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小石川後楽園の藤の花の見ごろの時期とおすすめポイント

小石川後楽園の藤の花
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この記事では、小石川後楽園の藤の花の見ごろの時期と、おすすめのポイント5つをご紹介します。

小石川後楽園で有名なのは、早春の梅、初夏の花菖蒲、秋の紅葉などですが、規模はそれほど大きくはないものの藤の花も楽しむことができます。

天気が良ければ1年の中でも過ごしやすい季節。訪ねてみてはいかがでしょうか。

小石川後楽園の藤の花の見ごろの時期

その年の天候によっても異なりますが、小石川後楽園の藤の花の見ごろの時期は4月下旬です。

その前後でも楽しむことはできますが、藤の花は案外と見ごろの時期が短いので、訪ねる時期には若干の注意が必要です。

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小石川後楽園の藤の花を見られる場所と本数

小石川後楽園で藤が楽しめるのは、園内北側の田園風景が広がる一角です。

小石川後楽園の一番北側には梅林がありますが、その少し手前にあります。

小石川後楽園の藤は約10本の野田藤で、5つの藤棚があります。

小石川後楽園の藤の花をおすすめする5つのポイント

小石川後楽園の藤の花をおすすめするポイントを5つご紹介します。

1 アクセスが良い

2 整備が行き届いている

3 花が楽しめるのは概ね平坦地である

4 藤の花だけでなく他の花も楽しめる

5 歴史の風情を感じられる

1 アクセスが良い 小石川後楽園の所在地とアクセス

 
所在地東京都文京区後楽1丁目
アクセスJR総武線「水道橋」駅より徒歩8分
都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅より徒歩3分
JR総武線「飯田橋」駅より徒歩8分
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」駅より徒歩8分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅より徒歩8分
小石川後楽園は、アクセスが便利という特徴があります。

小石川後楽園の入園口は、東門と西門の2か所あり、東門の最寄り駅は水道橋駅、西門の最寄り駅は飯田橋駅になります。

後楽園駅から行く場合は、東門も西門も概ね同距離です。

小石川後楽園に駐車場はありませんが、電車でも容易に行くことができます。

2 整備が行き届いている

小石川後楽園は東京都立の庭園で有料の施設ですが、入園料はそれほど高額ではありませんし、その分しっかりと整備されています。

きれいに整えられた庭園を楽しむことができます。
入園料一般個人300円、65歳以上150円、他にも料金設定あり
開園時間午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日年末年始(12月29日~1月1日)
※ 上記の内容は、この記事作成時点のものです。今後、変更される可能性もあるのでご注意ください。

3 花が楽しめるのは概ね平坦地である

小石川後楽園は、敷地の西側に小盧山など小高い丘のような場所があります。

その他にも起伏に富んだ所もありますが、石段で昇るようになっているので、歩くのが苦手な方や車いすの方は厳しいかもしれません。

もっとも花を楽しめるのはほとんどが平坦地。

梅も花菖蒲も藤も、平坦な場所で眺めることができるので、花を楽しむ分には特に問題はありません。

4 藤の花だけでなく他の花も楽しめる

小石川後楽園のカキツバタ
小石川後楽園には、たくさんの種類の花が植えられています。

藤の花の時期に楽しめる花としては、カキツバタ・つつじ・シャガ・ウツギなどがあります。

それぞれの花は点在しているので、大群生というわけではありませんが、歩いているとあちらこちらでこうした花を見ることができます。

なお、カキツバタは藤棚の近くにあります。カキツバタの見ごろの時期は5月中旬なので、藤の見ごろの時期より少し遅くなります。

それでも藤棚を目指していけば、藤の花と早咲きのカキツバタを同時に楽しめる可能性があります。

5 歴史の風情を感じられる

小石川後楽園は元々が水戸徳川家の屋敷があった場所で、そこに設けられた大名庭園です。

水戸徳川家が造った建物の多くは、関東大震災や太平洋戦争などで失われてしまいましたが、遺構は今でも残されています。

また建物は失われても、全体的な姿は江戸時代の面影を十分に残しています。

歴史の風情を感じられるのも小石川後楽園の大きな魅力です。

さいごに 実際に訪ねてみました

この記事の最後に、私自身が小石川後楽園の藤の花を見に行った時の様子をお伝えします。

小石川後楽園の藤の花を見に行ったのは4月下旬。ゴールデンウィーク直前の平日でした。

平日ということもあり人の数は多くなく、目立ったのは小石川後楽園の中央部にある大泉水という池に来る鳥を見る、バードウォッチングをする人々くらいでした。

入園してすぐに藤棚に向かいます。藤棚には藤の葉が十分に生い茂っています。ところが肝心の藤の花がほとんどありません。

少しだけあった藤の花穂も短く、花も僅かに咲いているだけ。

来る時期を間違えたのかと戸惑いながらも係の人に尋ねたところ、本来はこの時期に満開になるはずだったが、今年は特に生育が悪い。

また、今年はこの後も期待することはできないだろうと言われました。

藤の花の見ごろの時期は案外と短いことは承知していましたが、しっかりと管理しているにもかかわらず藤の花がほとんど見られないことがある。

私自身、藤の花を育てたことはありませんが、藤の花をきれいに咲かせることは結構難しいようです。

藤の花を楽しむことはできませんでしたが、藤棚の近くの「八つ橋」にはカキツバタが咲いていました。また、前述のとおり他の花を楽しむこともできました。

私が滞在した時間は約1時間30分。

急げばもう少し短い時間でも楽しむことはできますが、できればゆっくりと楽しむのがおすすめです。

追記

同じ年の7月初旬、睡蓮と蓮を見るため小石川後楽園を訪ねました。

藤棚の近くを通りかかったところ、葉が生い茂り、藤の花が咲いているのを見つけました。

藤の花は所々にあるという感じでした。また、花穂も50cm程度と長いものではありませんでしたが、5月に訪ねた時よりも明らかに花が多く咲いていました。

過去の状況を調べると、小石川後楽園の藤の見ごろは4月下旬のようです。もっとも、藤の花はその年の環境や人為的に咲く時期を遅らせることができるようです。

もしかしたら何れかが原因で7月初旬に藤の花が見られるようになったのかもしれません。次に訪ねるときはSNSで確認の上、出かけようと思います。

小石川後楽園の藤

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