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埼玉県のハナショウブの名所8か所の場所や特徴などをお伝えします!

紫色のハナショウブ
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この記事では、埼玉県でハナショウブ(花菖蒲)の花が楽しめる名所8か所の場所や特徴などをお伝えします。

埼玉県内でハナショウブの花が咲くのは、概ねですが6月上旬から6月中旬。

時期としては、梅雨ではないけれど曇りや雨の日が多くなる、いわゆる「梅雨の走り」の季節です。

もっとも天候不順の季節とはいえ、晴れる日もたくさんありますし、猛暑の時期でもありません。

群生するハナショウブは心を和ませてくれます。

ハナショウブの季節に、埼玉県のハナショウブの名所を訪ねてみてはいかがでしょうか。

大宮第二公園【さいたま市】

所在地埼玉県さいたま市大宮区寿能町2-405
アクセス東武野田線「大宮公園駅」より徒歩15分
駐車場あり
大宮第二公園は初春の梅で有名ですが、園内には菖蒲田があり約20品種・3,000株のハナショウブが育てられています。

ハナショウブが育てられている菖蒲田は広く、普通の園路だけでなく木道なども設置されていて風情があります。

また、菖蒲田から徒歩数分の場所にはアジサイ園があり、約800株の紫陽花も元気に育っています。

概ねですがハナショウブの見頃は5月下旬~6月上旬、紫陽花の見頃は6月上旬~6月下旬。

訪ねる時期によっては、ハナショウブと紫陽花を合わせて楽しむことができそうです。


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染谷花しょうぶ園【さいたま市】

所在地埼玉県さいたま市見沼区染谷2-248
アクセスJR「大宮駅」東口よりバス
駐車場あり
その他開園時間あり、有料
染谷花しょうぶ園は、ハナショウブが開花している期間だけ入園できる有料の施設です。

染谷花しょうぶ園は、約8,000㎡の敷地に200種・約20,000株のハナショウブがあると言われています。

また、園内には花見台や八つ橋なども設けられているので、様々な角度からハナショウブを眺められるとともに、風情ある景色を楽しむことができます。

開園される時期は、概ねですが5月下旬~6月中旬。

ハナショウブの季節になったら、染谷花しょうぶ園のホームページを確認の上、お出かけになってはいかがでしょうか。

花田苑【越谷市】

所在地埼玉県越谷市花田6-6-2
アクセス越谷駅西口よりバス、南越谷駅・新越谷駅よりバス
駐車場あり
その他開園時間・休園日あり、有料
花田苑(花田第六公園)の面積は約21,000㎡、中央部に大きな池があります。

花田苑でハナショウブが見られるのは、花田苑奥の菖蒲田で数百株が育てられています。

また、花田苑入口の長屋門周辺には約80株の紫陽花もあります。

ハナショウブの株数は多くありませんが、花田苑は廻遊式池泉庭園なので、池の周囲を散策しながら、和風庭園とさまざまな季節の花の景色を楽しむことができます。

葛西用水【越谷市】

所在地埼玉県越谷市
アクセス東武スカイツリーライン「越谷駅」東口より徒歩8分
駐車場なし
越谷市役所のすぐ近くを流れる葛西用水では、平和橋付近としらこばと橋付近の2か所でハナショウブを楽しむことができます。

2か所とも葛西用水の川岸に菖蒲田を設け、そこに用水の水を流し込んでいます。

また、葛西用水の対岸にある葛西親水緑道では、平和橋からしらこばと橋までの約700mにたくさんの紫陽花が植えられています。

ハナショウブの見頃は6月上旬~6月中旬、紫陽花の見頃は6月上旬~6月下旬。

訪ねる時期によっては両方の花を楽しむことができます。

智光山公園【狭山市】

所在地埼玉県狭山市柏原561
アクセス西武新宿線「狭山市駅西口」よりバス
智光山公園行で終点「智光山公園」よりすぐ
駐車場あり
智光山公園では、正面駐車場から徒歩5分程度の場所にある花菖蒲園と、桜の園駐車場近くの花菖蒲田の2か所でハナショウブが育てられています。

花菖蒲園の面積は約2,600㎡、約2,600株のハナショウブが育てられています。

花菖蒲田の面積は約600㎡、約1,200株のハナショウブが育てられています。

同じハナショウブでも、花菖蒲園と花菖蒲田では趣きが少し異なります。

智光山公園ではハナショウブの見頃の時期に「智光山公園花菖蒲まつり」が開催されてるので、その頃に花菖蒲園と花菖蒲田、合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか。

上尾丸山公園【上尾市】

所在地埼玉県上尾市平方3326
アクセスJR「上尾駅」西口よりバス
駐車場あり
上尾丸山公園では公園北側の花菖蒲田で、10,000株のハナショウブが育てられています。

また、花菖蒲田周辺にはたくさんの紫陽花、そして睡蓮もあります。

ハナショウブの見頃は6月上旬、紫陽花の見頃は6月上旬~6月下旬。

上尾丸山公園では、ハナショウブの見頃の時期に「あげお花しょうぶ祭り」が開催されています。

この頃に訪ねれば見頃のハナショウブと、見頃始めの紫陽花を合わせて楽しむことができそうです。

菖蒲城址あやめ園【久喜市】

所在地埼玉県久喜市菖蒲町新堀地内
アクセスJR「桶川駅」よりバス、「城址あやめ園」バス停よりすぐ
駐車場あり
菖蒲城址あやめ園の広さは約1ha。

県道12号近くにある復元された旗本内藤氏の屋敷門を入ると、菖蒲田の景色が広がります。

ハナショウブは約50品種、16,000株。

園路も広く、木道も設置され、四阿(あずまや)やベンチもあり、のんびりと過ごせる場所になっています。

なお、菖蒲城址あやめ園では数は少ないながらもラベンダーや紫陽花なども育てられています。

別府沼公園【熊谷市】

所在地埼玉県熊谷市西別府1456番地
アクセスJR高崎線「籠原駅」北口より徒歩30分
JR高崎線「籠原駅」北口よりバス
駐車場あり
別府沼公園は別府沼を中心とした造られた、面積約17ha、東西に細長い公園です。

また、別府沼公園は間に県道があり、公園が東側と西側に分かれていることも特徴です。

別府沼公園のハナショウブは、公園西側の花菖蒲園で育てられています。

花菖蒲園はいくつかの菖蒲田に分かれていて、合わせて約7,000株のハナショウブが育てられています。

花菖蒲園は概ね平坦な場所にあり、園路も広く造られていて、休憩できる場所もあります。

ハナショウブを眺めながら、のんびりと過ごすのにおすすめの場所です。

まとめ

ピンク色のハナショウブ
この記事では、埼玉県内でハナショウブの名所と言われる場所8か所をご紹介しました。

埼玉県内でハナショウブの花を楽しめるのは、6月上旬から6月中旬の頃。

もっとも、その年の気候によって見頃の時期にはずれが生じますし、訪ねる場所によっても見頃の時期には若干の違いがあります。

また、ここでお伝えしたのは8か所ですが、実際に私が訪ねたのは15か所以上のハナショウブの名所と言われる場所です。

ハナショウブの見頃はそれほど長くありません。

一方、ハナショウブが美しい花を咲かせるためには、定期的な除草や株分けなどの手作業も多くなります。

ハナショウブは案外とお金がかかる植物のようで、そのためか昔はたくさんのハナショウブがあったけれどという場所も数多くありました。

訪ねた15か所以上の中で、半分はハナショウブがなくなっていたのが実情です。

もちろん、今後新たなハナショウブの名所が誕生する可能性もありますが、今回ご紹介したハナショウブの名所がなくなってしまう可能性もあります。

ハナショウブを見に行かれる際は、あらかじめ各施設のホームページを確認の上、お出かけになってください。

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