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神代植物公園で睡蓮がある場所と同時期に楽しめる花とは

神代植物公園の睡蓮
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神代植物公園では、1年を通してさまざまな花が咲いています。

花の中には花期が短いものもあれば、長い期間楽しめるものもあります。

花期が長い花の一つにあげられるのが睡蓮(スイレン)です。

ところで、神代植物公園は有料の神代植物公園本園と無料の水生植物園があり、睡蓮は何れでも見ることができます。

そこで、この記事では神代植物公園本園と水生植物園のそれぞれについて、睡蓮がある場所と同時期に楽しめる花をご紹介します。

神代植物公園本園の睡蓮

神代植物公園本園の基本情報

所在地東京都調布市深大寺元町2・5丁目、深大寺北町1・2丁目、深大寺南町4・5丁目
開園時間午前9時30分~午後5時(入園は午後4時まで)、大温室・水生植物園は午後4時30分まで
休園日月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
入園料一般500円、65歳以上250円、中学生200円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生無料、その他料金設定あり
アクセス京王線「調布駅」よりバス・JR「三鷹駅」よりバス・JR・井の頭線「吉祥寺駅」よりバスなど
駐車場あり(有料)

神代植物公園本園で睡蓮が見られる場所と見頃

神代植物公園本園には、温帯スイレンと熱帯スイレンがあり、別の場所で育てられています。

神代植物公園本園の温帯スイレン

神代植物公園本園の温帯スイレン
神代植物公園本園で温帯スイレンが見られるのは、本園の正門から数分の場所にある小川のような「流れ」です。

近くには四阿(あづまや)のような休憩所があるので座りながら、あるいは流れのほとりを歩きながら温帯スイレンを眺めることができます。

なお、温帯スイレンの見頃は概ね6月~9月になります。

神代植物公園本園の熱帯スイレン

神代植物公園本園の熱帯スイレン
神代植物公園本園で熱帯スイレンが見られるのは、本園の正門から数分の場所にある「大温室」です。

大温室に入り順路に従って進むと、熱帯スイレン室で多くの熱帯スイレンが植栽されています。

温帯スイレンと熱帯スイレンではいくつかの違いがありますが、もっとも分かりやすいのは色です。

熱帯スイレンは、白・ピンク・黄色、そして青など色とりどりです。

特に温帯スイレンに青や紫の色を持つものはありませんので、珍しいのではないでしょうか。

なお、大温室は1年を通じて温度管理などされているため、熱帯スイレンも季節を問わず見ることができます。

その他

その他としては、園内つつじ園の池に植栽されているパラグアイオニバス(スイレン科)があげられます。

パラグアイオニバスの円形の葉は直径2m、白色の花は直径30㎝にもなる超大型の睡蓮で、8月頃に花を咲かせます。

神代植物公園本園で同時期に楽しめる花

神代植物公園本園では、さまざまな植物が植えられています。

ここでは、温帯スイレンが見頃とされる6月~9月に楽しめる花を簡単にご紹介します。

6月には、あじさい園で紫陽花。

7月には、ダリア園でダリアや、花蓮園のハス。

8月には、むくげ園のむくげや、さるすべり・ざくろ園のさるすべり。

9月には、はぎ園のはぎ。

また、それ以外でも園内各所でさまざまな花が咲いています。

神代植物公園本園はいつ訪ねても、複数の種類の花を合わせて楽しむことができます。


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水生植物園の睡蓮

水生植物園の睡蓮

水生植物園の基本情報

開園時間午前9時30分~午後4時30分
その他本園が休園日は閉鎖
入園料無料
水生植物園は、神代植物公園本園の深大寺門から徒歩5分の場所にあります。

深大寺門と水生植物園入園口の間には、深大寺があり多くの人で賑わいを見せています。

水生植物園で睡蓮が見られる場所と見頃

水生植物園で睡蓮が見られるのは、水生植物園の入園口を入ってすぐの場所です。

植えられているのは温帯スイレンなので、見頃は概ね6月~9月になります。

ただし、ここの睡蓮は規模が小さいので、睡蓮を楽しみたい方は神代植物公園本園がおすすめです。

水生植物園で同時期に楽しめる花

水生植物園の敷地は、傾斜地の下と上に広がっています。

入園口は傾斜地の下で、入園すると湿地帯があります。

その湿地帯から斜面を昇る通路があり、上にあるのが城山(国史跡・深大寺城跡)です。

水生植物園で楽しめる花としては、6月のハナショウブが有名です。

ハナショウブは、入園口近くのはなしょうぶ田に植えられています。

水生植物園ではハナショウブの見頃の時期に、合わせて睡蓮を眺める人が多いのではないでしょうか。

また、6月には斜面の園路沿いや、斜面の上の深大寺城跡で数十株の紫陽花を楽しめます。

坂道を昇るのは少し大変ですが、6月はハナショウブだけでなく紫陽花もおすすめです。

そして8月から9月にかけては、斜面の上にある数十株のハギも楽しめそうです。

水生植物園の睡蓮は規模が小さいので、特に6月のハナショウブの季節に訪ねるのがおすすめです。

また、神代植物公園本園と比べると、水生植物園の花の種類や数は多くありませんが、ここには田んぼなどもあり里山の雰囲気を楽しむことができます。

水生植物園は無料とはいえ、見ごたえ十分です。

まとめ

この記事では神代植物公園本園と水生植物園のそれぞれについて、睡蓮がある場所と同時期に楽しめる花をご紹介しました。

2つの場所は少し離れているだけでなく、それぞれが持つ個性も全く異なります。

スイレンが目的の場合は神代植物公園本園がおすすめですが、水生植物園も侮れない存在です。

※ ご紹介したのは記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますがご了承ください。

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