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小石川後楽園は東京都立九庭園の一つで、浜離宮恩賜庭園や向島百花園とともに梅の名所としても知られています。
この記事では、小石川後楽園の梅の見ごろの時期を中心にご紹介します。
また例年であれば、梅の見ごろの時期に「梅まつり」が開催されていますが、2023年は小石川後楽園が「文化財保護法」により特別史跡・特別名勝に指定されて100年が経過。
小石川後楽園では2023年の梅の花が見ごろの時期に「文化財指定100周年記念行事」開催されるので、その時期についても簡単にご紹介します。
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目次
小石川後楽園の料金とアクセス
入園料
一般 | 300円 |
65歳以上 | 150円 |
※ 身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料。
アクセス
所在地 | 東京都文京区後楽一丁目 |
アクセス | 都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅より徒歩3分 JR総武線「飯田橋」駅より徒歩8分 JR総武線「水道橋」駅より徒歩8分 東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」駅より徒歩8分 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅より徒歩8分 |
小石川後楽園で梅が見られる場所
小石川後楽園には、東門と西門の2か所の入園口があります。
梅が見られるのは、小石川後楽園の奥にある梅林で、東門からも西門からも概ね同距離になります。
小石川後楽園で梅の見ごろの時期
梅は早咲き・中咲き・遅咲きがあります。また、梅は開花期が長いのが特徴です。小石川後楽園の梅の木は約90本。本数はそれほど多くはないものの、35種類を超える梅の木が植栽されていて、早咲き・中咲き・遅咲きが揃っています。
そこで、小石川後楽園の梅の見ごろの時期を月ごとにご案内します。その年の天候で開花期がずれることもありますが、ご参考になれば幸いです。
なお、小石川後楽園の梅には名札が吊るされています。梅の種類を確認しながら散策するのもおすすめです。
1月下旬が見ごろの梅
早咲きの梅、約10種類が咲き始めます。主なものをご紹介します。光圀 | 白の一重で小輪の花を咲かせます |
冬至 | 白の一重で早咲きの代表的品種です |
大盃 | 紅の一重で大輪の花を咲かせます |
八重寒紅 | 紅の八重で中輪の花を咲かせます |
鹿児島紅 | 濃い紅の八重の花を咲かせます |
2月上旬が見ごろの梅
早咲きの梅が見ごろを迎えます。また中咲きの梅も咲き始め、約15種類の梅の花を楽しむことができます。光圀・冬至・大盃・八重寒紅・鹿児島紅に加え、次の梅も楽しめます。
道知辺 | 紅の一重で大輪の花を咲かせます |
織姫 | 白の一重で小輪の花を咲かせます |
八重旭 | 薄い紅の八重の花を咲かせます |
2月中旬が見ごろの梅
早咲きの梅が見ごろから散り始め。中咲きの梅は見ごろを迎えます。約15種類の梅の花を楽しむことができますが、梅林全体の開花状況は3~4割程度。
最盛期の一歩手前と言ったところでしょうか。
冬至・大盃・鹿児島紅・織姫・八重旭に加え、次の梅も楽しめます。
藤牡丹枝垂れ | 淡紅色・八重咲き・大輪の枝垂れ梅です |
白滝枝垂れ | 白・八重咲き・中輪の枝垂れ梅です |
月宮殿 | 白の八重で大輪の花を咲かせます |
青軸 | 白の一重で中輪の花を咲かせます |
2月下旬が見ごろの梅
中咲きの梅が見ごろ。遅咲きの梅は咲き始めです。約15種類の梅の花を楽しむことができます。白滝枝垂れはご紹介しましたが、それ以外では次の梅を楽しむことができます。
白加賀 | 白の一重で中輪の花を咲かせます |
豊後 | 白の一重で中輪の花を咲かせます |
月宮殿 | 白の八重で大輪の花を咲かせます |
開運 | 淡紅色の八重で中輪の花を咲かせます |
紅千鳥 | 淡紅色の一重で中輪の花を咲かせます |
呉服枝垂れ | 淡紅色・八重咲き・小輪の枝垂れ梅です |
この時期は、金魚椿や福寿草に加えてサンシュユの花が楽しめます。また、沈丁花の香りも漂う季節になります。
3月上旬が見ごろの梅
2月下旬に引き続き梅の一番の見ごろの時期ですが、少しずつ散り始めの気配になってきます。遅咲きの梅を中心に約10種類の梅の花を楽しむことができます。
白加賀、豊後、紅千鳥、開運はご紹介しましたが、それ以外では次の梅を楽しむことができます。
日月 | 白の一重で中輪の花を咲かせます |
見驚 | 淡紅色の一重で大輪の花を咲かせます |
武蔵野 | 淡紅色の八重で大輪の花を咲かせます |
八重豊後 | 淡紅色の八重で中輪の花を咲かせます |
3月中旬が見ごろの梅
遅咲きの豊後や八重豊後が楽しめる程度です。もっとも、この頃になると春の花がたくさん咲く季節になります。たとえば、サンシュユ・カンヒザクラなど。また、カタクリ・キブシ・アセビ・シャガなども楽しめます。
そして、小石川後楽園は松の雪吊りが知られていますが、雪吊りも外される時期になります。
2023年「文化財指定100周年記念行事」の開催期間
期間 | 2023年2月4日(土)~2023年3月10日(金) |
時間 | 午前9時~午後5時(最終入園は午後4時30分) |
まとめ
この記事では、東京都文京区にある小石川後楽園の梅の見ごろの時期を中心にご紹介してきました。
その中でも特に見ごろの時期と言われるのは、例年でいえば2月中旬から3月上旬にかけてです。
もっとも、梅の開花期は長いのが特徴で、早春から春にかけての小石川後楽園は特におすすめのスポットです。
ところで、小石川後楽園から徒歩5分~10分の場所に、牛天神北野神社があります。
牛天神北野神社には紅梅があり、見ごろの時期には紅梅まつりが開催されています。
小石川後楽園と牛天神北野神社は、同じように梅が植えられているとはいえ、趣きは全く異なります。
お時間のある方は、合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか。
※ ここでご紹介したのは、この記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますがご了承ください。
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