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この記事では、芝公園銀世界の梅の見ごろの時期や、訪ねるときのおすすめのポイントをご紹介します。
芝公園は東京都港区にあります。
芝公園の大きな特徴は、増上寺・東京プリンスホテル・港区立芝公園の周囲を囲むように造られた環状の公園であることです。
ただし、ずっと環でつながっているわけではなく、途中には道路があり何か所にも分断されていて、分断された区画ごとに番号が付けられています。
区画そのものは明治時代初期に行われていて、1号地から25号地までありましたが、長い歴史の中で開発が進み欠番も多くなっています。
芝公園全体で有名なのは秋の紅葉で、とりわけ東京タワーの真下にある19号地は「もみじ谷」の名前がつけられています。
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芝公園銀世界の場所と梅の見ごろの時期
芝公園の銀世界は、芝公園1号地にあります。1号地は、都道319号線と都道409号線が交差する「芝公園交差点」の近く。鉄道では、都営地下鉄三田線「芝公園駅」より徒歩1分の場所にあります。
1号地には約70本の白梅・紅梅があります。
ここの梅は、江戸時代は現在の新宿区西新宿三丁目にあり、梅の見ごろの時期には一面が真っ白になることから「銀世界」と言われていました。
明治時代になり、梅は1号地に植え替えされていますが、引継ぎ銀世界の愛称で親しまれています。
梅の見ごろの時期は2月中旬から3月中旬で、例年、梅の見ごろの時期に合わせて「梅まつり」も開催されています。
なお、本数は少ないながらも河津桜やロウバイなどもあるので、2月初旬でもこれらの花木や早咲きの梅を楽しめるかもしれません。
所在地 | 東京都港区芝公園4-10-17 芝公園内 |
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アクセス | 都営地下鉄三田線「芝公園駅」より徒歩1分 都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門駅」より徒歩8分 都営地下鉄大江戸線「赤羽橋駅」より徒歩10分 |
芝公園銀世界のおすすめポイント
芝公園銀世界は、駅からも近く、平坦地に余裕をもって梅が植えられています。また、知名度がそれほど高いわけでもないので、イベントがある日を除けばゆっくりと観梅することができます。
さらに、梅と東京タワーが合わせて見られる場所はあまりありません。
芝公園銀世界はそれだけでも魅力ある場所ですが、梅の花がとりわけ好きだという方を除けば、ここで長時間を過ごすことは難しいかもしれません。
芝公園銀世界は、他の場所と合わせて訪ねるのがおすすめです。
そこで、記事の最後に近隣にある有名スポットをいくつかご紹介します。
まず、1号地に隣接してあるのが、徳川家康をご祭神とする芝東照宮です。
東照宮は全国に100以上ありますが、芝東照宮は日光東照宮・久能山東照宮・上野東照宮とともに四大東照宮の一つに数えられています。
また、1号地から徒歩10分圏内に増上寺、15分圏内に芝大神宮や東京タワー、20分圏内には芝離宮恩賜庭園があります。
1号地から見て、それぞれの方向は少し異なりますが、時間があれば芝公園銀世界と複数の有名スポットを巡ることは十分に可能です。
芝公園銀世界で観梅を楽しむだけでなく、他の楽しみも見つけて訪ねると、さらに充実した一日が過ごせるのではないでしょうか。
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