八王子市の銀杏並木の場所や見頃とおすすめの巡り方とは｜東京都・埼玉県の花の名所と神社仏閣

この記事では、東京都八王子市にある銀杏並木の場所や見頃の時期。

合わせて、銀杏並木とともに訪ねたい場所や、おすすめの巡り方などを、私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えします。

なお、東京都八王子市の銀杏並木では、例年11月第3週の土曜日と日曜日に「八王子いちょう祭り」が開催されています。

八王子いちょう祭りについては別の記事でお伝えしてますので、お時間のある方は合わせてお読みになってください。

八王子市の銀杏並木の場所

八王子市の銀杏並木は、1929年に大正天皇の御陵造営の記念樹として植えられたものです。

銀杏並木があるのは甲州街道で長さは約4㎞、甲州街道の両側の歩道沿いに約770本のイチョウが植えられています。

植えられている場所を、もう少し詳しくお伝えすると次の通りです。

銀杏並木の西端	JR「高尾駅」北口より徒歩1分の「高尾駅前交差点」
銀杏並木の東端	JR「西八王子駅」より徒歩10分の「追分町交差点」

※　追分町交差点は西八王子駅より甲州街道に出て、府中・調布方面に数百メートル向かった場所にあります。

銀杏並木がある甲州街道は、概ねですがJRと平行しています。そのため銀杏並木の西端も東端も、高尾駅又は西八王子駅から近い場所にあります。

八王子市の銀杏並木の見頃

例年、八王子市の銀杏並木の見頃は11月中旬～12月上旬と言われています。

私が八王子市の銀杏並木を訪ねたのは11月15日の頃でした。

歩いたコースは、銀杏並木の西端の「高尾駅前交差点」から、(後述する)綾南公園などを経由して、東端の「追分町交差点」までです。

その時に気がついたのは、西端の高尾駅前交差点から中間あたりまでは黄葉が進んでいたものの、そこから東端に進むにつれて黄葉ではなく青葉が目立っていたことです。

私が訪ねた年は、八王子市の銀杏並木の西側の見頃は11月中旬～11月下旬、東側の見頃は11月下旬～12月上旬の頃であるように思われました。

西側と東側で見頃が異なるのが、毎年のことなのかどうかはわかりませんが、訪ねる時の一つの目安になるかもしれません。

なお「八王子いちょう祭り」で、多くのイベントが開催される「綾南公園」は銀杏並木の西側、JR「高尾駅」北口より徒歩20分の場所にあります。

八王子市の銀杏並木とともに訪ねたい場所

八王子市の銀杏並木とともに訪ねたい場所としては、綾南公園と多磨御陵参道があります。

銀杏並木西端の高尾駅前交差点から、東端の追分町交差点方向に向かい、約15分歩いた場所に「多磨御陵入口」交差点があります。

この交差点を左折して多磨御陵参道に入ると、徒歩3～4分の場所に南浅川に架かる南浅川橋があります。

南浅川橋の手前にあるのが綾南公園分園、橋を渡ったところにあるのが綾南公園本園です。

また、南浅川橋を渡ったところからカーブする緩やかな上り坂があります。

ここには約20mに育ったけやきの大木約160本が道路の両脇に植えられています。

綾南公園には数は多くないものの、いくつも種類の色づく樹木があります。

また、多磨御陵参道のケヤキ並木では色づく葉を楽しむことができるかもしれません。

綾南公園も多磨御陵参道も、銀杏並木のすぐ近くにあるので、合わせて訪ねるのもおすすめです。

八王子市の銀杏並木のおすすめの巡り方

この記事では、八王子市の銀杏並木の場所や見頃とともに、合わせて訪ねたい場所をお伝えしました。

最後に、八王子市の銀杏並木のおすすめの巡り方をお伝えします。

まとめ

八王子市の銀杏並木は、長さも植えられているイチョウの本数も東京都内随一の規模です。

また、甲州街道は交通量が多いものの、銀杏並木がある場所は車道の両側に広い歩道があります。

途中に交差する道路があるので、横断歩道を渡るときは少し注意が必要ですが、平坦で整備された歩道をのんびりと歩くことができます。

黄葉と賑わいを楽しみたい方は、八王子いちょう祭りのときに。

黄葉を楽しみたい方は、イベント以外の期間に。

何れにしても見ごたえのある八王子市の銀杏並木はおすすめの場所です。