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東京の蓮の名所15か所の特徴や睡蓮との違いもご紹介します!

ピンクの蓮の花
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東京の蓮の名所15か所を東京23区内と23区外に分けたうえで、それぞれの場所の特徴を簡単にお伝えします。

暑い季節になると、涼しさを求めて水辺が恋しくなることがありませんか。

東京都内にはたくさんの池などがありますが、夏に訪れるとそこには多くの水生植物が花を咲かせています。

その水生植物の代表格と言えるのが蓮(はす)です。夏に咲く蓮の花は、一瞬、夏の暑さを忘れさせてくれる貴重な存在です。

ところで、蓮に似た花に睡蓮(すいれん)があります。

そこで蓮と睡蓮の違いを簡単にご紹介した後に、東京の蓮の名所を東京23区内と23区外に分けたうえで、それぞれの特徴をお伝えします。

蓮と睡蓮の違い

蓮と睡蓮は似てはいますが、実際には全く異なる花で、たくさんの違いがあります。

蓮と睡蓮の最大の違いは花の咲く場所です。

蓮は地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出します。

水面に葉を浮かべるものもあれば、水面よりも高く出る葉もありますが、さらに蓮の花はその上に咲きます。

蓮の花は、水面より上に咲くのが最大の特徴です。

一方、睡蓮は地下茎から長い茎を伸ばして水面に葉や花を浮かべます。葉や花が水面よりも高く出るものはありません。

なお、元々の日本にあった睡蓮はヒツジグサ(未草)の一種類でしたが、明治期に様々な種類の外国産睡蓮が輸入されています。

その他の蓮と睡蓮の違い

 
蓮(はす)睡蓮(すいれん)
分類ハス科ハス属スイレン科スイレン属
花期7月~8月5月下旬~7月中旬
花の色白・ピンク品種によって異なる
花の咲く時間午前中品種によって異なる(昼咲き睡蓮・夜咲き睡蓮)
その他地下茎は蓮根として食用になるものもある
水面より上に花が咲いていたら蓮、水面に咲いていたら睡蓮。蓮と睡蓮の最大の違いは花の咲く場所です。

それ以外で蓮と睡蓮の違いは、花の咲く時期と花の咲く時間でしょうか。

花の咲く時期は、蓮が夏の頃で、睡蓮はもう少し早い初夏の頃であるのが一般的です。

また、蓮は午前中だけ花を咲かせますが、睡蓮は種類によっては午後でも花を楽しむことができます。

それでは、東京の蓮の名所を東京23区内と23区外に分けたうえで、各場所の特徴を簡単にご紹介します。


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東京の蓮の名所【東京23区内】

上野恩賜公園不忍池【台東区】

所在地東京都台東区上野公園
上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)の南端にあるのが不忍池(しのばすのいけ)です。

不忍池の蓮の歴史は古く、江戸時代から蓮の名所として知られてきました。

第二次世界大戦時には食料不足から不忍池は水田となり、蓮はすべて除去されてしまいましたが、戦後に復活して今は東京都内でも最大の蓮の名所になっています。

不忍池で蓮の開花が楽しめるのは、7月中旬から8月中旬頃まで。

時間帯は、早朝から昼前にかけて。訪ねる時間には注意が必要です。

不忍池の蓮の見どころは何といっても景色です。

不忍池には弁天堂がありますが、見る角度によっては蓮の群生の向こうに弁天堂を見ることができます。

上野は都会の真ん中に位置しますが、この景色は江戸時代を彷彿させてくれます。

また、不忍池には蓮観察ゾーンも設置されているので、間近で蓮の花を楽しむことができます。

不忍池の蓮の種類(5種類)


大賀蓮(おおがはす)

明鏡蓮(めいきょうれん)

蜀紅蓮(しょくこうれん)

浄台蓮(じょうだいれん)

不忍池斑蓮(しのばずいけまだらはす)

水元公園【葛飾区】

所在地東京都葛飾区水元公園
水元公園(みずもとこうえん)は、かつて水産試験場だった場所に整備された公園で、現在では東京都内でも最大規模を誇る水郷公園として知られています。

水元公園の大きな特徴は、蓮と睡蓮の両方が楽しめること。

例年でいえば、睡蓮は5月下旬が咲き始め、蓮は7月中旬から8月中旬にかけてが開花時期になります。

水元公園の蓮は園内数か所の池で見ることができますが、ここで最も注目したい蓮が鬼蓮(おにばす)です。

鬼蓮は環境省のレッドリストに指定されていて、水元公園の鬼蓮は東京都の天然記念物に指定されています。

鬼蓮は大きなトゲが生えていることが特徴で紫色の花を咲かせます。なお、鬼蓮は園内のオニバス池で見ることができます。

※ 鬼蓮が開花するのは7月初旬頃と言われていますが開花しない年もあります。

水元公園は不忍池と並んで東京都内でも屈指の蓮の名所といえるのではないでしょうか。

小石川後楽園【文京区】

所在地東京都文京区後楽1丁目
小石川後楽園(こいしかわこうらくえん)では、蓮と睡蓮の両方を楽しむことができます。

睡蓮の見頃の時期は5月下旬から7月中旬にかけて。

蓮の見頃の時期は7月中旬から8月中旬頃にかけて。

運が良ければ、睡蓮と蓮を同時に楽しむことができそうです。

蓮の花を見られるのは、小石川後楽園入口の近くにある大泉水の左側にある蓮池。蓮池に行くとピンクの蓮を楽しむことができます。

※ 睡蓮の白い花は園内の奥にある内庭で見ることができます。

足立堀之内公園【足立区】

所在地東京都足立区堀之内2-1-1
足立堀之内公園(あだちほりのうちこうえん)で、蓮が見られるのは約300㎡のハス池です。

足立堀之内公園で見られるのは大賀ハスで、6月下旬から7月下旬にかけてピンクの可憐な花を楽しむことができます。

※ 大賀ハスとは

大賀ハスは、1951年に千葉県の検見川で大賀一郎氏たちによって発見された約2000年前のハスの実に端を発します。大賀ハスはこのハスの実を発芽させ開花に成功したもので、その後「大賀ハス」と命名されています。

桑袋ビオトープ公園【足立区】

所在地東京都足立区花畑8-2-2
桑袋ビオトープ公園(くわぶくろびおとーぷこうえん)で、蓮が見られるのは園内のハス田です。

桑袋ビオトープ公園で見られるのは大賀ハスで、7月から8月にかけてピンクの可憐な花を楽しむことができます。

なおビオトープは、ドイツ語のBIO(ビオ)とTOP(トープ)の合成語で、ビオには生き物、トープには場所という意味があります。

桑袋ビオトープ公園は、様々な生き物が豊かな自然環境の中で、自立して生息する空間となる場所を目指しています。

舎人公園【足立区】

所在地東京都足立区舎人公園・西伊興町ほか
舎人公園(とねりこうえん)は、約65haの敷地を有する都立公園で、A地区からD地区まで4つに区分されています。

舎人公園で蓮が見られるのは、C地区の蓮池です。

見頃の時期は、6月下旬から8月上旬にかけてで、白やピンクの花を楽しむことができます。

広大な舎人公園でもC地区は近年整備された公園で、バーベキュー広場やバードウォッチングができる自然観察園、幼児の遊び場や冒険の丘など各種施設があります。

C地区には、ハスだけでなくさまざまな楽しみがあります。

東京の蓮の名所【東京23区外】

神代植物公園【調布市】

所在地東京都調布市深大寺元町2・5丁目、深大寺北町1・2丁目、深大寺南町4・5丁目
神代植物公園(じんだいしょくぶつこうえん)では、蓮と睡蓮の両方を楽しむことができます。

神代植物公園で蓮を楽しめるのは花蓮園。

蓮の見頃の時期は、7月中旬から8月中旬にかけてで、大賀蓮の他、原始蓮(げんしばす)・漢蓮(かんれん)・真如蓮(しんにょれん)など30種類以上を楽しむことができます。

寿中央公園【府中市】

所在地東京都府中市寿町2-20
大賀ハスの名前の由来になった大賀一郎氏は府中市在住で、自宅や寿中央公園などで20種類以上のハスを育てていました。

寿中央公園のハスは、この後にご紹介する府中市郷土の森公園に移植されています。

現在の寿中央公園では、大賀ハスと舞妃蓮、2種類のハスが大切に育てられています。

府中市郷土の森公園【府中市】

所在地東京都府中市矢崎町5-5
府中市郷土の森公園は、梅やアジサイでも有名な府中市郷土の森博物館に隣接する公園です。

蓮が見られるのは6月下旬から8月上旬にかけて。府中市郷土の森公園の修景池では、大賀ハスなど約30種類のハスを見ることができます。

国営昭和記念公園【立川市】

所在地(管理センター)東京都立川市緑町3173
国営昭和記念公園は、広大な敷地を有し1年を通じて様々な花を楽しむことができます。

国営昭和記念公園で蓮が楽しめるのは、国営昭和記念公園「西立川口」近くにある「さざなみ広場」です。

さざなみ広場では、蓮の見頃の時期の期間限定で、鉢で育てられた数十種類の蓮の展示が行われています。

ここの蓮は東京大学から譲り受け管理しているもので、国営昭和記念公園では種の保存活動をしています。

国営昭和記念公園の蓮は、鉢植えなのでより身近で眺めることができます。また種類も多く希少種を見ることもできます。

さらに、国営昭和記念公園そのものは広大な敷地ですが、さざなみ広場はJR「西立川駅」のすぐ近くにあります。

なお、国営昭和記念公園では園内の北側にある「こもれびの里」でも蓮の花を楽しむことができます。

立川公園ガニガラ広場【立川市】

所在地東京都立川市柴崎町6-14
立川公園にあるのがガニガラ広場では、広場の池で白い蓮の花を楽しむことができます。

ガニガラ広場の池は大きくありませんが、たくさんの蓮が育てられていて、最寄り駅からすぐの場所にあるのが魅力的です。

ガニガラ広場の蓮の見頃は概ね7月中旬~8月上旬。同じく立川公園にある根川緑道を散策するのもおすすめです。

北山公園【東村山市】

所在地東京都東村山市野口町3・4丁目
北山公園は、毎年6月頃に咲くハナショウブで有名ですが、夏には蓮が楽しめます。

北山公園の蓮の規模は大きくはありませんが、ここでは蓮の少し前に見頃を迎える睡蓮があります。

運が良ければ、蓮だけでなく睡蓮も合わせて楽しめそうです。

なお、北山公園の蓮の見頃の時期は、概ね7月下旬~8月中旬になります。

根がらみ前水田【羽村市】

所在地東京都羽村市羽加美4丁目・羽中4丁目
本来は一面の水田の景色が広がる場所ですが、根がらみ前水田は春に咲くチューリップの名所として知られています。

チューリップが終わると多くが水田になるものの、一部に蓮が見られる場所があります。

根がらみ前水田で育てられているのは多くが大賀ハスで、見頃は7月下旬~8月上旬です。

なお、根がらみ前水田では一部にヒマワリが咲く場所があり、こちらは8月上旬頃が咲き始めなので、運が良ければ蓮とヒマワリの両方を楽しめるかもしれません。

東京大学ハス見本園【西東京市】

所在地東京都西東京市緑町1-1-1
これまでご紹介してきた公園などとは異なり、東京大学ハス見本園は教育研究施設です。

そのため通年で入場できるわけではなく、蓮の開花期のみ見学ができるようになっています。

もっとも研究施設だけに200種類以上の蓮が育成されています。蓮の愛好家にとっては見逃すことができないスポットと言えそうです。

薬師池公園【町田市】

所在地東京都町田市野津田町3270
薬師池公園は、新東京百景・東京都指定名勝・日本の歴史公園100選になっていて、自然あふれる公園として知られています。

薬師池公園では四季折々の花が観賞できる公園として有名ですが、蓮が楽しめるのは7月下旬から8月上旬頃です。

薬師池公園で蓮の花が見られるのは園内の北側にあるハス田で、蓮の種類は大賀ハスです。

ハス田の中には遊歩道も設けられているので、間近でピンク色の大輪の花を咲かせる大賀ハスを眺めることができます。

まとめ

白い蓮の花
この記事では東京の蓮の名所15か所を取り上げ、東京23区内と23区外に分けたうえで、それぞれの場所の特徴などを簡単にご紹介しました。

蓮の花が咲く時期は例年でいえば7月から8月にかけて。1年の中でも暑い季節になります。もっとも水生植物である蓮の花が咲くのは池などの水面の上です。

夏の暑い季節でも、水面と水面の上に咲く美しい蓮の花を眺めていると、その暑さをしばし忘れさせてくれるかもしれないですね。

この夏は、ぜひ、東京の蓮の名所を訪ねてみてはいかがでしょうか。

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