根がらみ前水田の蓮の見頃と同時期に楽しめる花とは！

この記事では、東京都羽村市にある根がらみ前水田の蓮の見頃。

合わせて、蓮と概ね同時期に楽しめる花を、私が訪ねた時(7月中旬)の状況を折り込みながらお伝えします。

根がらみ前水田(ねがらみまえすいでん)の基本情報

所在地	東京都羽村市羽加美4丁目・羽中4丁目
アクセス	JR青梅線「羽村駅」より徒歩20分

根がらみ前水田とは

根がらみ前水田は、河岸段丘の下に広がる羽村市に残る唯一の水田で、面積は約6haあります。

根がらみ前水田は、4月に見頃を迎えるチューリップで有名ですが、名前が示すようにチューリップの後は一面に水田の景色が広がります。

ただし、すべてが水田というわけではなく、水田地帯の一画に蓮が植えられている場所があります。

※　「根がらみ」の名前は、水田の所有者の屋号に由来するものです。

根がらみ前水田の蓮と見頃の時期

根がらみ前水田の中で、蓮は2か所に植えられています。

それぞれに設置された案内板には、1か所に「大賀蓮」、もう一か所には「白蓮植栽地」と書かれていました。

大賀蓮が育てられているのは、畦道のような通路を挟んだ両側で、1か所はまばらでしたが、もう1か所には大賀蓮が密集していました。

白蓮は、大賀蓮から少し離れた白蓮植栽地にあります。

こちらは、蓮がそれほど密集しているわけではなく、また白蓮だけでなく大賀蓮も見受けられました。

蓮の花を眺めに来ていた近所のご夫婦が、今年の蓮は少ないと会話されていましたが、私が訪ねた年は生育状況があまり良くなかったのかもしれません。

案内板によれば、大賀蓮の開花時期は7月下旬～8月上旬、白蓮の開花時期は7月～8月とありました。

なお蓮は早朝に開花し、昼前には閉じてしまうので、午前中の早い時間帯に見に行くのがおすすめです。

根がらみ前水田で蓮と同時期に楽しめる花

根がらみ前水田には、大賀蓮や白蓮が植えられている場所だけでなく、睡蓮植栽地があり睡蓮やアサザがあります。

こちらも一面に睡蓮やアサザがあるわけではありませんが、それでもアサザが小さい黄色い花をたくさん咲かせていました。

また、根がらみ水田の端では、草丈が低いヒマワリがたくさん植えられていました。

案内板のようなものは見当たらなかったので、ヒマワリの種類や、毎年種がまかれているのかわかりませんでしたが、かなり広い敷地にヒマワリが育っていました。

私が訪ねた年の7月中旬、一部のヒマワリは咲いていたものの、ほとんどのヒマワリは蕾の状態。

おそらく8月上旬～中旬頃に見頃を迎えるものと思われます。

まとめ

この記事では根がらみ前水田で、蓮の見頃や蓮と概ね同時期に楽しめる花をお伝えしました。

蓮などの水生植物は管理が難しく、その年の状況で花の咲き具合も異なるようです。

もっとも、水田の中の蓮の景色は格別なものがありますし、8月になれば蓮だけでなくヒマワリも楽しめるかもしれません。

蓮とヒマワリが見頃が重なる8月上旬に訪ねれば、根がらみ前水田の夏の景色をより楽しむことができるのではないでしょうか。

※　ご紹介したのは記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますがご了承ください。