埼玉県の花 PR

川口市で安行桜が眺められる場所5か所の本数や特徴をお伝えします!

川口市密蔵院の安行桜
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事では、私が実際に訪ねた時の様子を折り込みながら、埼玉県川口市で安行桜(あんぎょうざくら)が眺められる場所5か所とそれぞれの本数や特徴をお伝えします。

安行桜は昭和20年代前半に、安行慈林の田中一郎氏宅裏で咲いていた早咲きの桜を、沖田雄司氏が接ぎ木をして増やしたものです。

そして田中氏の菩提寺の密蔵院に植えられたため、当寺院が安行桜の発祥地になっています。

※ 実際に訪ねてみると、安行桜あるいは安行寒桜と表記されていることが多いようですが、この記事では安行桜で記事を書き進めていきます。


安行桜とは

安行桜はソメイヨシノよりも、花が小ぶりで、花の色が濃いこと。

そしてソメイヨシノよりも1週間~10日程度、開花が早いことが特徴です。

密蔵院

川口市密蔵院の安行桜
所在地埼玉県川口市安行原2008
アクセスJR京浜東北線「川口駅」東口よりバス
JR京浜東北線「西川口駅」東口よりバス
東武伊勢崎線「草加駅」西口よりバス
埼玉高速鉄道「戸塚安行駅」よりバス
密蔵院(みつぞういん)は1469年創建の真言宗の寺院で、安行桜の名所としても知られています。

密蔵院の参道や境内には数十本の安行桜が植えられていて、寺院と桜の美しい景色を眺めることができます。

また安行桜だけでなく、しだれ梅や台湾緋桜などもあり、同じピンク色でも異なる色合いの花を楽しむことができます。

なお、密蔵院には広い駐車場があり整備もされていますが、安行桜が見頃の時期は混雑する可能性があるので、時間に余裕をもって訪ねるのがおすすめです。

スポンサーリンク

伝右川沿い 安行出羽公園付近

川口市伝右川の安行桜
安行出羽公園
所在地埼玉県川口市安行出羽4-13
アクセス埼玉高速鉄道「戸塚安行駅」より徒歩22分
伝右川はさいたま市を水源とし、川口市・草加市・八潮市を経て、東京都足立区で綾瀬川に合流する河川です。

安行出羽公園は、伝右川に隣接しています。

伝右川右岸(上流から見て右側)近くにある安行出羽公園側は川口市で、400mの川沿いに約45本の安行桜が植えられています。

この場所で特徴的なのは、伝右川左岸は草加市で200mの川沿いに約25本の河津桜が植えられていることです。

河津桜と安行桜の見頃は概ね同じなので、ここでは安行桜と河津桜の両方の花を楽しむことができます。

同じピンク色でも、安行桜は薄いピンク色で落ち着いた雰囲気、河津桜は濃いピンク色で花が密集していて華やかな雰囲気。

安行桜と河津桜を合わせて楽しめる安行出羽公園付近の伝右川は特におすすめです。

なお、安行出羽公園から安行中道北公園まで約700mの安行出羽緑道では、安行桜や河津桜よりも後に咲くソメイヨシノの並木道を楽しむことができます。

川口市立グリーンセンター

川口市立グリーンセンターの安行桜
所在地埼玉県川口市大字新井宿700
アクセス埼玉高速鉄道「新井宿駅」より徒歩10分
開園時間午前9時~午後5時(入園は午後4時まで)
休園日火曜日(祝日の場合は開園、翌平日休園)
12月25日~1月4日
入園料一般310円、高校生(学生証提示)100円、こども(4歳~中学生)100円、その他料金設定あり
駐車場約600台(無料)
川口市立グリーンセンターの面積は約15ha、コミュニティ広場や芝生広場などの他、食事ができる場所などさまざまな施設があります。

川口市立グリーンセンターで安行桜が見られるのは、第1駐車場・わんぱく広場・白鳥の池などで、合わせて30本以上が植えられています。

第1駐車場では、駐車場外縁部に安行桜が一列に植えられています。

東門近くのわんぱく広場のミニ鉄道では、鉄道の線路わきに安行桜があります。

また白鳥の池のほとりに植えられている安行桜は1本ですが、ここでは池と桜の景色を合わせて眺めることができます。

なお、川口市立グリーンセンターの安行桜の見頃の時期には、梅林では見頃終盤の約100本の梅、ツバキ・サザンカ園ではやはり見頃終盤のツバキの花を楽しめるかもしれません。

川口市立グリーンセンターは名前が示すように、たくさんの種類の花が育てられているので、一年を通して美しい花を見ることができます。

川口元郷駅周辺

川口元郷駅周辺の安行桜
所在地(川口元郷駅)埼玉県川口市元郷1丁目
アクセス埼玉高速鉄道線「川口元郷駅」よりすぐ
埼玉高速鉄道「川口元郷駅」では駅前のロータリー、近くの芝川公園や芝川沿いなどに合わせて50本を超える安行桜が植えられています。

駅のすぐ近くにあること、通路が幅広く作られていて概ね平坦であることなど、川口元郷駅周辺はアクセス便利で安心して安行桜を眺めることができる場所です。

なお、川口元郷駅より徒歩約20分の元郷第3公園では3本の安行桜。

川口元郷駅より徒歩約10分の川口市立本町小学校に接する道路には、約15本の安行桜が植えられています。

川口駅周辺

川口駅東口

川口駅東口周辺の安行桜
川口駅東口前のキュポ・ラ広場と、キュポ・ラ広場先の交差点から寿町第2地下道東交差点までの約300mの公道沿いに、合わせて約35本の安行桜が植えられています。

キュポ・ラ広場先の交差点から寿町第2地下道東交差点までの公道は、車道よりも車道両脇の歩道・自転車道が広く造られています。

そして、安行桜は歩道と車道の境に植えられています。

駅のすぐ近くにあり、平坦できれいに整備された川口駅東口では、のんびりと散策しながら安行桜を眺めることができます。

その他

川口駅西口のすぐ近くにある川口西公園では、イベント広場の外側に1本の安行桜があります。

本数は1本と少ないものの、同じ場所に約10本のモクレンやハクモクレンが植えられています。

見頃は概ね同じなので、ここではピンク色の安行桜と白や紫のモクレンの花を合わせて楽しむことができます。

また川口駅東口より約10分、アリオ川口に隣接する並木元町公園には広い芝生広場の近くに3本の安行桜が植えられています。

川口西公園も並木元町公園も、安行桜をのんびりと眺められる場所になっています。

まとめ

この記事では私が実際に訪ねた時の様子を折り込みながら、川口市で安行桜が眺められる場所5か所の本数や特徴をお伝えしました。

密蔵院は、安行桜と寺院の美しい景色が楽しめる場所。

伝右川や川口市立グリーンセンターは、安行桜とともに他の花が楽しめる場所。

川口元郷駅周辺や川口駅周辺は、駅のすぐ近くで安行桜が楽しめる場所。

川口市で安行桜が楽しめる場所は、それぞれに個性があって魅力的です。

RELATED POST