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この記事では、向島百花園の紅葉の見ごろの時期や、向島百花園の晩秋ならではの魅力などを、私が実際に訪ねた時の経験を折り込みながらお伝えします。
向島百花園は、江戸時代に骨董商が入手した土地に梅を多数植えて開園したのが始まりと言われています。
その後、他の植物もたくさん植えられ1800年代初めに百花園と呼ばれるようになり、現在は9つある東京都立庭園の一つとして親しまれています。
向島百花園の基本情報
所在地 | 東京都墨田区向島3-18-3 |
---|---|
アクセス | 東京スカイツリーライン「東向島駅」より徒歩8分 京成電鉄押上線「京成曳舟駅」より徒歩13分 |
開園時間 | 午前9時~午後5時(最終入園は午後4時30分) |
入園料 | 一般150円、65歳以上70円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料、その他料金設定あり |
休園日 | 年末年始(12月29日~翌年1月3日) |
駐車場 | なし |
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向島百花園の紅葉の見ごろの時期
向島百花園の紅葉の見ごろの時期は、例年11月中旬から12月中旬にかけてです。向島百花園の紅葉の見ごろは、他の紅葉の名所と言われる場所よりも少し長めになっているのが特徴です。
その理由については、次でご紹介させていただきます。
向島百花園の晩秋
向島百花園の面積は約11,000㎡でそれほど広くはありません。
一方、名前の通り向島百花園ではたくさんの種類の植物が植えられていて、少量多品種という特徴があります。
その中でも例外と言えるのが梅と萩で、毎年それぞれの見ごろの時期に梅まつりや萩まつりが開催されています。
私が訪ねたのは11月中旬の平日、梅や萩の季節でもないので、園内に人の姿はあまり見られませんでした。
晩秋の向島百花園でとりわけ目立っていたのは、秋の七草の一つに数えられるすすきと、咲き始めの山茶花です。
向島百花園には、黄葉するイチョウや、紅葉するハゼやモミジなどが植えられています。
しかし、イチョウ・ハゼ・モミジは園内のあちこちで見られるものの、本数はたくさんではありません。
園内には、他にも紅葉・黄葉する樹木があります。私が訪ねた時は、梅・桜などが赤く、萩や柏は黄色く色づいていました。
向島百花園にはたくさんの種類の落葉樹があるため、紅葉・黄葉を楽しめる期間も長くなっています。
また、リンドウ・ツワブキ・ワレモコウ、低木では式部の紫・センリョウやマンリョウの赤い実などを園内各所で見ることができましたし、入口付近には多くの菊鉢がありました。
向島百花園では、色づく樹木を代表するイチョウ・ハゼ・モミジがあるのはもちろんのこと、それ以外にも紅葉・黄葉する樹木や季節の花が楽しめます。
晩秋の向島百花園の魅力
向島百花園は多くの種類の植物があるため、1年中、何かしらの楽しみを見つけることができます。
また多くの花や実を楽しむため、他の庭園などでは除草されてしまう植物もあえて残していて、野趣ある風景を眺めることができます。
晩秋の向島百花園は、紅葉・黄葉だけでなく、秋の深まりを身近で感じ取ることができるという大きな魅力があります。
ぜひ、晩秋の向島百花園の景色を楽しんでください。
なお、多くの植物を見られるようにするため、園内にたくさんの小道があります。
迷子になってしまうことはありませんが、どこを歩いているのか分からなくなることはあります。
入園口付近に、向島百花園のパンフレット、そして(私が訪ねた時は)お花の見ごろ情報のプリントが置かれていました。
できるだけ多くの花を効率的に見たいという方は、この2つを手に取ってから園内を巡るのがおすすめです。
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