花を見ることができます。

その中で群生を楽しめるのは、神代植物公園付属の水生植物園です。

水生植物園では約120㎡にわたって、彼岸花の群生を楽しむことができます。

なお、神代植物公園は有料ですが、水生植物園は無料で入園することができます。

野川公園【調布市】

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金無料
所在地東京都調布市野水1・2丁目、小金井市東町1丁目、三鷹市大沢2・3・6丁目
野川公園で彼岸花が楽しめるのは「自然観察園」です。

自然観察園の中に「ヒガンバナ群生地」があり、ここでたくさんの彼岸花を眺めることができます。

なお、自然観察園は無料の施設ですが、門があるので開園時間外は中に立ち入ることはできません。

国営昭和記念公園【立川市】

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金有料
所在地東京都立川市、昭島市
国営昭和記念公園の中で彼岸花の群生が見られるのは、ふれあい橋南西斜面、こもれびの家前、こもれびの丘東側坂道沿いです。

国営昭和記念公園は広大な敷地で、咲いている場所も異なるので、見ごろの時期は場所ごとに若干異なります。

国営昭和記念公園の彼岸花は、合わせて1,000㎡で、2万株の彼岸花を楽しむことができます。

根川緑道【立川市】

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金無料
所在地東京都立川市
根川緑道は多摩川の支流の根川沿いに設けられた、長さ約1,400m、面積約35,000㎡、東西に伸びる細長い公園です。

根川緑道はAゾーンからDゾーンまで4つに区分され、各ゾーンで彼岸花を見ることができます。

その中でとりわけ彼岸花が多いのは、多摩都市モノレール「柴崎体育館駅」近くのBゾーンです。

府中市郷土の森博物館【府中市】

見ごろ9月中旬~9月下旬
料金有料
所在地東京都府中市南町6丁目
府中市郷土の森博物館で彼岸花の群生を見られるのは、川崎平右衛門広場です。

ここにある彼岸花は約35万株。赤が中心ですが、白い花の彼岸花もあります。

高幡不動尊【日野市】

見ごろ9月中旬~下旬
料金無料
所在地東京都日野市高幡733
高幡不動尊には、四国八十八ケ所巡拝を模して造られた巡拝コース「山内八十八ケ所巡拝路」があります。

巡拝路は初夏の紫陽花で有名ですが、秋には彼岸花を楽しむことができます。

大木島自然公園【日野市】

見ごろ9月中旬~下旬
料金無料
所在地東京都日野市万願寺6-6
大木島自然公園では、園内各所で彼岸花を楽しむことができます。

公園の面積はそれほど広くなく、概ね平坦な土地に立地し、園路やベンチも設けられているので、のんびりと彼岸花を眺めることができます。

なお、前述の高幡不動尊とは徒歩で15分~20分の距離にあります。

塩船観音寺・霞丘陵自然公園【青梅市】

見ごろ9月中旬~下旬
料金無料
所在地(霞丘陵自然公園)東京都青梅市塩船・小曽木
紫陽花で知られた霞丘陵自然公園と、つつじと紫陽花で有名な塩船観音寺では、秋になると彼岸花を楽しむことができます。

霞丘陵自然公園と塩船観音寺は隣接しているので、彼岸花を見に行かれたら合わせて訪ねるのがおすすめです。

吹上しょうぶ公園【青梅市】

見ごろ9月中旬~下旬
料金無料
所在地東京都青梅市吹上425番地
ハナショウブで人気の吹上しょうぶ公園は、秋になると彼岸花を楽しむことができます。

彼岸花の数はとりわけ多くないものの、ハギやコスモスなど秋の花を楽しんだり、谷戸地(やとち)ならではの景色を眺めることができます。

また、前述の霞丘陵自然公園や塩船観音寺とは徒歩20分程度の場所にあるので、合わせて訪ねるのも良いかもしれません。

さいごに

彼岸花の群生
この記事では、東京都の彼岸花の名所ということで、合計17の場所をご紹介しました。

ただ、ご紹介したのは基本的な情報のみです。

この記事を読んで、行きたい場所あるいは行けそうな場所が見つかりましたら、その施設のHPをご参照いただき、アクセスや料金などを確認なさってください。

また、見ごろの時期もご紹介しましたが、その年の天候等によって咲く時期にずれが生じることもあります。

彼岸花は開花期が短い植物なので、この点も注意が必要です。

HPによっては、その年の開花状況を伝えているところもあるので、こちらも確認をお願いします。

彼岸花は単独でも楽しむことはできますが、より見事なのは群生。彼岸花の群生は秋を華やかなものにしてくれます。

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