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寺坂棚田の特徴や彼岸花の魅力などをまとめてお伝えします

寺坂棚田の彼岸花
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埼玉県秩父郡横瀬町には、埼玉県内最大級の約5.2haの棚田があり、埼玉県で唯一『つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田100選)』に認定されています。

その寺坂棚田では、初秋にたくさんの彼岸花を眺めることができます。

この記事では、寺坂棚田の彼岸花の特徴や魅力などをお伝えします。

寺坂棚田の基本情報

所在地埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬1846
アクセス西武秩父線「横瀬駅」より徒歩15分
西武秩父線「西武秩父駅」より徒歩40分
秩父鉄道「御花畑駅」より徒歩40分
駐車場あり(無料)
寺坂棚田には、駐車場やトイレが設置されています。

また、彼岸花の季節には臨時の駐車場も設けられます。

それでも土曜日や日曜日は相当に混雑することが予想されるので、電車でのアクセスがおすすめです。

つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田100選)とは

棚田は食料の供給だけでなく、景観の形成などにも重要な役割を果たしてきました。

平成11年には農林水産省により「日本の棚田百選」が認定されましたが、担い手の減少などで荒廃する棚田も多くなってしまいました。

そこで、令和元年に改めて優良な棚田として認定されたのがポスト棚田100選です。

寺坂棚田や彼岸花の特徴

寺坂棚田の彼岸花と稲田
横瀬駅から向かった場合、駅から国道299号までは緩やかな下り坂が続きます。

299号を少し歩くと、今度は上り坂がしばらく続き、寺坂棚田に到着します。

横瀬駅の改札は1か所で、途中には寺坂棚田の案内板などもあるので、迷う心配はなさそうです。

寺坂棚田は名前が示すように、傾斜地にたくさんの田んぼがあります。

ここでは田んぼが主役なので、歩けるのは畦道。

しかも、ある程度の幅がある畦道に限られますが、歩ける道はたくさんありますし、一部には舗装された所もあります。

寺坂棚田に植えられている彼岸花は200万球、多くは畦道と田んぼの境に植えられています。

花の色は多くは赤ですが、一部に白い花の彼岸花もあります。

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寺坂棚田の彼岸花の魅力

寺坂棚田の彼岸花と収穫された稲
ここでは寺坂棚田の彼岸花の魅力をいくつかお伝えします。

まず最大の魅力は圧倒的な彼岸花の数で、管理も行き届いているためか、あちこちで彼岸花のきれいな群生を見ることができます。

また彼岸花の周囲にあるのは田んぼです。

彼岸花の見頃の時期は米の収穫時期なので、収穫直前あるいは収穫したばかりの田の風景を見ることができます。

田んぼの畦道に彼岸花があるのは珍しい事ではありませんが、これだけの規模の田と彼岸花が見られる場所は多くありません。

そして、寺坂棚田からは武甲山が目の前に見えます。寺坂棚田の彼岸花と武甲山は、ここだけでしか見られないものです。

まとめ

寺坂棚田の彼岸花と武甲山
寺坂棚田は彼岸花の数が多いだけでなく、ここだけでしか見られない景色があります。

それだけでも訪ねる価値は十分にありますが、少し歩けば秩父市の市街地に行くこともできます。

寺坂棚田と秩父の市街地の散策の組み合わせも魅力的です。

なお、寺坂棚田では彼岸花の見頃の時期にイベントが開催されています。また、彼岸花の見頃はその年の天候によって変わります。

寺坂棚田の彼岸花を見に行かれるときは、寺坂棚田のホームページを確認の上、お出かけになってください。

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