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神代植物公園の紅葉を楽しむ!カエデ園の見ごろや巡り方とは

神代植物公園の紅葉
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12月中旬、紅葉を眺めに神代植物公園を散策してきました。

神代植物公園は約49万㎡の敷地の中に、約4800種類、10万本の植物が植えられていて、晩秋には様々な紅葉を楽しむことができます。

種類も本数も多いので、色づく樹木は園内のあちこちで見ることができます。

モミジやカエデも歩いていれば見つけることができますが、とりわけおすすめなのが「かえで園」です。

この記事では、かえで園の紅葉の見ごろや特徴、そして晩秋の神代植物公園のおすすめの巡り方などをご紹介します。

これから神代植物公園の紅葉を眺めに行こうと思われた方の参考になれば幸いです。

神代植物公園の基本情報

所在地東京都調布市深大寺元町5-31-10
開園時間午前9時30分~午後5時(入園は午後4時まで)、大温室・水生植物園は午後4時30分まで
休園日月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
入園料一般500円、65歳以上250円、中学生200円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生無料、その他料金設定あり
駐車場あり(有料)
神代植物公園は、神代植物公園本園と水生植物園に2つに分かれていて、つつじ園・あじさい園・はなみずき園など、分類されている植物が多いのが特徴です。

また、主だった植物には名札がついていて、樹木の名前を確認しながら見ることができます。

※ ここでご紹介したのは、この記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますがご了承ください。

神代植物公園のかえで園の紅葉の見ごろや特徴

神代植物公園の黄葉
神代植物公園本園には、正門と深大寺門の2つの入園口があります。

かえで園は、深大寺門から歩いて2~3分の場所にあり、約45種80本のイロハモミジやオオモミジなどが植えられています。

かえで園の紅葉の見ごろ

神代植物公園の全体的な紅葉の見ごろは、11月上旬から12月上旬にかけてと言われています。

私が訪ねたのは12月中旬なので、例年であれば見ごろが過ぎています。

半ばあきらめつつ、かえで園に向かいましたが、そこにあったのはたくさんのモミジやカエデの紅葉や黄葉でした。

中には落葉しつつある樹木もありましたが、ほとんどが美しく色づいていました。

神代植物公園で色づく樹木はモミジやカエデだけではありません。

他の色づく樹木は、落葉あるいは落葉しつつあるものが多かったもの、かえで園のモミジやカエデはまさに見ごろの時期でした。

私が訪ねた年がたまたまだったのかもしれませんが、色づき具合は樹木の種類によって異なります。

神代植物公園の紅葉の見ごろは、11月上旬から12月上旬にかけてというのは間違いないにしても、モミジやカエデに関してはその中でも遅めの方が良いのかもしれません。

かえで園の特徴

かえで園は、園路約200mに沿って設置されています。

また、かえで園の中にも道が整備されているので、紅葉を間近で楽しめます。

かえで園には、多くの種類のモミジやカエデが植えられています。種類が異なれば、葉の形も色づき具合も異なります。

私が訪ねた時、一番見事だったのは鮮やかな黄色に色づいていたカエデでした。

紅葉の名所の中には、イロハモミジなどがまとまって植えられていて、一面が同じ色ということもあります。

神代植物公園のかえで園は色とりどりで、一面が同じ色に染まっているわけではありません。

ただ植物公園らしく、多くの木に名札などが付けられているので、一本ずつ眺めながらモミジやカエデを楽しめるようになっています。

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晩秋の神代植物公園のおすすめの巡り方

かえで園の紅葉を眺めるだけでも、神代植物公園を訪ねる価値は十分にあります。

でも神代植物公園には、様々な魅力があります。

記事の最後に、晩秋の神代植物公園のおすすめの巡り方を簡単にご紹介します。

紅葉を楽しむ

かえで園の他にも紅葉を楽しみたい方には、2つのおすすめスポットがあります。

雑木林の紅葉

深大寺門から入園すると、すぐ目の前に雑木林の景色が広がります。

雑木林にはモミジもありますが、名前の通り、たくさんの常緑樹や落葉樹が植えられていて、落葉樹は様々に色づいています。

かえで園の紅葉も見事ですが、のんびりと散策したい方はこちらもおすすめです。

メタセコイアやラクウショウの紅葉

神代植物公園でメタセコイアやラクウショウが多く植えられているのは、正門から数百メートルの場所にある「えびね・あじさい園」近くの池のほとりです。

メタセコイアやラクウショウは高木に育つ落葉樹で、さえぎるものが無ければ遠くからでも眺めることができます。

メタセコイアやラクウショウは、モミジの紅葉やイチョウの黄葉などとは異なります。メタセコイアはレンガ色、ラクウショウはそれより少し濃い赤茶色に色づきます。

紅葉や黄葉のイメージとは異なりますが、高木で目立つだけに見ごたえがあります。

他の花を楽しむ

神代植物公園は1年を通してたくさんの花が咲いていて、晩秋に楽しめる花もあります。特におすすめしたいのは次の2か所です。

つばき・さざんか園

つばき・さざんか園には、多くの種類の椿や山茶花が植えられています。

花の咲く時期は、一般的に山茶花が早く、椿が遅いと言われていますが、共通するのは何れも花期が長いこと。

山茶花は10月下旬から咲き始め、椿は4月下旬に咲き終わります。

つばき・さざんか園には、約730本の椿や山茶花があります。

椿や山茶花はそれほどの華やかさはありませんし、花期が長いとはいえ一遍に花が咲くわけでもないので目立たない存在ですが、花の少ない時期に咲くのでとても貴重です。

つばき・さざんか園は、かえで園のすぐ近くにあります。

ばら園

ばら園は、正門に近い場所にあります。

バラは春と秋の年2回咲く品種が多く、神代植物公園でも年に2回のバラの見ごろの時期にイベントが開催されています。

秋バラの見ごろの時期は11月下旬まで。

私が訪ねた12月中旬は既に見ごろは過ぎているはずですが、管理が行き届いているためか、まだまだたくさんのバラを見ることができました。

ばら園のすぐ近くには、1年中、花が見られる大温室があるので、合わせて訪ねるのがおすすめです。

まとめ

神代植物公園の灯篭と紅葉
この記事では、神代植物公園かえで園の紅葉の見ごろや特徴、そして晩秋の神代植物公園のおすすめの巡り方などをご紹介しました。

かえで園には、たくさんの種類のモミジやカエデが植えられているため、一面同じ色の景色が広がるわけではありません。

でも、色とりどりの紅葉・黄葉の景色が楽しめますし、植物公園だけに他にもさまざまな楽しみ方があります。

晩秋の神代植物公園も、とても魅力的です。

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