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東京の藤の名所15選!所在地・アクセス・特徴をご紹介します

満開の藤の花
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東京都内では、毎年4月中旬から5月上旬にかけて見ごろになる藤の花。

この記事では、東京都内の藤の名所15か所の所在地やアクセス、そして特徴などを簡単にご紹介していきます。

桜の花が咲く季節は花冷えと言われる通り、日によって寒いこともあります。

しかし桜の花が終わって藤の花が咲くころは、気温も安定するころです。

また、その年の天候にもよりますが、GWに藤の花が見頃を迎えることもあります。

天気の良い暖かな日に藤の花を眺めに行かれてはいかがでしょうか。

東京の藤の名所 皇居東御苑【千代田区】

所在地東京都千代田区千代田
アクセス(大手門入口)地下鉄大手町駅より徒歩5分
地下鉄二重橋前駅より徒歩10分
JR東京駅(丸の内北口)より徒歩15分
アクセス(平川門入口)地下鉄竹橋駅より徒歩5分
皇居東御苑では、1年を通じてさまざまな花を楽しむことができます。

藤棚があるのは二の丸庭園の池のほとりで、2本の野田藤があります。

規模は大きくありませんが、目の前にある二の丸池と藤棚のコントラストは美しい景色を作り出しています。

なお、皇居東御苑の入り口は大手門、平川門、北桔橋門の3か所ですが、二の丸庭園に行くには大手門、平川門が便利です。

※ 皇居東御苑は宮内庁が管理する無料の施設で、開園日や開園時間が設けられています。


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東京の藤の名所 日比谷公園【千代田区】

所在地東京都千代田区日比谷公園
アクセス東京メトロ丸ノ内線「霞ヶ関駅」よりすぐ
東京メトロ日比谷線・千代田線・都営地下鉄三田線「日比谷駅」よりすぐ
JR「有楽町駅」より徒歩8分
日比谷公園には園内の数か所に藤があります。

日比谷公園の藤の特徴は、藤棚に咲く藤もあれば、棚ではなく自立する藤もあることです。

藤棚は園内東側の第一花壇が一番見ごたえがあります。

日比谷公園の藤は本数は少ないですが、銀座にほど近い場所にあるので、いろいろな楽しみ方がありそうです。

※ 日比谷公園は東京都が設置する公園です。一部の施設などを除けば無料で楽しむことができます。

東京の藤の名所 日枝神社【千代田区】

所在地東京都千代田区永田町2-10-5
アクセス東京メトロ千代田線「赤坂駅」より徒歩3分
東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王駅」より徒歩3分
東京メトロ千代田線「国会議事堂前駅」より徒歩5分
東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附駅」より徒歩8分
日枝神社にあるのは野田藤で本殿そばの藤棚にあります。

日枝神社はアクセスが便利であるものの、本殿は少し上ったところにあるので歩いていくのは少し大変です。

でも赤坂側の参道横にエスカレーターが設置されているので、これを利用すれば容易に本殿に行くことができます。(下りはありません)

日枝神社の藤は規模は大きくありませんが、厳かな雰囲気の中の藤の花は見事ですし、背後の高層ビルとのコントラストも魅力的です。

東京の藤の名所 旧芝離宮恩賜庭園【港区】

所在地東京都港区海岸1丁目
アクセスJR山手線・京浜東北線「浜松町駅」より徒歩1分
都営地下鉄「大門駅」より徒歩3分
ゆりかもめ「竹芝駅」より徒歩10分
旧芝離宮恩賜庭園は、旧大名庭園で池を中心に配した回遊式庭園です。

旧芝離宮恩賜庭園で見られるのは3本の野田藤で、場所は入り口のすぐ近くです。

ここの野田藤は樹齢200年以上と言われる古木で、藤の花と近くの池のコントラストは見事です。

※ 旧芝離宮恩賜庭園は東京都立の庭園です。有料の施設で、開園日や開園時間が設けられています。

東京の藤の名所 新宿御苑【新宿区】

所在地東京都内藤町11
アクセス(千駄ヶ谷門)JR総武線「千駄ヶ谷駅」より徒歩5分
都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」より徒歩5分
新宿御苑で藤棚があるのは日本庭園内の2か所です。

一つは「旧御凉亭」、もう一つは「上の池」の近くで、何れも野田藤という品種です。

新宿御苑で藤棚の規模はそれほどでもありませんが、日本庭園内の藤棚は和の雰囲気を醸し出しています。

新宿御苑には、新宿門・大木戸門・千駄ヶ谷門の3つの入り口があります。その中で日本庭園にもっとも近いのは千駄ヶ谷門になります。

また、この時期の新宿御苑は八重桜も有名です。運が良ければ藤だけでなく、八重桜も楽しめるかもしれません。

※ 新宿御苑は環境省が管理する有料の施設で、開園日や開園時間が設けられています。

東京の藤の名所 小石川後楽園【文京区】

所在地東京都文京区後楽1丁目
アクセス都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅より徒歩3分
JR総武線「飯田橋」駅より徒歩8分
JR総武線「水道橋」駅より徒歩8分
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」駅より徒歩8分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅より徒歩8分
小石川後楽園で藤が楽しめるのは、園内北側の田園風景が広がる一角です。

小石川後楽園の藤は約10本の野田藤で、5つの藤棚があります。また、近隣には花菖蒲田やカキツバタがあります。

花菖蒲が咲くのは6月で藤の花の咲く時期より遅いようですが、カキツバタは5月上旬に咲きます。

もしかしたら藤とカキツバタの両方を楽しめるかもしれません。

※ 小石川後楽園は東京都立の庭園です。有料の施設で、開園日や開園時間が設けられています。

東京の藤の名所 小石川植物園【文京区】

所在地東京都文京区白山3-7-1
アクセス都営地下鉄三田線「白山駅」より徒歩10分
東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」より徒歩15分
小石川植物園の藤は、園内の3か所に植えられています。

1か所は藤棚ですが、2か所は櫓仕立てになっています。

小石川植物園にはさまざまな植物が植えられています。とりわけ、藤の花が咲く季節には、園内にたくさん植えられているつつじも楽しめるのではないでしょうか。

※ 小石川植物園は東京大学の付属施設です。有料の施設で、開園日や開園時間が設けられています。

東京の藤の名所 亀戸天神社【江東区】

所在地東京都江東区亀戸3-6-1
アクセスJR「亀戸駅」北口より徒歩15分
JR「錦糸町駅」北口より徒歩15分
亀戸天神社の藤は、東京都でも一番の藤の名所ともいわれています。また、藤の花の見ごろの時期には「藤まつり」も開催されます。

亀戸天神社の藤については、以下の記事を参考になさってください。

東京の藤の名所 神代植物公園【調布市】

所在地東京都調布市深大寺元、深大寺北町、深大寺南町
アクセス京王線調布駅又はつつじヶ丘駅からバス
JR中央線三鷹駅又は吉祥寺駅からバス
神代植物公園には、13品種49本の藤が植えられています。

品種が多いだけに、紫だけでなく白い花を咲かせる藤、一重や八重の藤を楽しむことができます。

また品種ごとに咲く時期も微妙にずれるので、比較的長い期間楽しむことができます。

また、神代植物公園では藤の花が咲くころに、つつじや牡丹など様々な花を楽しむことができます。

たくさんの花をのんびりと眺めたい方に、この時期の神代植物公園はおすすめです。

※ 神代植物公園は東京都が設置する植物公園です。有料の施設で、開園日や開園時間が設けられています。

東京の藤の名所 國領神社【調布市】

所在地東京都調布市国領町1-7-1
アクセス京王線「布田駅」より徒歩5分
國領神社の藤は野田藤で、約10本が広さ400㎡の藤棚にあります。

國領神社の藤は樹齢が400~500年と推定され「千年乃藤」と呼ばれています。

なお、國領神社では藤の見頃の時期に境内で「国領千年乃藤まつり」が開催されるほか、開花期間中には夜間にぼんぼりが点灯されています。

東京の藤の名所 小金井公園【小金井市】

薄紫に咲く藤の花
所在地東京都小金井市桜町・関野町、小平市花小金井南町、西東京市向台、武蔵野市桜堤
アクセスJR中央線武蔵小金井駅・東小金井駅よりバス
都立小金井公園で藤の花が見られるのは園内の西側です。

園内の西側には、江戸東京たてもの園や宿根草園がありますが、その近くに藤棚があります。

小金井公園の藤は白と紫の2色があります。

規模が小さいので藤だけを見に行く人は少ないかもしれませんが、小金井公園には様々な施設があるので、他の目的と合わせていけば十分に楽しむことができます。

※ 都立小金井公園は東京都が設置する公園です。一部の施設などを除けば無料で楽しむことができます。

東京の藤の名所 武蔵国分寺公園【国分寺市】

所在地東京都国分寺市泉町2-1-1
アクセスJR「西国分寺駅」北口より徒歩11分
都立武蔵国分寺公園で藤の花が見られるのは、公園北側の「泉地区」です。

泉地区は中央に円形広場があり、その外側に「フジの回廊」と呼ばれる藤棚があります。

藤棚の長さは約70m、藤の本数は24本、白と紫の2色があります。

規模はそれほど大きくありませんが、近くにはモッコウバラの棚があったり、季節の花を楽しめる花壇もあります。

駅から近く、園内もきれいに整備され、たくさんの花がある武蔵国分寺公園は、のんびりと過ごしたい方におすすめです。

※ 都立武蔵国分寺公園は東京都が設置する公園です。一部の施設などを除けば無料で楽しむことができます。

東京の藤の名所 拝島公園【昭島市】

所在地東京都昭島市拝島町1-10
アクセスJR青梅線「昭島駅」より徒歩20分
JR青梅線「拝島駅」よりバスで10分
拝島公園にあるのは、3本の山藤と野田長藤で藤棚で見ることができます。

中でも樹齢800年とされる藤は東京都の天然記念物に指定をされていて「千歳のフジ」と言われています。

古木だけに衰えも見えますが、地元の造園業者や住民の方が樹勢回復の努力を続けられています。

※ 拝島公園は昭島市が設置する公園で無料で入場することができます。

東京の藤の名所 薬師池公園【町田市】

所在地東京都町田市野津田町3270
アクセス小田急「町田駅」北口よりバスで約30分
薬師池公園は薬師池を取り巻くように造られた公園で、梅・桜・花菖蒲・蓮・紅葉・椿など、1年を通じて様々な花を楽しむことができます。

薬師池公園で藤が楽しめるのは、園内にある出島の大藤棚で紫色の藤だけでなく白い藤も楽しむことができます。

また、ここでは藤棚の下を歩けるように散策路が整備されていて、いつもとは異なる角度から藤の花を楽しむことができます。

※ 薬師池公園は町田市が設置する公園で無料で入場することができますが入園時間が定められています。

※ 薬師池公園には3か所で約300台が置ける有料駐車場があります。

東京の藤の名所 大久野の藤【日の出町】

所在地東京都西多摩郡日の出町大久野622
アクセス武蔵五日市駅からバス「萱窪バス停」下車徒歩25分
これまでご紹介してきた藤とは異なり、大久野の藤は自生する藤です。

樹齢は約400年、幹回りは3mを越える大木で、東京都の天然記念物に指定されています。

通常の藤は藤棚の下から見上げることが多いと思いますが、大久野の藤は見晴らし台まで昇り、少し離れた正面に咲いている藤の花を眺めることが特徴的です。

大久野の藤を眺めるためには坂道を昇っていく必要があるので少し大変ですが、他ではあまり見られない景色を楽しむことができます。

大久野の藤の見頃の時期は4月下旬から5月中旬です。

もっとも藤の開花期間は約10日と長くはありませんし、その年の天候によって開花する時期は変わるので訪ねる時期には注意が必要です。

まとめ

白色の藤の花
この記事では、東京都内の藤の名所15か所の所在地やアクセス、そして特徴などを簡単にご紹介してきました。

東京都内の藤の見頃の時期は、例年4月中旬から5月上旬にかけてです。

ただ、その年の天候によって藤の花が咲く時期は異なりますし、藤の花は見頃の時期がそれほど長くはありません。

たとえばGWの頃、藤の花を見ようとお考えの方もいるかもしれません。しかし、暖かな年は既に見頃を過ぎてしまっている可能性もあります。

一つの目安としては桜でしょうか。

桜の開花期が例年よりも早い年は、藤の花の開花も早くなることが多いようです。

もし例年よりも藤の開花が早いようなときは、この記事をご参考にしていただき訪ねる場所を決めていただければと思います。

私も行けそうな時期に、開花している場所を探して、藤の花を眺めに行こうと思っています。

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