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この記事では、殿ヶ谷戸庭園の萩の見ごろの時期。
そして、私自身が実際に訪ねた時の様子を交えて、殿ヶ谷戸庭園を訪ねるときのおすすめポイントと注意したいポイントをお伝えします。
殿ヶ谷戸庭園は大正時代に個人の別荘として造られたもので、現在では9つある都立文化財庭園の一つになっています。
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殿ヶ谷戸庭園の基本情報
所在地 | 東京都国分寺市南町2-16 |
---|---|
アクセス | JR中央線・西武国分寺線・西武多摩湖線「国分寺駅」より徒歩2分 |
駐車場 | なし |
面積 | 約21,000㎡ |
開園時間 | 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで) |
休園日 | 年末年始(12月29日~1月1日) |
入園料 | 一般150円、65歳以上70円、小学生以下・都内在住在学の中学生無料、その他料金設定あり |
殿ヶ谷戸庭園の萩の見ごろの時期
殿ヶ谷戸庭園で萩が見られるのは園内の奥にある「萩のトンネル」です。
入園口から概ね直進。入園口から大芝生の横を通った先にあります。
入園口から萩のトンネルまでは約2分で到着。萩のトンネルの先には藤棚があるので、それも目印になります。
萩のトンネルは約20m。竹と縄で造られた萩のトンネルは風情があります。
そして、萩の見ごろの時期ですが9月。もう少し時期を狭めると、例年9月中旬が見ごろと言われています。
私が訪ねたのは9月中旬の平日です。平日なので訪ねる人も少なく、ゆっくりと萩の花を見学することができました。
では、実際に訪ねた時の萩はどのような状況だったのでしょうか。
確かに萩の花は咲いていました。ただ、20mの萩のトンネルで萩がトンネルの上部まで伸びていたのは約15m。
残りの5mは生育が思わしくないのか、萩が腰のあたりまでしかなく、花も見かけることができませんでした。
萩はとても丈夫な植物ですが、その年の状況で生育も異なります。私が訪ねた年はたまたま萩の生育が良くなかった年なのかもしれません。
殿ヶ谷戸庭園のおすすめ&注意ポイント
それでは、殿ヶ谷戸庭園のおすすめ&注意ポイントをお伝えします。
アクセス
殿ヶ谷戸庭園は国分寺駅より至近の場所にあります。また、駅周辺にはいくつかの案内板などもあるので、迷う心配はほとんどないと思われます。一方、殿ヶ谷戸庭園に駐車場はありません。殿ヶ谷戸庭園は電車で行くのがおすすめです。
立地
殿ヶ谷戸庭園は他の都立文化財庭園と比較しても敷地面積は広くなくコンパクトにまとまっています。庭園の魅力を十分に残しながらも、それほど疲れることなく景色を楽しむことができます。
一方、殿ヶ谷戸庭園は台地の斜面に造られています。
上部には洋風庭園、下部には和風庭園、殿ヶ谷戸庭園には2つの魅力があるものの、移動手段は階段。
歩くのが苦手という方にとって、この高低差は少しつらいかもしれません。
花
殿ヶ谷戸庭園のパンフレットを見ると「武蔵野の山野草と湧水の庭」と記載されています。殿ヶ谷戸庭園には、たくさんの山野草が育てられています。
9月は萩が有名な殿ヶ谷戸庭園ですが、同時期には彼岸花・ワレモコウ・フジバカマ、また入り口付近にはススキなどに寄生するナンバンギセルもありました。
また、萩と同じく秋の七草の一つであるオミナエシも元気に花を咲かせていました。
ここでご紹介したのはほんの一部で、他にもたくさんの花を見つけることができます。
一方、殿ヶ谷戸庭園は敷地がそれほど広くなく、さらに大芝生などがあったり、池があったり、花が生育できる場所は限られています。
殿ヶ谷戸庭園はたくさんの種類の花が育てられているものの、いわゆる群生を見ることはありません。
殿ヶ谷戸庭園は萩で知られていますが、萩だけを目的にしていくと拍子抜けしてしまう方もいると思われます。
萩だけでなく、萩と同じ時期に咲く花を探しに行く気持ちで訪ねると、思わぬ発見があるかもしれません。
まとめ
殿ヶ谷戸庭園はアクセス便利な場所にあり、庭園もコンパクトにまとまっています。また入園料が低く抑えられているにもかかわらず、きれいに整備されてます。
そして群生はないものの、たくさんの種類の花を楽しむことができます。
少しのんびりとしたいと思ったとき、殿ヶ谷戸庭園はとてもおすすめの施設といえそうです。
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