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等々力不動尊(とどろきふどうそん)は真言宗の寺院で、東京都内唯一の渓谷である等々力渓谷にあります。
この記事では、私が訪ねた時の様子を折り込みながら、等々力不動尊で桜が見られる場所や見頃の時期と、桜が見頃の時期に合わせて楽しめる花をお伝えします。
等々力不動尊
所在地 | 東京都世田谷区等々力1-22ー47 |
アクセス | 東急大井町線「等々力駅」より徒歩8分 |
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等々力不動尊で桜が見られる場所
等々力不動尊の桜は、ソメイヨシノを中心にシダレザクラなど合わせて約100本と言われています。
訪ねてみると山門前には大きく育った数本のソメイヨシノ、境内には緋桜などもありました。
しかし、等々力不動尊で最もたくさんの桜が見られるのは、弁天堂や地蔵堂付近ではないでしょうか。
等々力不動尊の本堂は崖上にあるのに対して、弁天堂や地蔵堂は崖下にあります。
そのため弁天堂や地蔵堂へ行くには、本堂横の階段を利用することになります。
階段は急になっている場所もあるので、滑りにくくはきなれた靴で行くのがおすすめです。
弁天堂や地蔵堂の桜は、ソメイヨシノの古木が多いのが特徴で、幹が太くなっているものが目立つ反面、木が傷んで幹が大きく伐採されたものもありました。
ただ、新しく植えられた桜もあるので、美しい花をこれからも楽しむことができそうです。
等々力不動尊の桜の見頃の時期
私が等々力不動尊を訪ねたのは、東京でソメイヨシノの開花宣言が行われた翌日です。開花宣言が行われた数日前から暖かい日が続き、私が訪ねた日も20度を超えていました。
私が訪ねた年は、開花宣言から満開になるまで数日と予想されていたので、少し期待をしていました。
しかし実際に訪ねてみると、まだ蕾が圧倒的に多く、開花していたのはほんの少しという様子でした。
等々力不動尊で桜の見頃の時期は、東京都の標本木と概ね同じ。
標本木の満開が宣言される前後に訪ねれば、桜と寺院の美しい景色を合わせて楽しめるのではないでしょうか。
等々力不動尊で桜と同時期に楽しめる花
等々力不動尊で桜以上に多く植えられていたのが椿です。
椿は等々力不動尊敷地のあちこちにありましたが、特に多く見受けられたのは弁天堂付近でした。
椿は品種がたくさんあり、見頃もそれぞれ異なるものの、多くは冬から春にかけて咲くため、等々力不動尊でも白・ピンク・赤などさまざまな色の椿が花を咲かせていました。
椿は濃い緑色の葉の間から花をのぞかせるので、桜とは異なり花が目立つ花木ではありません。
しかし、ゆっくりと周囲を眺めながら歩いていると、たくさんの椿が花を咲かせていることに気がつきます。
桜の花の咲く時期に訪ねたら、合わせて様々な色の椿の花を探してみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では私が訪ねた時の様子を折り込みながら、等々力不動尊で桜が見られる場所や見頃の時期。合わせて、桜が見頃の時期に楽しめる花をお伝えしました。
ところで等々力不動尊へは、等々力駅の改札口から徒歩1~2分の場所にある等々力渓谷入口から、渓谷を歩いて等々力不動尊へ向かう方も多いのではないでしょうか。
その等々力渓谷は危険木剪定のため令和6年4月から通行止めになっています。
私が等々力不動尊を訪ねた時も通行止めは続いていましたが、工事の看板を確認すると令和7年度中には「全面開放予定」と書かれていました。
令和8年の春は、等々力渓谷を散策しながら等々力不動尊の桜を眺めることができるようになっているかもしれません。
※ お伝えしている情報は記事作成時のものです。変更されている場合もあるので公式サイト等で確認のうえ、お出かけになってください。
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