埼玉県の花

埼玉の蓮の名所4選!場所や特徴などを簡単にご紹介します

行田市の古代蓮の里

初夏から夏にかけて水面の上に葉を伸ばし、さらにその上に花を咲かせるのが蓮の花です。

水面の上に大きな花を咲かせる蓮は、夏の暑い時期でも涼しさを感じさせてくれます。

蓮は多年生の水生植物なので、どこでも見かけられるわけではありませんが、この記事では埼玉の蓮の名所4選ということで、それぞれの場所や特徴などを簡単にご紹介します。

埼玉の蓮の名所1 古代蓮の里

所在地埼玉県行田市大字小針2375-1
アクセスJR行田駅東口より行田市市内循環バス
秩父鉄道行田市駅南口より行田市市内循環バス
何れも古代蓮の里で下車
駐車場園内2か所(普通車490台、大型バス 8台)
花蓮開花時期(6月中旬~8月上旬)は有料、普通自動車1台1日500円他料金設定あり
その他の期間は無料
行田市の蓮は埼玉県内で随一の規模を誇り、知名度がとても高い蓮の名所として知られています。

古代蓮の里は、名前のとおり行田市の天然記念物に指定されている「古代蓮」をシンボルとする公園で、古代蓮の里(公園)と古代蓮会館が中心になっています。

古代蓮の里(公園)には複数の池があり、古代蓮池(東)、古代蓮池(西)、水鳥の池、水生植物園、世界の蓮園などでは、行田蓮を始めさまざまな蓮が育てられています。

古代蓮の里(公園)は無料で終日開放の施設です。

一方、古代蓮会館は有料の施設で休館日や開館時間が定められています。

古代蓮会館ではさまざまな展示などが行われ、地上50メートルの展望室からは周囲の景観を眺めることもできます。

古代蓮の里で中心になる蓮は行田蓮(古代蓮)です。行田蓮は1400年~3000年前の原始的な蓮と言われていて、淡いピンク色の花を咲かせます。

行田市の古代蓮の里は、埼玉の蓮の名所の代表と言えそうです。

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埼玉の蓮の名所2 原市沼

所在地埼玉県上尾市原市・北足立郡伊奈町
アクセス埼玉新都市交通「沼南駅」より徒歩5分
原市沼の大きな特徴は、地元のボランティア団体の方々の尽力で運営されていることです。

原市沼の蓮は、行田市より譲り受けた古代蓮が中心ですが、他にもオニハス・シロハス・睡蓮などの水生植物もあります。

原市沼の古代蓮の見ごろの時期は概ねですが7月中旬~8月中旬。

原市沼で蓮がある場所はフェンスで囲われていて、蓮の開花期で花が咲いている時間帯だけ開放されています。

埼玉の蓮の名所3 浦和くらしの博物館民家園

所在地埼玉県さいたま市緑区下山口新田1179-1
アクセス東浦和駅出口より徒歩約26分
浦和美園駅より徒歩約36分
東川口駅より徒歩約47分
開館時間午前9時~午後4時30分
入園料無料
休館日月曜日(祝日は除く)・祝日の翌日・年末年始
駐車場あり(無料)
浦和くらしの博物館民家園の蓮は、行田市教育委員会から寄贈された古代蓮で園内の池で大切に育てられています。

浦和くらしの博物館民家園の古代蓮の見ごろの時期は概ねですが6月下旬~7月中旬。

規模は小さいながらも、ここではさいたま市内の古民家などが移築されていて、昔の風景と古代蓮の景色を合わせて楽しむことができます。

埼玉の蓮の名所4 難波田城公園

難波田城公園全体の基本情報

所在地埼玉県富士見市大字下南畑568-1
駐車場公園の東側と西側の2か所、合計駐車台数50台、無料
バスでのアクセス東武東上線志木駅東口より「ららぽーと富士見」行き
「難波田城公園南口」下車徒歩7分、「興禅寺入口」下車徒歩5分  東武東上線志木駅東口より「下南畑」行き終点下車徒歩13分
徒歩でのアクセス東武東上線「みずほ台駅」東口より徒歩50分
東武東上線「鶴瀬駅」東口より徒歩50分

各施設の基本情報

難波田城公園は、難波田城公園・古民家・難波田城資料館の3つの施設で構成されています。

難波田城公園

開園時間4月~9月 午前9時~午後6時
10月~3月 午前9時~午後5時
入園料無料
休園日なし

古民家・難波田城資料館

開園時間午前9時~午後5時
入館料無料
休館日月曜日(祝日を除く)、祝日直後の平日、年末年始(12月29日~1月3日)
難波田城公園の蓮も行田市の「古代蓮の里」から分けられた行田蓮です。

難波田城公園の行田蓮の見ごろの時期は概ねですが6月~7月。

規模は小さいながらも、ここでは富士見市内の古民家などが移築されていて、昔の風景と行田蓮の景色を合わせて楽しむことができます。

先に浦和くらしの博物館民家園の蓮をご紹介しましたが、難波田城公園の行田蓮も似たような景色を楽しむことができます。

さいごに

行田蓮
この記事では埼玉の蓮の名所4選ということで、それぞれの場所や特徴などを簡単にご紹介してきました。

この記事は2022年7月に作成したもので、当初は4か所ではなく6か所をご紹介する予定でした。

あとの2か所は、新白岡の古代蓮(白岡市)と伊佐沼の蓮(川越市)です。

しかし、新白岡の古代蓮は白岡市観光協会のホームページで、開花状況が芳しくないとありましたので、今回は記事の作成を見送りました。

また、伊佐沼は実際に訪ねてみましたが、蓮の葉の生育状況が思わしくなく、さらに蕾も蓮の花も数えるほどで、むしろ蓮の花を楽しみに眺めに来ていた人が多い状況でした。

これが今年だけのことなのか、あるいは水質や食害のためなのか、理由は定かではありませんが、こちらも今回は記事の作成を見送ることにしました。

来年以降、機会があれば再度調べてみたいと思います。

※ ここでご紹介したのは記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わる可能性もありますのでご注意ください。

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