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東京の萩の名所6選!秋の七草の一つを眺めに出かけませんか

萩の花
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この記事では、東京都内の萩の名所6か所を取り上げ、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。

萩は秋の七草の一つとして有名です。

萩はマメ科の落葉低木で、夏の間に枝が草のように成長し、秋になるとその先に美しい花を咲かせます。

花の色は紫がかったピンク色が中心ですが、白い色を咲かせるものもあります。

秋になると落ち着いた色の花を咲かせる萩。また、萩の多くは枝先が下垂しますが、秋の風にそよぐ姿は風情を感じさせてれます。

派手な花ではないので、それほどの注目度はないかもしれません。でも、東京都内でも萩の花を楽しめる名所はいくつかあります。

この記事では6か所を選び、それぞれの所在地や特徴をお伝えすることにしました。

東京都内で萩の花が咲くのは残暑が過ぎたあたりです。暑さが和らいだ秋の日に、萩の花を眺めにお出かけになってはいかがでしょうか。

秋の七草


萩(ハギ)

尾花(オバナ・すすき)

葛(クズ)

撫子(ナデシコ)

女郎花(オミナエシ)

藤袴(フジバカマ)

桔梗(キキョウ)

東京の萩の名所1 向島百花園

所在地東京都墨田区東向島3丁目
向島百花園(むこうじまひゃっかえん)は、江戸時代から花の名所として知られていて、現在は都立庭園になっています。

名前のとおり向島百花園では、1年を通じてさまざまな花を楽しむことができますが、とりわけ有名なのは早春の梅と秋の萩です。

萩が楽しめるのは園内の「ハギのトンネル」で、30メートルの間に約150株の萩が植えられています。

なお、ハギのトンネルで楽しめるのは紫紅色のミヤギノハギですが、園内には純白の花を咲かせるシラハギを見ることもできます。

また、例年9月中旬から10月上旬にかけて「萩まつり」も開催され、いろいろなイベントを楽しむことができます。

いつ訪ねても魅力あふれる向島百花園ですが、特に秋は風情を感じさせてくれます。


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東京の萩の名所2 龍眼寺

所在地東京都江東区亀戸3-34-2
龍眼寺(りゅうげんじ)は天台宗の寺院で、江戸時代の「江戸名所図会」(えどめいしょずえ)にも描かれる名所として知られていて「萩寺」の名前でも親しまれています。

龍眼寺の萩は関東大震災や太平洋戦争などで一時衰退したものの、その後に復興して現在は120種類以上の萩が植栽されています。

なお、龍眼寺は萩の名所として有名ですが、布袋尊を祀り亀戸七福神の一つとして訪ねる人が多い寺院としても知られています。

東京の萩の名所3 神代植物公園

所在地東京都調布市深大寺元町2・5丁目、深大寺北町1・2丁目、深大寺南町4・5丁目
神代植物公園は1年を通してさまざまな花が楽しめます。

そして、神代植物公園で萩が楽しめる場所は園内に2か所あります。

また、神代植物公園では萩の花が咲く時期には、ムクゲ・サルスベリ・温帯スイレン・彼岸花・ダリアなどの花を楽しむことができるかもしれません。

園内を散策しながらたくさんの花を花を眺め、秋の気配を感じるにはうってつけの場所です。

東京の萩の名所4 殿ヶ谷戸庭園

所在地東京都国分寺市南町2丁目
殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)は、国の名勝に指定されている東京都立の庭園です。

殿ヶ谷戸庭園は豊富な湧水を利用した回遊式の庭園で、四季折々の景色を楽しむことができます。

萩が楽しめるのは園内の「萩のトンネル」です。萩のトンネルは全長20メートルほどで、マルバハギとヤマハギの2種類を楽しむことができます。

マルバハギは葉が丸いことが特徴で、紫紅色の花を咲かせます。

ヤマハギの葉もやや丸みを帯びているのが特徴で、紫紅色の花を咲かせます。

なお、殿ヶ谷戸庭園は秋の紅葉も有名で、都立庭園紅葉めぐりスタンプラリーの対象にもなっています。

萩の咲く時期と、紅葉の時期は少し異なっていますが、それぞれの時期に訪ねてみてはいかがでしょうか。

東京の萩の名所5 大悲願寺

所在地東京都あきる野市横沢134
大悲願寺(だいひがんじ)は、真言宗の寺院で古刹として知られています。

大悲願寺の萩は白萩。

この白萩は、江戸時代初期の仙台藩主伊達政宗が書状を出してまで所望したことでも有名です。

文化財を多数有している大悲願寺は、とりわけ秋の季節がおすすめです。

東京の萩の名所6 長福寺

所在地東京都八王子市川口町2722
長福寺は真言宗の寺院で、萩霊園という広大な公園墓地を有しています。

長福寺の萩は2,500株で、ヤマハギ、白萩、宮城野萩など様々な種類の萩が植えられています。

長福寺はたくさんの品種、そして株数の多さから東京都随一の萩の寺として知られています。

まとめ

萩の白い花
この記事では、東京都内の萩の名所6か所を取り上げ、それぞれの特徴を簡単にご紹介してきました。

秋の七草でも知られているとおり、萩そのものは珍しい花ではありません。東京都内で萩が楽しめる場所は他にもたくさんあります。

ただ萩は同時期に咲くコスモスや彼岸花のような華やかさはないため、大規模に咲き誇っている場所はそれほどないようです。

この記事では、東京都内で株数が多い、あるいは歴史的に有名な場所を萩の名所としてご紹介しました。

萩の見頃の時期は、場所やその年の天候によって若干のずれはありますが、概ねで9月中旬から10月上旬にかけて。

秋になったら、風情ある萩の花を見に出かけてみてはいかがでしょうか。

※ ご紹介したのは記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますがご了承ください。

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