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上野恩賜公園のイチョウの黄葉の見ごろや見られる場所とは

上野恩賜公園のイチョウ並木
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この記事では、上野恩賜公園でイチョウの黄葉の見ごろの時期や見られる場所など、私が訪ねた時の経験を織り込みながらお伝えします。

上野恩賜公園は東京都が所管する公園で、約54ヘクタールの広大な敷地を有しています。

上野公園の花といえば何よりも桜が有名で、毎年多くの人がお花見に訪れます。

また、園内には東京国立博物館などの博物館や美術館、上野東照宮、不忍池など見どころもたくさんあるため、1年を通じて賑わいがあります。

その上野恩賜公園で晩秋に楽しめるのが、イチョウの黄葉です。

上野恩賜公園の基本情報

所在地東京都台東区上野公園・池之端3丁目
アクセスJR・東京メトロ銀座線・東京メトロ日比谷線「上野駅」より徒歩2分
京成本線「京成上野駅」より徒歩1分

上野恩賜公園で紅葉・黄葉する樹木

上野恩賜公園には高木の樹木だけでも約9000本あります。

その中で、紅葉する樹木としてはサクラ・ハゼノキ・モミジ、黄葉する樹木としてはユリノキ・イチョウなどがあります。

上野恩賜公園は広大な敷地を有していますが、落葉樹も多いので紅葉・黄葉する樹木は園内のあちこちで見ることができます。

紅葉する樹木の中で、本数が多く目立つ場所に植えられているのがサクラです。ただ、サクラは紅葉してもすぐに落葉します。

また、ハゼノキやモミジもたくさんありますが、サクラほど目立つことはありません。

黄葉するユリノキは大木で目立ちますが、本数は多くありません。

上野恩賜公園には紅葉・黄葉する樹木はたくさんあるものの、やはり晩秋の主役になるのはイチョウではないでしょうか。

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上野恩賜公園の紅葉・黄葉の見ごろの時期

上野恩賜公園の紅葉・黄葉の見ごろの時期は、例年11月上旬から12月中旬にかけてと言われてます。

落葉樹の種類も本数も多いため、全体的な見ごろは他の名所と言われている所より期間が長くなっています。

私が訪ねたのは11月中旬の平日でした。

ハゼノキは紅葉がかなり進んでいました。

モミジは色づいていたものもありましたが、見ごろはもう少し先になりそうです。

一方、黄葉するイチョウは黄色く色づいたものもありましたが、まだこれからという木もたくさんありました。

また、イチョウ特有の黄金色までに色が変化している木はほとんど見られませんでした。

イチョウに関しては見ごろの最初の頃。

私が訪ねた年に関して言えば、もっとも黄葉が美しくなるのは11月の終りから12月の始まりにかけてのように思われます。

イチョウ並木の場所やその他でイチョウが見られる場所

上野恩賜公園の西郷隆盛像とイチョウ
上野恩賜公園にはイチョウ並木があります。

その場所は、東京文化会館と正岡子規記念野球場の間の園路で長さは約100m。ここでは園路の両側に植えられているイチョウの黄葉を見ることができます。

また、東京文化会館と国立西洋美術館付近から、東京国立博物館に向かって樹林帯があります。

ここでは他の樹木も植えられていますが、主役になっているのはイチョウです。

樹林帯のイチョウは、前述のイチョウ並木よりも大きく育っているものが多く、枝も広く張り出していて見ごたえがあります。

イチョウ並木と樹林帯はすぐ近くの場所にあるので、イチョウの黄葉を眺めるとき2つの場所は外せないスポットと言えそうです。

その他でイチョウ見られる場所としては、西郷隆盛銅像周辺や上野動物園表門付近と、不忍池があげられます。

西郷隆盛銅像周辺や上野動物園表門付近はイチョウの本数は少ないものの、日当たりが良くイチョウもきれいに色づいています。

また、不忍池でイチョウが多く植えられているのは、上野恩賜公園では外縁部にあたる不忍通り近くです。ここでは、サクラとイチョウが数多く植えられています。

まとめ

上野恩賜公園のイチョウ
この記事では、上野恩賜公園で紅葉・黄葉する樹木と、全体的な見ごろの時期をお伝えしました。

また、晩秋の上野恩賜公園の主役ともいえるイチョウの見ごろの時期や、イチョウ並木など園内でイチョウが見られる場所をご紹介しました。

上野恩賜公園は紅葉や黄葉だけでなく、たくさんの楽しみにあふれています。

ただ、晩秋の上野恩賜公園は季節ならではの美しさがあります。

イチョウの黄葉も目的に加えると、楽しみがさらに増えるかもしれません。

なお、上野恩賜公園の近くには東京都立文化財庭園の一つに数えられている、旧岩崎邸庭園があります。

岩崎邸庭園は、洋館と樹齢400年とも言われる大イチョウが美しい景色を作り出しているおすすめのスポットです。

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