世田谷区の桜の名所10選！駅徒歩10分以内・50本以上の場所とは

この記事では、東京都世田谷区内で桜の名所と言われる10か所をご紹介します。

世田谷区内には、桜の名所と言われる場所がたくさんありますが、東京都内は交通量も多く、駐車場を探すのも大変です。

そこで、世田谷区内の桜の名所の中でも、鉄道の最寄り駅から概ね徒歩10分以内で行け、桜の木が50本以上植えられている場所をご紹介することにしました。

車の運転はしたくない、あまり歩きたくないという方は、参考になさってください。

なお、この記事では世田谷区の桜の名所を、寺院・公園と桜並木の二つに分けてお伝えします。

世田谷区の桜の名所【寺院・公園】

九品仏浄真寺

所在地	東京都世田谷区奥沢7-41-3
アクセス	東急大井町線「九品仏駅」より徒歩5分

九品仏浄真寺は浄土宗の寺院で、日本庭園や秋のイチョウの黄葉で知られています。

九品仏浄真寺の桜はソメイヨシノを中心に約50本。満開の桜と寺院の景色は、とても美しい景色を作り出しています。

等々力不動尊

所在地	東京都世田谷区等々力1-22ｰ47
アクセス	東急大井町線「等々力駅」より徒歩8分

等々力不動尊は真言宗の寺院で、東京都内唯一の渓谷である等々力渓谷にあります。

等々力不動尊の桜は、ソメイヨシノを中心にシダレザクラやウコンザクラなど約100本。

等々力不動尊を参拝、等々力渓谷を散策しながら、桜を眺めるのがおすすめです。

上野毛自然公園

所在地	東京都世田谷区上野毛2-17-19
アクセス	東急大井町線「上野毛」より徒歩5分

上野毛自然公園の面積は約9,200㎡、区立の公園です。

上野毛公園は台地の斜面に造られていて、斜面の下には池などがあり湿生植物を見ることができます。

そして、斜面の上の「さくらの広場」には、ソメイヨシノやサトザクラなど約50本の桜が植えられています。

羽根木公園

所在地	東京都世田谷区代田4-38-52
アクセス	小田急線「梅ヶ丘駅」より徒歩5分 井の頭線「東松原駅」より徒歩7分

梅の名所として知られていて、毎年、せたがや梅まつりが開催されているのが羽根木公園です。

梅が有名なため、あまり目立ちませんが、羽根木公園には約100本の桜が植えられています。

梅があるのは羽根木公園の南側。

一方、桜が見られるのは羽根木公園の中央部、野球場と樹木広場の間の「さくら並木」です。

羽根木公園は桜の古木が多く、満開の時期には大きく枝を広げた桜を見ることができます。

世田谷区の桜の名所【桜並木】

多摩堤通り

所在地	東京都世田谷区玉川1丁目～野毛2丁目
アクセス	東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」より徒歩5分

二子玉川駅近くの多摩川から、下流に向かって第三京浜の橋のあたりまで、約1㎞強の土手沿いにソメイヨシノやオオシマザクラなど約50本の桜があります。

桜の本数はそれほど多くはありませんが、大きく育った桜が数多くあります。

祖師谷ふれあい遊歩道

所在地	東京都世田谷区祖師谷2-5
アクセス	小田急小田原線「祖師ケ谷大蔵駅」より徒歩7分

祖師谷ふれあい遊歩道は、祖師ケ谷大蔵駅の北側、祖師谷通りを歩いた先にあります。

祖師谷ふれあい遊歩道の近くには祖師谷住宅中央公園があり、合わせて約200本のソメイヨシノが植えられています。

なお、桜の見ごろの時期には「祖師谷昇進会桜まつり」が開催されています。

成城のさくら並木通り

所在地	東京都世田谷区成城6丁目～7丁目
アクセス	小田急小田原線「成城学園前駅」より徒歩5分

昭和初期、成城学園が学園建設を進めるとき、成城学園の学童も参加してできたのが、現在も残るイチョウ並木と桜並木です。

桜並木は成城学園駅の北方、約600mにわたってソメイヨシノやオオシマザクラなど約300本の桜が見られます。

また、ここの桜は古木が多いことも特徴です。

なお、桜の見ごろの季節には「成城さくらフェスティバル」が開催され、多くの人で賑わいます。

野川緑道の桜並木＆きたみふれあい広場

所在地	東京都世田谷区喜多見9-25番先
アクセス	小田急小田原線「喜多見駅」より徒歩4分

野川緑道は、喜多見駅北側の野川沿いに設けられた約700mの川沿いの緑道です。

植えられている桜は、ソメイヨシノやオオシマザクラなど約70本。

また、野川緑道に隣接する世田谷区立きたみふれあい広場にも、約15本の桜が植えられています。

上北沢の桜並木

所在地	東京都世田谷区上北沢3丁目
アクセス	京王線「上北沢駅」より徒歩2分

昭和初期の宅地開発時に植樹されたのが、上北沢駅南側から約250mほど続く桜並木です。

植えられている桜の本数は約50本で、古木も多く「せたがや百景」にも選定されています。

また、桜の見ごろの時期には「桜祭り」も開催されています。

桜新町駅前通り＆呑川緑道、呑川親水公園、旧・新町住宅地の桜並木

桜新町駅前通り所在地	東京都世田谷区桜新町
アクセス	東急電鉄田園都市線「桜新町駅」よりすぐ

桜新町駅近くには桜神宮があり、ソメイヨシノより前に咲く拝殿前の河津桜は縁結びの木として知られています。

また、桜新町駅前通りには、ソメイヨシノより後に咲く八重桜など約100本が植えられ、見ごろの時期には「さくらまつり」が開催されています。

ところで、八重桜植樹の中心となった地元の商店街振興組合は、八重桜選定の理由として、桜新町駅の南側にたくさん植えられているソメイヨシノをあげています。

桜新町駅南側にある呑川緑道(世田谷区深沢1丁目～5丁目)と、呑川親水公園(世田谷区深沢7丁目)には多くのソメイヨシノがあります。

呑川緑道近くにある東深沢商店街付近では、桜の見ごろの時期に東深沢桜まつりが開催され多くの人で賑わいを見せます。

また同じく、桜新町駅南側には世田谷区の地域風景資産に選定されている「旧・新町住宅地の桜並木」があり、周辺道路には約150本の桜が植えられています。

このように、桜新町駅南側にはたくさんのソメイヨシノがありましたが、より長く楽しめるよう、桜新町駅前通りにはソメイヨシノよりも後に咲く八重桜を選んだとしています。

まとめ

この記事では、東京都世田谷区内で桜の名所と言われる場所で、最寄駅から概ね徒歩10分以内で行ける10か所をご紹介しました。

場所によって見られる時間などが定められていたり、入場料が必要だったりすることもあります。

また、桜の本数そのものが変わっている可能性もあります。

行かれるときは、事前に確認の上、お訪ねになってください。