東京都の花

向島百花園の萩の見ごろとおすすめの巡り方をご案内します

向島百花園のハギのトンネル

この記事では、向島百花園の萩の見ごろの時期や、萩が咲く時期のおすすめの巡り方など、私が実際に訪ねた時の経験を交えてお伝えします。

向島百花園は、江戸時代に骨董商が入手した土地に梅を多数植えて開園したのが始まりと言われています。

その後、他の植物もたくさん植えられ、1800年代初めには百花園と呼ばれるようになります。

明治以降荒廃し、1945年の東京大空襲でも被害を受けましたが、現在は9つある東京都立庭園の一つとして親しまれています。

向島百花園の基本情報

 

所在地東京都墨田区向島3-18-3
アクセス東京スカイツリーライン「東向島駅」より徒歩8分
京成電鉄押上線「京成曳舟駅」より徒歩13分
開園時間午前9時~午後5時(最終入園は午後4時30分)
入園料一般150円、65歳以上70円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料、その他料金設定あり
休園日年末年始(12月29日~翌年1月3日)
駐車場なし
※ ここでご紹介したのは、この記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますがご了承ください。

向島百花園の萩の見ごろ

私が向島百花園を訪ねたのは9月20日頃でした。

萩の花は小さいので少し分かりにくいところはありますが、訪ねた時はたくさんの花が咲いていました。

よく見るとこれから咲きそうなものもたくさんあったので、私が訪ねた時が萩の花の見ごろ、そしてもう少し見ごろは続きそうな感じでした。

例年、向島百花園では萩の見ごろの時期に「萩まつり」が開催され、いくつかのイベントも催されます。

萩まつりの期間中が萩の見ごろの時期、この頃に訪ねるのがおすすめと言えそうです。

2022年(令和4年)の萩まつり  9月17日(土)~10月2日(日)

向島百花園で萩が見られる場所

向島百花園で有名なのは「ハギのトンネル」です。

ハギのトンネルの長さは約30m。

ハギのトンネルは他の場所でも見ることはできますが、向島百花園のハギのトンネルは他よりも少し幅が狭くできています。

また、一方通行ではないので、すれ違うと少し窮屈な感じもあります。

もっとも幅が狭いため伸びた萩が間近に迫り、天井から花が垂れさがる状態なので、他ではなかなか味わえない臨場感のようなものがあります。

なお、向島百花園で萩が見られる場所はハギのトンネルだけではありません。

園内各所に萩が育てられていて、少し歩くと萩の花が咲いている。向島百花園が萩の名所と言われるだけのことはあります。

萩の時期の向島百花園の巡り方

向島百花園の白い彼岸花
向島百花園の面積は約9,000㎡で、それほど広くはありません。また、園内の高低差もほとんどありません。

多少の段差はありますが歩くのに困難はなさそうですし、バリアフリールートも設けられています。

一方、名前のとおり向島百花園には多種の花が所狭しと育てられています。言い換えると園内通路の中には幅の狭いところもあります。

向島百花園は面積は広くないけど通路は多いので、歩く距離は案外と長くなる可能性があります。

ここでは、萩の時期の向島百花園のおすすめの巡り方をタイプ別にお伝えします。

1 気ままに散策する

向島百花園を気ままに散策したい方は、入り口付近で配布されているパンフレットをいただき、ある程度順路を決めたうえで巡るのがおすすめです。

秋の向島百花園は萩で有名ですが、萩だけでなくたくさんの花を見かけることができます。

そうした花を眺めながら何となく散策するのも、十分な気分転換になります。

2 目的を決めて散策する

この時期は萩を見に訪れる方も多いと思われます。

向島百花園はハギのトンネルで有名ですが、萩は園内各所にあります。

萩の花を眺めに向島百花園を訪ねた方は、パンフレットを受け取り、入口近くの掲示板を確認するのがおすすめです。

私が訪ねた時、掲示板には「お花の見頃情報」のプリントがありました。

お花の見頃情報には、その時に咲いている花の種類と、咲いている場所が示されています。

このプリントとパンフレットを突き合わせると、見たい花の情報を的確に得ることができそうです。

私がプリントを見て分かったのは、向島百花園には10種類以上の萩があること、葛・カワラナデシコ以外の秋の七草が眺められること、それ以外にもたくさんの花が咲いていることなどです。

何かの花を見たいと訪ねた方、あるいは植物に詳しい方は、掲示板を参考に園内を巡るのがおすすめです。

さいごに

向島百花園のナンバンギセル
萩の見ごろや、向島百花園のおすすめの巡り方など、私が実際に訪ねた時の経験を交えてお伝えしました。

私が訪ねたのは平日ですが、萩まつりの期間中ということもあり、混雑とまではいかないまでもそこそこ賑わっていました。

ところで私が一番驚いたのは、とにかく花の種類が多いことです。名前を知っている花もありましたが、これは何だろうと思わせる花もたくさんありました。

また、萩やオミナエシや桔梗のようにすぐ発見できる花もあれば、ススキの根元に寄生し育つ小さなナンバンキセルなどを見つけることもできました。

向島百花園の植物は有料の庭園としてしっかりと管理されています。

一方で雑草と言われる植物であっても除草しないこともあるようで、何よりも自然の趣きを大切にしている庭園と言えそうです。

江戸時代から続く花屋敷の風情を今でも残しているのが、向島百花園の最大の魅力ではないでしょうか。

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