東京都の花 PR

神代植物公園のツバキやサザンカの見ごろや楽しみ方とは!

神代植物公園の白いカンツバキ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

12月中旬、紅葉を眺めに神代植物公園に行き、合わせて「つばき・さざんか園」に立ち寄ってきました。

また次は2月上旬、ロウバイの花を眺めに行った時も「つばき・さざんか園」に立ち寄ってきました。

この記事では、神代植物公園でツバキやサザンカが見られる場所や見ごろの時期。

合わせて、ツバキやサザンカの見ごろの時期のおすすめの楽しみ方を、訪ねた時の経験を折り込みながらお伝えします。

神代植物公園の基本情報

所在地東京都調布市深大寺元町5-31-10
開園時間午前9時30分~午後5時(入園は午後4時まで)、大温室・水生植物園は午後4時30分まで
休園日月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
入園料一般500円、65歳以上250円、中学生200円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生無料、その他料金設定あり
駐車場あり(有料)
※ ここでご紹介したのは、この記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますがご了承ください。

神代植物公園でツバキやサザンカが見られる場所

神代植物公園は約49万㎡の敷地に、約4800種類、10万本の樹木が植えられていて、ツバキやサザンカも園内のあちこちで見ることができます。

その中で、とりわけおすすめしたいのが「つばき・さざんか園」です。

つばき・さざんか園には、ツバキ約250品種で620本、サザンカ約30品種で110本があります。

つばき・さざんか園は、園内の「神代小橋」を渡ったところにあり、橋に近いところにツバキ、その奥にサザンカが植えられています。

スポンサーリンク

神代植物公園のツバキやサザンカのや見ごろの時期

ツバキとサザンカにはいくつかの違いはありますが、分類は何れもツバキ科ツバキ属の常緑樹で、似ている部分も多い樹木です。

また、品種改良も盛んに行われているため、境目があいまいな品種もあるようです。

ツバキとサザンカの違いの一つにあげられるのは、見ごろの時期の違いです。

神代植物公園の場合、サザンカの見ごろの時期は11月上旬から2月下旬までツバキの見ごろの時期は12月上旬から4月上旬まで

花の咲く時期は、サザンカが早く、ツバキが遅いというのが一般的です。

つばき・さざんか園で、ツバキやサザンカの花を眺められるのは、11月上旬から4月上旬まで。

他の花と比べても圧倒的に花の咲いている期間が長いので、この期間中であれば、多い少ないはあっても、ツバキやサザンカの花を楽しむことができます。

12月中旬に訪ねた時、早く咲くサザンカはすでに散りかけていました。一方のツバキは、咲いている花はあったものの、まだまだつぼみが多い状態。

それでも、サザンカの園芸品種で、寒椿から作出された「カンツバキ群」はまさに見ごろの時期。全体的な本数は多くなかったものの、とても美しい花々を眺めることができました。

次に2月上旬に訪ねた時、一部のサザンカは花を咲かせていたものの、多くが咲き終わっていました。

一方、ツバキは12月中旬よりも花が多かったものの、つぼみの方が目立っていました。

もっとも、つぼみがかなり膨らんでいるものが多かったので、もう少しで見ごろの時期を迎えそうな気配がありました。

私が訪ねた年の2月上旬は、サザンカの咲き終わりと、ツバキの見ごろの始まりの境目だったのかもしれません。

ツバキやサザンカの見ごろの時期の楽しみ方

ツバキやサザンカは、全体的には長い期間、花が楽しめる樹木です。

また、ツバキやサザンカは1本ごとの花期も長いという特徴もありますが、かといって同時にすべての花が楽しめるわけではありません。

ツバキやサザンカの花は見る価値はあったとしても、それだけでは物足りないかもしれません。

神代植物公園では、1年を通して何かしらの花などが楽しめます。ここでは、11月初旬から4月初旬までの各月ごとに楽しめる花などをご紹介します。

11月

11月には、バラ園でたくさんの秋バラが咲き、例年であればイベントも行われています。バラ園は、この時期の一番の人気スポットになっています。

それ以外では、ダリア園で見ごろの終りかけのダリアが楽しめるかもしれませんし、芝生広場では大きく育ったパンパグラスを見ることができそうです。

なお、11月中旬からは紅葉も始まり、園内のあちこちで色づく樹木を眺めることができます。

12月

12月初旬は、神代植物公園の紅葉の見ごろの時期で、つばき・さざんか園近くにある、かえで園を訪ねる人が多くなります。

また、かえで園に近い雑木林では様々に色づく樹木を眺めることができ、散策におすすめです。

なお、ばら園の秋バラはイベントが終了していても、管理が行き届いているため、まだ楽しめそうです。

1月

1月になると、ツバキやサザンカも多くの花が見られそうです。

また、つばき・さざんか園の道路を挟んだ反対側には、うめ園があります。1月になれば、うめ園のロウバイが楽しめるのではないでしょうか。

2月

うめ園では、引き続きロウバイが楽しめそうですが、合わせて梅が咲き始めます。

神代植物公園では、梅の花の見ごろの時期に「梅まつり」が開催されています。

3月~4月上旬

3月になると、花桃やサンシュユなども咲き始めますが、この時期の何よりの魅力は3月下旬頃に咲く桜です。

また、つばき・さざんか園でも多くのツバキの花を楽しむことができます。

なお、神代植物公園では桜の見ごろの時期に「さくらまつり」が開催されています。

ツバキやサザンカは花期が長いとはいえ、暖かくなり始めるこの季節が、最も快適に眺められるのかもしれません。

まとめ

神代植物公園のカンツバキの赤い花
この記事では、神代植物公園のツバキやサザンカが見られる場所や見ごろの時期。

そして、ツバキやサザンカの見ごろの時期のおすすめの楽しみ方を、月別に分けてお伝えしました。

ツバキやサザンカの花は、常緑樹の陰に隠れていることが多いため、目立たない存在かもしれません。

また、つばき・さざんか園は神代植物公園の奥にあるため、見過ごされてしまうことも多いようです。

ただ、ツバキやサザンカの花が咲く時期は、他の花があまりない季節です。

ツバキやサザンカに何かを加えることで、いつ訪ねても充実した一日を過ごせるのではないでしょうか。

RELATED POST