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東京都町田市にある薬師池公園は面積14万㎡の市立公園で、梅・桜・花菖蒲・紫陽花・蓮・椿など四季折々の花が楽しめることで知られています。
その薬師池公園で初秋に楽しめるのが彼岸花です。
この記事では、薬師池公園で彼岸花が楽しめる場所や見頃の時期などを、私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えします。
薬師池公園の基本情報
所在地 | 東京都町田市野津田町3270番地 |
休園日 | 年中無休 |
開園時間 | 午前6時~午後6時(6月~8月は午前6時~午後7時) |
入園 | 無料 |
アクセス | 小田急町田駅北口よりバス「薬師池」または「薬師ヶ丘」停留所下車 |
駐車場 | あり |
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薬師池公園の彼岸花の場所
薬師池公園でまとまった数の彼岸花が見られるのは、梅林近くの旧永井家住宅です。
旧永井家住宅は、江戸時代中期に建てられた農家で、別の場所にあったものを昭和49年に薬師池公園に移築、現在では国指定重要文化財に指定されています。
彼岸花は旧永井家住宅周辺にありますが、特に住宅背後の山の斜面に多く植えられています。
ここの彼岸花は、赤い絨毯のような景色が楽しめるほど数が多いわけではありませんが、古民家と彼岸花、周囲の自然と彼岸花の景色は趣きがあります。
また、薬師池公園内では旧荻野家住宅周辺にも、数は少ないながらも彼岸花が植えられています。
旧荻野家住宅は江戸時代末期に医院兼住居として造られたもので、別の場所にあったものを昭和49年に薬師池公園に移築、現在では東京都指定有形文化財になっています。
こちらも、古民家と彼岸花の景色が楽しめますし、隣接する萬葉草花苑の様々な草花も合わせて楽しむことができます。
旧永井家住宅と旧荻野家住宅は徒歩数分の場所にあります。
合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか。
薬師池公園の彼岸花の見頃
私が薬師池公園を訪ねたのは秋分の日直後です。
薬師池公園の彼岸花は赤が中心ですが、白い花を咲かせる彼岸花もあります。
一般的に、白い彼岸花は見頃が早く、赤い彼岸花は見頃が少し遅れると言われています。
私が訪ねた時、白い彼岸花はまだ咲いているものもあったものの、一部は色あせ始めていました。
一方、赤い彼岸花は咲いているものだけでなく、これから咲こうとする蕾も目立っていました。
私が訪ねた年の秋分の日の頃は、白い彼岸花は見頃、赤い彼岸花は見頃の始まりの頃であったようです。
なお、薬師池公園に設置されていた案内板には、彼岸花の見頃は9月中旬~9月下旬と書かれていました。
彼岸花はその年の天候で見頃が変わり、見頃の期間が短い花なので、訪ねる時期に注意が必要ですが、やはり秋のお彼岸の頃に見頃を迎えることが多いように思われます。
まとめ
この記事では、薬師池公園で彼岸花が楽しめる場所や見頃の時期などを、私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えしました。彼岸花の花が咲く時期、他に楽しめる花はそれほど多くありません。
ただ、彼岸花の花が咲く頃は暑さも過ぎつつある頃で、散策をしていると所々で秋の気配を感じ取ることができます。
薬師池公園は景色も美しい場所です。
彼岸花の花が咲く頃に、訪ねてみてはいかがでしょうか。
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