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この記事では、東京都西多摩郡日の出町にある大久野の藤の特徴・場所・見頃。
そして、大久野の藤に行かれる際の注意&おすすめポイントを、私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えします。
所在地 | 東京都西多摩郡日の出町大久野 |
アクセス | 武蔵五日市駅よりバスで10分、多摩聖地霊園前(萱窪)バス停下車徒歩25分 |
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大久野の藤とは
大久野の藤は、樹齢400年以上といわれる天然のフジの古木で、1956年に「大久野のフジ」として東京都の天然記念物に指定されています。根回りは約3m、高さ30m弱、アラカシとスギに巻きつく様子は、大蛇がトグロを巻いて絡みついているようだとも形容されています。
大久野の藤は東京都内でも有数の野生の藤と言われ、他の藤より花序が短いのが特徴です。
大久野の藤の場所
大久野の藤は、わかりにくい場所にあります。
また、大久野の藤の場所を示す看板等も近くまで行かないと設置されていないようです。
私もそうでしたが、初めて行かれる方は迷われてしまう可能性もあるかと思います。
そこで、大久野の藤の場所を簡単にお伝えすると、多摩聖地霊園前(萱窪)バス停を下車したら、秋川街道を青梅方面に進みます。
バス停から約700m進むと信号のある交差点があり、多摩聖地霊園前の案内板が設置されています。
多摩聖地霊園前は信号を左折しますが、大久野の藤に行くには右折します。
少し歩くと西福寺の近くを通り過ぎ、さらにもう少し歩くと十字路があり、ここに大久野の藤を案内した小さな標識がありました。
十字路を左折し約400mで大久野の藤がある場所に到着します(木製の大久野の藤の標識がありました)。
ただし、400mのうち最後の約200mは舗装されているものの上り坂が続きます。
さらに標識がある場所から、藤の眺めが良い見晴らし台に行くにはハイキングコースのような道を5分~10分昇る必要があります。
大久野の藤はわかりにくい場所にあるだけでなく、近くに行くと上り坂が続き、最後は山道のようになるので、履きなれた滑りにくい靴で行かれるのがおすすめです。
なお、標識の近くには簡易トイレがあり、合わせて(駐車場と書かれた案内板はなかったものの)10台近く置ける小さな広場もあり、実際に車を駐車されている方もいました。
大久野の藤は、大久野の藤の標識がある入口から斜面を昇った途中に自生していますが、ここからはたくさんの花を見ることができません。
そこで、斜面をさらに昇った見晴らし台まで行くのおすすめです。
見晴らし台からは、少し離れた正面に藤の花、そして高台からの景色を楽しむことができます。
大久野の藤の見頃
私が大久野の藤を見に行ったのは4月下旬、ゴールデンウィークの直前でした。過去に、4月20日前に見頃を迎えたという情報があったこと、藤の見頃は短いことなどを考えて訪ねてみました。
しかし、つつじやサトザクラは咲いていたものの、藤の花はありませんでした。
私が訪ねた年は藤の花が咲く前で、どうやらゴールデンウィーク後半が見頃となる気配でした。
大久野の藤の見頃は、4月下旬~5月上旬と言われていますが、その年の天候で見頃はずれるようです。
また、藤の花の見頃は短いので、訪ねる時期には注意が必要です。
なお、日の出町のホームページで大久野の藤の見頃などのお知らせもあるようなので、その情報が参考になるかもしれません。
大久野の藤の注意&おすすめポイント
この記事では、大久野の藤の特徴・場所・見頃をお伝えしました。
最後に、大久野の藤に行かれる際の注意&おすすめポイントをお伝えします。
注意したいポイント
既にお伝えしたことですが、改めて注意したいポイントを3点お伝えします。藤の花の見頃は短いので訪ねる時期に注意が必要。
大久野の藤へのアクセスは不便で、かつ、わかりにくい場所にある。
大久野の藤へは上り坂が続き、さらに見晴らし台に行くまでは急坂で滑りやすい場所がある。
おすすめポイント
次におすすめポイントも3点お伝えします。大久野の藤を見るのは無料で、東京都内では珍しい野生の藤を楽しむことができる。
見晴らし台から野生の藤の花や眼下の景色を楽しむことができる。
大久野の藤は花だけでなく、樹木に絡みつく姿に迫力がある。
大久野の藤を見に行くのは少し大変ですが、花が咲く時期に美しい景色を楽しめるおすすめの場所です。
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