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この記事では、水元公園で水仙や梅が見られる場所や見頃の時期を、私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えします。
東京都葛飾区にある都立水元公園は、小合溜(こあいだめ)沿いに造られ、面積96.3 haと広大な敷地を有しています。
水元公園には園内各所で小合溜の水が引き入れられ、東京都内で唯一の水郷の景観を持つ公園と言われています。
水元公園で見られる植物も水を好むものが多いのが特徴で、蓮やスイレンなどの水生植物、あるいはハナショウブやメタセコイアなどもたくさんあります。
さらには、公園沿いのさくら堤の500本を超えるソメイヨシノなども有名です。
そんな水元公園で初春に楽しめるのが、水仙や梅です。
水元公園の基本情報
所在地 | 東京都葛飾区水元公園、水元猿町、東金町5・8丁目他 |
開園日 | 常時開園(サービスセンター・各施設は年末年始休業) |
入園料 | 無料(一部有料施設あり) |
アクセス | JR常磐線・東京メトロ千代田線「金町駅」よりバス「水元公園」停留所より徒歩7分 |
駐車場 | あり(24時間営業・有料)、第一駐車場・第二駐車場・第三駐車場合計で311台 |
小合溜(こあいだめ)とは
小合溜は用水を確保するため、江戸時代に河川を堰き止めて造られた大きな池です。
現在の小合溜は、法律上は準用河川に指定され、小合溜の西側には東京都立水元公園、東側には埼玉県営みさと公園があります。
なお、小合溜の南端で両公園を行き来することができます。
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水元公園の水仙の場所や見頃
水元公園は小合溜の形状に沿って造られた公園で、数字の「2」のような形状ですが、全体的には南北に細長い公園です。
その水元公園の概ね中央にあるのが「水元大橋」で、水元公園の水仙は水元大橋南側の「はなしょうぶ園」から、さらに南側400m~500mの園路沿いにあります。
植えられている数は分かりませんが、園路沿いのあちこちでいくつもの小さな水仙の群生があり、所々で黄色いクロッカスの花も見られました。
私が水元公園を訪ねたのは2月中旬。
まだ数多くの水仙の花が咲いていましたが、私が訪ねた年の2月中旬は水仙の見頃の終盤。
その年の天候によっても異なりますが、水元公園の水仙の見頃は12月下旬~2月中旬。
おそらく多くの年で1月中に訪ねれば、見頃の水仙を楽しめる可能性が高いのではないでしょうか。
なお、水元公園ではご紹介した以外でも、園内各所で水仙の小さな群生を見ることができます。
水元公園の梅の場所や見頃
水元公園でまとまった数の梅が見られるのは、水元公園北側の「キャンプ広場」付近で、園路沿いとキャンプ広場内で、白梅を中心に20本弱の梅が育てられています。
本数は多くありませんが、間隔をあけて植えられているので、枝を広げたくさんの花をつけた梅を楽しむことができます。
私が訪ねた2月中旬、梅は5分咲き程度、満開になる少し手前でした。
その年の天候によっても異なりますが、水元公園の梅の見頃は2月中旬~3月上旬。
おそらく多くの年で2月下旬に訪ねれば、見頃の梅を楽しめるのではないでしょうか。
なお、梅はキャンプ広場近くの苗圃、水元公園中央部の「涼亭」周辺にも数本ずつ植えられていました。
まとめ
水元公園の水仙の見頃は12月下旬~2月中旬。
水元公園の梅の見頃は2月中旬~3月上旬。
水元公園で水仙が見られる場所と、梅が見られる場所は徒歩で20分~30分と離れていますが、2月中旬に訪ねれば水仙と梅の両方を楽しめるかもしれません。
なお水仙の場所と、梅の場所の概ね中間に水元公園の第1駐車場があり、駐車場から園内に入る通路近くには数本の河津桜も植えられています。
車で行かれた方は、水元公園北側の第1駐車場の利用が便利です。
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