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この記事では、東京都内のコスモス畑で名所と言われる場所を7か所とりあげ、それぞれを簡単にご紹介していきます。
秋の花の代表格と言えばコスモス。秋になると多くの人がコスモスの名所を訪れるようになります。
コスモスは草丈が高いので、秋の台風などに直撃されてしまうと倒れてしまうこともあります。
でも基本的には丈夫な花で、種から簡単に育てることができ、また前の年のこぼれ種からも花を咲かせることもあります。
コスモスは街の至る所で見られる花ですが、それでもコスモス畑といわれるほどコスモスの群生を楽しめる場所は、それほど多くはありません。
ぜひ、この記事を参考に、東京都内のコスモス畑で名所と言われる場所を訪ね、秋の気配を楽しんでみてください。
目次
東京のコスモス畑1 国営昭和記念公園
見ごろ | 9月中旬~10月下旬 |
料金 | 有料 |
所在地 | 東京都立川市、昭島市 |
東京都内だけではなく首都圏で最大級のコスモス畑を有するのが、国営昭和記念公園です。
また、国営昭和記念公園では全部で30種類のコスモスが育てられていて、様々なコスモスを楽しむことができます。
例年、国営昭和記念公園では「コスモスまつり」が開催されますが、その会期は9月中旬から10月下旬まで。
いくつものコスモス畑と、たくさんの品種が育てられているため、コスモスまつりの会期もかなり長く設定をされています。
そこで国営昭和記念公園については、コスモス畑ごとに品種や見ごろの時期をご紹介していきます。
コスモス見本園
品種 | 30種類 |
見ごろ | 10月上旬~11月上旬 |
コスモス見本園の名前のとおり、ここでは様々なコスモスを楽しむことができます。
また品種ごとに開花する時期が異なるので、コスモスを楽しめる期間が長いのも特徴です。
国営昭和記念公園のコスモス畑の中では規模は大きくありませんが、コスモス見本園は訪ねてみたい場所です。
花の丘
品種 | センセーション |
見ごろ | 10月中旬~10月下旬 |
花の丘は国営昭和記念公園の北側にあり、ここで楽しめるのがセンセーションです。
センセーションとは
センセーションは、丈夫で育てやすいという特性から、コスモスの中でも代表的な品種として景観づくりに利用されることが多いコスモスです。
花径は7㎝程度で、花の色は白・ピンク・赤です。
原っぱ東花畑
品種 | レモンブライト |
見ごろ | 9月中旬~10月上旬 |
原っぱ東花畑は国営昭和記念公園の東側にあり、概ねですが、コスモス見本園と花の丘の間に位置しています。
レモンブライトとは
草丈は50~60㎝と、コスモスの中では低い部類に属する品種です。性質は丈夫なので、レモンブライトの群生はとても見事な景色を作り出してくれます。
原っぱ西花畑
品種 | イエローキャンパス・イエローガーデン・オレンジキャンパス |
見ごろ | 10月下旬 |
原っぱ西花畑に植えられているのは複数の品種ですが、黄色やオレンジのコスモスが中心になります。
原っぱ西花畑のコスモス
〇 イエローガーデンは、日本で開発された黄色のコスモスです。
〇 イエローキャンパスは、イエローガーデンが品種改良されたもので、咲き始めは白、少しずつ鮮やかな黄色に変わっていきます。
〇 オレンジキャンパスは、淡いオレンジ色の花を咲かせるコスモスです。
東京のコスモス畑2 葛西臨海公園
見ごろ | 9月上旬~10月中旬 |
料金 | 無料(一部に有料施設あり) |
所在地 | 東京都江戸川区臨海町6丁目 |
芝生広場は葛西臨海公園の西側に位置しています。芝生広場の近くには大観覧車があるので、それが目印になります。
展望広場は葛西臨海公園の南側に位置しています。葛西臨海公園駅より向かう場合、葛西臨海公園の入り口から駅を背に向けて中央園路を直進すると展望広場に到着します。
葛西臨海公園のコスモス畑で楽しめるのはキバナコスモスが中心。ただ数は少ないものの、ピンクや赤のセンセーションも楽しむことができます。
また、コスモスの最盛期を迎える頃の土曜日や日曜日には、コスモス摘みができる日が設けられています。
東京のコスモス畑3 浜離宮恩賜庭園
見ごろ(キバナコスモス) | 9月中旬~9月下旬 |
見ごろ(コスモス) | 9月下旬~10月上旬 |
料金 | 有料 |
所在地 | 東京都港区海岸1丁目 |
浜離宮恩賜庭園のコスモスの特徴は、キバナコスモスと普通のコスモスの2つが群生しているところです。
もっとも咲く時期には若干のずれがあり、キバナコスモスの最盛期が過ぎたころにコスモスの開花が始まります。
お花畑はいくつかの区画に分かれていますが、キバナコスモスだけが楽しめるところ、コスモスだけが楽しめるところ、2つが混生されているところ。
さまざまなコスモスの景色を楽しむことができます。
なお、秋のお花畑はコスモスですが、春のお花畑は一面の菜の花になります。
浜離宮恩賜庭園のお花畑は、春は菜の花畑、秋はコスモス畑と、1年に2回楽しむことができます。
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東京のコスモス畑4 小金井公園
見ごろ | 10月上旬~10月下旬 |
料金 | 無料 |
所在地 | 東京都小金井市関野町1丁目 |
ここでは数種類のコスモスが育てられていて、約10万本のさまざまな色のコスモスを楽しむことができます。
また、コスモスの花が最盛期を迎える10月下旬の土曜日と日曜日の2日間「コスモスまつり」が開催されます。
コスモスまつりでは、コスモスの花摘み体験の他、体験教室など様々なイベントが開催されます。
小金井公園のコスモスまつりは、ファミリーにおすすめのイベントです。
東京のコスモス畑5 しながわ花海道
見ごろ | 9月上旬~10月下旬 |
料金 | 無料 |
所在地 | 東京都品川区東大井2丁目 |
地元の商店街が中心となり季節ごとの花を植え始めたのが、しながわ花海道の始まりです。
しながわ花海道の距離は約1.5㎞で、コスモスの数は約10万本。
白・ピンク・赤・オレンジと様々な色のコスモスを楽しむことができます。
運河沿いの遊歩道の一方には運河、反対側には堤沿いに植えられたコスモス。
しながわ花海道があるのは、京浜急行「立会川」駅より徒歩5分の場所で、しながわ花海道を歩くのはもちろん無料。
駅からのアクセスが抜群で、運河とコスモスを合わせて楽しめる、しながわ花海道は、新たな東京都内のコスモスの名所となりつつあります。
なお、しながわ花海道では、秋のコスモスだけでなく、春には菜の花を楽しむことができます。
東京のコスモス畑6 足立区都市農業公園
見ごろ | 9月下旬~11月上旬 |
料金 | 無料 |
所在地 | 東京都足立区鹿浜2丁目 |
足立区都市農業公園のコスモス畑は新芝川河川敷の大花壇にあります。
河川敷の大花壇では、春はチューリップ、秋はコスモスを楽しむことができます。
河川敷大花壇の面積は約2,200㎡で、約6万本のコスモスを楽しむことができます。
また、コスモスの開花期が終わりを迎える11月上旬の土曜日・日曜日には、コスモスの摘み取りのイベントも開催されています。
ここのコスモスは白・ピンクなど美色混合のコスモスとキバナコスモスが中心。河川敷の開けた場所で風にそよぐコスモスは風情があります。
東京のコスモス畑7 秋留台公園
見ごろ | 9月中旬~10月下旬 |
料金 | 無料 |
所在地 | 東京都あきる野市二宮・平沢 |
秋留台公園のコスモスは、噴水の周りやコスモスの丘で見ることができます。
品種はセンセーションが中心ですが、キバナコスモスを見ることもできます。
秋留台公園のコスモスが育てられている面積は約200㎡、本数は約1000本ということで規模は大きくはありませんが、コスモスの丘の隣には芝生広場もありのんびりと1日を過ごすことができます。
まとめ
この記事では、東京のコスモス畑で名所と言われる場所を7か所とりあげ、それぞれを簡単にご紹介してきました。
ところでコスモスは秋に咲く花の代表格ですが、秋にはコスモスだけでなくさまざまな花を楽しむことができます。
その中の一つが彼岸花ですが、今回ご紹介した中でも、国営昭和記念公園・葛西臨海公園・浜離宮恩賜庭園などは東京の彼岸花の名所としても知られています。
コスモスと彼岸花では開花する時期が少し異なることもありますが、もしかしたら同時に楽しめることがあるかもしれません。
コスモスと彼岸花を両方楽しみたいという方は、ぜひ、開花時期を確認してお出かけください。
ただ、ご紹介してきたのは東京のコスモス畑に関する基本的情報のみです。
実際に、行きたい場所あるいは行けそうな場所が見つかりましたら、そこのHPをご参照いただきアクセスや料金など確認なさってください。
また、見ごろの時期をご紹介してきましたが、その年の天候等によって咲く時期にずれが生じることもあります。
HPで開花状況を伝えているところもあるので、こちらについてもご確認をなさってください。
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