1年の中でも、もっとも寒い時期に花を咲かせる水仙。水仙の花を見かけると、もう少しで春が来ることを予感させてくれます。
この記事では、東京で水仙が楽しめる名所を5つあげ、それぞれの場所の特徴などを簡単にご紹介していきます。
ぜひ、個性豊かな東京の水仙の名所を訪ねてみてください。
東京の水仙の名所5選
① 葛西臨海公園
② 浜離宮恩賜庭園
③ 新宿御苑
④ 国営昭和記念公園
⑤ 京王百草園
スポンサーリンク
目次
葛西臨海公園(かさいりんかいこうえん)
所在地 | 東京都江戸川区臨海町6-2-1 |
アクセス | JR京葉線・武蔵野線「葛西臨海公園」駅より徒歩1分 |
水仙の見ごろの時期 | 1月上旬~2月上旬 |
葛西臨海公園の水仙は東京の水仙の名所というよりも全国でも有数の水仙の名所になりつつあります。
東京の他の水仙の名所もそれぞれに個性豊かで素晴らしいものがありますが、特に水仙にこだわりたいという方は葛西臨海公園の水仙は必見の場所です。
なお、葛西臨海公園では水仙が見ごろを迎える2月初旬に「水仙まつり」が開催されます。水仙まつりはスイセンを楽しむだけでなく様々なイベントも開催されるので、ご家族やカップルにもおすすめのイベントです。
なお、葛西臨海公園「水仙まつり」については、次の記事もご参考になさってください。
あわせて読みたい
浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)
所在地 | 東京都中央区浜離宮庭園 |
アクセス | |
大手門口 | 都営地下鉄大江戸線「築地市場」または「汐留」駅より徒歩7分 ゆりかもめ「汐留」駅より徒歩7分 JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」駅より徒歩12分 |
中の御門口 | 都営地下鉄大江戸線「汐留」駅より徒歩5分 JR「浜松町」駅より徒歩15分 |
開園時間 | 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで) |
休園日 | 12月29日から翌年1月1日まで |
水仙の見ごろの時期 | 1月上旬~2月上旬 |
この時期、浜離宮恩賜庭園で見られるのは雪つりと蝋梅の花。
雪つりは雪で樹木の枝が折れないようにするためのもので、雪の少ない東京で見かけることはあまりありませんが、それだけに浜離宮恩賜庭園の雪つりは貴重かもしれません。
また、園内の中央にある花木園ではロウバイの黄色い花を見ることができます。
水仙だけでなく花木園のロウバイや、梅林の梅。そして雪つりなど見どころの多いのが浜離宮恩賜庭園の特長です。
新宿御苑(しんじゅくぎょえん)
所在地 | 東京都新宿区内藤町11 |
アクセス | |
新宿門 | JR・京王・小田急線「新宿」駅より徒歩10分 西武新宿線「西武新宿」駅より徒歩15分 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分 東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅より徒歩5分 都営新宿線「新宿三丁目」より徒歩5分 |
大木戸門 | 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分 |
千駄ヶ谷門 | JR総武線「千駄ヶ谷」駅より徒歩5分 東京メトロ副都心線「北参道」駅より徒歩10分 都営大江戸線「国立競技場」駅より徒歩5分 |
開園時間 | 午前9時~午後4時30分(入園は午後4時まで) |
休園日 | 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日) 12月29日から翌年1月3日まで |
水仙の見ごろの時期 | 12月中旬~2月上旬 |
新宿御苑で見られる水仙は大きく分けて2つの種類。ペーパーホワイトと二ホンスイセンです。
ペーパーホワイトは、寒咲きの水仙で見ごろの時期は12月中旬から1月下旬です。ペーパーホワイトはその名前のとおり透き通るような白い花弁を持つ水仙です。
ペーパーホワイトが見られるのは、園内の北側(新宿門近く)や園内の南東側の「下の池」近辺になります。
二ホンスイセンはーの見ごろの時期は1月上旬から2月上旬で、二ホンスイセンが見られるのは園内の北側(新宿門近く)のサービスセンターの近辺です。
ペーパーホワイトは1つの株から多数の花を咲かせるので見ごたえがあります。一方、二ホンスイセンは株数もそれほど多くはありませんので、どちらかといえばひっそりと咲いているイメージがあります。
もっとも園内の北側(新宿門近く)には、ペーパーホワイトと二ホンスイセンが隣接して植えられています。新宿御苑を訪ねたら、ぜひ、2つの水仙を探してみてください。
国営昭和記念公園(こくえいしょうわきねんこうえん)
所在地 | 東京都立川市緑町3173 |
アクセス | |
あけぼの口 | JR中央線「立川」駅より徒歩10分 多摩都市モノレール「立川北」駅より徒歩8分 |
昭島口 | JR青梅線「東中神」駅より徒歩10分 |
立川口 | JR中央線「立川」駅より徒歩15分 多摩都市モノレール「立川北」駅より徒歩13分 |
玉川上水口 | 西武拝島線「武蔵砂川」駅より徒歩25分 |
西立川口 | JR青梅線「西立川」駅より徒歩2分 |
砂川口 | 西武拝島線・「武蔵砂川」駅より徒歩20分 |
開園時間 | (11月~2月)午前9時30分~午後4時30分 |
休園日 | 2月の第4月曜日とその翌日 12月31日~1月1日 |
水仙の見ごろの時期 | 1月上旬~1月下旬 |
そしてニホンズイセンが見られるのは国営昭和記念公園の南側に位置する「ふれあい橋南西斜面」と「花木園梅園」近辺です。
国営昭和記念公園は広大な面積を有し入り口も何か所もあります。そのため入り口の選択に迷うこともありますが、水仙の咲く場所にもっとも近い入り口は「西立川口」、次に近い入り口は「立川口」になります。
電車で訪ねる方はこの何れかを選ぶことがおすすめです。
なお、国営昭和記念公園で水仙が咲く場所の近くには、ロウバイ・梅・福寿草も咲いています。時期が合えば水仙だけでなく、いろいろな花も楽しめそうです。
京王百草園(けいおうもぐさえん)
所在地 | 東京都日野市百草560 |
アクセス | 京王線「百草園」駅より徒歩10分 |
開園時間 | 午前9時~午後5時(11月・12月は午後4時30分まで) |
休園日 | 水曜日(祝日の場合は翌日) 12月30日~1月3日 |
水仙の見ごろの時期 | 1月上旬~1月下旬 |
水仙のある場所は正門前の階段を上って右側一帯。ニホンズイセンが群生して植えられているのが京王百草園の水仙です。
またニホンズイセンと同時期に咲いているのがロウバイや早咲きの梅。京王百草園は高低差がありますが、場所そのものは駅の近く。
昔ながらの庭園の雰囲気と、園内に咲くさまざまな花が同時に楽しめるおすすめの場所と言えそうです。
まとめ
この記事では「東京の水仙の名所5選」ということで、東京でゆっくりと水仙を楽しめる場所を5つあげ、それぞれの特徴などを簡単にご紹介してきました。
規模の大きさでいえば何といっても葛西臨海公園です。ただ、他の水仙の場所もそれぞれに魅力があり特長があります。ぜひ、見たい場所を選んで訪ねてみてください。
もっともその年の天候によっては開花時期も変わってきますし、それぞれに休園日などもあります。訪ねる前にぜひ開花状況などをお確かめになっておでかけください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク