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長瀞観光を車で日帰りする!秋は七草寺巡りがおすすめです

長瀞の風景
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埼玉県秩父郡長瀞町。

埼玉県は観光地が少ないと揶揄されることも多いようですが、そんな中でも長瀞は埼玉県の代表的な観光名所として知られています。

長瀞には秩父鉄道で行くこともできますが、車で行く人も多いのではないでしょうか。

ところで、長瀞にはたくさんの観光名所があり、いつもたくさんの人で賑わう場所ですが、秋にはどのような楽しみ方があるのでしょうか。

代表的なのは「紅葉狩り」かもしれませんが、この記事では秋でも紅葉より少し前に楽しめる、七草寺巡りのご紹介していこうと思います。

秋の始まりに長瀞観光を車で日帰りする。

長瀞の秋の七草寺巡りは、のんびりと1日を過ごしたい方におすすめです。

それでは、最初に秋の七草をご紹介し、次に長瀞の秋の七草寺巡りについてお伝えをしていきます。

秋の七草とは(50音順)

尾花おばな(すすきのことです)
女郎花おみなえし
桔梗ききょう
くず
撫子なでしこ
はぎ
藤袴ふじばかま
七草で有名なのは、春の七草と秋の七草です。(あまり知られてはいませんが、夏の七草や冬の七草もあります。)

春の七草と秋の七草の大きな違いは、春の七草が食べられるのに対して(七草粥)、秋の七草は一般的には食べられないものということです。

秋の七草は、鑑賞して楽しむものと言えそうです。

秋の七草そのものはどこでも見ることができますが、長瀞では七つの寺院でそれぞれ1種類ずつが植えられていて、七草寺巡りをすることで秋の七草を楽しむことができます。

秋の七草1 尾花(おばな)

尾花はイネ科の多年生植物です。尾花は、別名のすすきの方が知られているかもしれません。

草丈は高いもので約2m、茎の先に白っぽい花穂をつけます。

秋の七草2 女郎花(おみなえし)

秋の七草の女郎花
女郎花はオミナエシ科の多年生植物です。

草丈は高いもので約1m、花の色は黄色です。

秋の七草3 桔梗(ききょう)

秋の七草の桔梗
桔梗はキキョウ科の多年生植物です。

草丈は高いもので約1m、花の色は青紫色ですが、白やピンクの花を咲かせるものもあります。

秋の七草4 葛(くず)

秋の七草の葛
葛はマメ科でつる性の植物です。

草丈は10m以上になり、紫色で芳香のある花を咲かせます。

秋の七草5 撫子(なでしこ)

撫子ナデシコ科の多年生植物です。

草丈は高いもので約50cm、花の色はピンクですが、白い花を咲かせるものもあります。

秋の七草6 萩(はぎ)

秋の七草の萩
萩はマメ科の落葉低木で、赤紫色の花を咲かせます。

秋の七草7 藤袴(ふじばかま)

秋の七草の藤袴
藤袴は、キク科の多年生植物です。

草丈は高いもので1m超、10㎝程度の花穂に芳香のある白い小さな花をたくさん咲かせます。

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長瀞の七草寺巡りができる7つの寺院

それでは、秋の長瀞観光。秋に日帰りで七草寺巡りをする、7つの寺院をご紹介します。

なお車で巡る場合、各寺院はそれほど遠く離れているわけではないので、見学する時間を除けば2時間以内で巡ることができます。

ただ、車ではなくハイキングをしながらという方もいるかもしれないので、ここでは7つの寺院を秩父鉄道の駅を中心にご紹介していきます。

秩父鉄道樋口駅周辺

秋の七草寺巡り1 道光寺

所在地埼玉県秩父郡長瀞町岩田735
アクセス樋口駅より徒歩10分(駅の南東)
秋の七草尾花
時期9月上旬~10月下旬
道光寺で楽しめる秋の七草は尾花(すすき)です。

尾花はどこでも見かけることができますが、道光寺の尾花はとにかく大きいのが特徴です。

なお道光寺には隣接して大きな駐車場があります。

秩父鉄道野上駅周辺

秋の七草寺巡り2 遍照寺

所在地埼玉県秩父郡長瀞町野上下郷2322
アクセス野上駅より徒歩35分(駅の東北)
秋の七草
時期8月上旬~9月中旬
遍照寺で楽しめる秋の七草は葛で、境内の至る所で葛を見ることができます。

遍照寺に境内に車を置ける場所はありますが悪路を通らなければいけないので、一般的には少し離れた場所にある駐車場に止め、そこから山道を数分歩き遍照寺に向かいます。

長瀞の七草寺巡りでは、一番の難所といわれているようです。

秋の七草寺巡り3 洞昌院

所在地埼玉県秩父郡長瀞町野上下郷2868
アクセス野上駅より徒歩20分(駅の東北)
秋の七草
時期7月中旬~10月下旬
洞昌院で楽しめる秋の七草は萩で、1万本以上ある萩を境内の至る所で見ることができます。

とりわけ、100m以上続く参道の両脇に咲く萩の花は見事です。

駐車場は参道の手前にありますが、ここまでは細い道が多いので注意が必要です。

秋の七草寺巡り4 多宝寺

所在地埼玉県秩父郡長瀞町本野上40
アクセス野上駅より徒歩10分(駅の南東)
秋の七草桔梗
時期7月下旬~9月上旬
多宝寺にはたくさんの桔梗が育てられていて、一面に咲く桔梗の花は見ごたえがあります。

駐車場は多宝寺の近くに設置されています。

秋の七草寺巡り5 法善寺

所在地埼玉県秩父郡長瀞町井戸476
アクセス野上駅より徒歩10分(駅の南)
秋の七草藤袴
時期9月上旬~10月下旬
法善寺は春のしだれ桜で有名ですが、秋には藤袴を楽しむことができます。藤袴を楽しめるのは境内の庭園が中心になります。

なお、駐車場は法善寺近くの道路沿いに設置しています。

秋の七草寺巡り6 真性寺

所在地埼玉県秩父郡長瀞町本野上436
アクセス野上駅より徒歩10分(駅の南西)
秋の七草女郎花
時期7月中旬~9月上旬
真性寺には、本堂に近い花畑にたくさんの女郎花が育てられています。

駐車場は真性寺から少し離れたところに数台分設置されています。

秩父鉄道長瀞駅周辺

秋の七草寺巡り7 不動寺

所在地埼玉県秩父郡長瀞町本野上436
アクセス長瀞駅より徒歩15分(駅の北)
秋の七草撫子
時期7月下旬~9月上旬
不動寺があるのは、宝登山ロープウェイ駐車場の奥です。

そのため車で不動寺へ行くときは、宝登山ロープウェイ駐車場に車を停めることになります。

宝登山ロープウェイ駐車場は有料ですが、不動寺に行くと伝えると「無料」になるという情報があります。

長瀞の七草寺巡りのおすすめの時期

秋の植物は、長い期間楽しめるものが多いという特徴があります。

秋の七草も花期を楽しめる期間が長いので、七草寺巡りを楽しめる期間も長くなります。

ただし、それぞれの植物の花期には若干のずれがあるのも確かです。秋の七草のすべてを楽しむためには、時期を選ぶ必要がありそうです。

では、その時期はいつでしょうか。

例年であれば、それは9月上旬になります。

9月上旬になると、町の観光協会や秩父鉄道などが中心となり、さまざまなイベントを企画しています。

その時期に合わせて、七草寺巡りをするのがおすすめです。

長瀞の七草寺巡りの巡り方

長瀞の七草寺巡りの寺院はは、比較的狭い範囲に点在しています。

ただし、不動寺だけは他のお寺などとちょっとばかり距離があります。

他の6つの寺は秩父鉄道の樋口駅または野上駅周辺にあり、この両駅は近距離に位置しています。

しかし、不動寺だけは長瀞駅、少し離れています。

車で七草寺巡りをするのであれば問題ありません。でも、ハイキングやサイクリングだとこのあたりに注意が必要です。

まとめ

この記事では、長瀞観光を車で日帰りするということで、秋の七草寺巡りについてお伝えをしてきました。

埼玉県でも有数の観光名所である長瀞では、1年を通じて何かしらの観光を楽しむことができます。

秋の七草寺巡りは、その中でも少しばかり地味な印象もあります。

でも、長瀞観光・車・日帰りをキーワードとして思い浮かぶものの一つが、秋の秋の七草寺巡りです。

長瀞の秋の七草寺巡りは、それほど有名ではなく、観光客が大挙して訪ねるということもあまりありません。

しかし、それだけに長瀞の秋をじっくりと楽しむことができると言えそうです。

9月初旬の晴れた日に、長瀞で秋の七草寺巡りを楽しんでみませんか。

長瀞「秋の七草寺巡り」のまとめ

寺院名最寄り駅秋の七草花の時期
道光寺樋口駅尾花9月上旬~10月下旬
遍照寺野上駅8月上旬~9月中旬
洞昌院野上駅7月中旬~10月下旬
多宝寺野上駅桔梗7月下旬~9月上旬
法善寺野上駅藤袴9月上旬~10月下旬
真性寺野上駅女郎花7月中旬~9月上旬
不動寺長瀞駅撫子7月下旬~9月上旬

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