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明治通りで陽光桜・しだれ桜・ソメイヨシノが見られる場所とは

明治通りのソメイヨシノ
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明治通りは全長約33㎞。

東京都23区のうち9つの区を通り、東京都の中心部を取り囲むように造られた環状道路です。

その明治通りの中で渋谷区では、陽光桜・しだれ桜・ソメイヨシノが連続して植えられている場所があります。

この記事では、明治通りで陽光桜・しだれ桜・ソメイヨシノが見られる場所や本数、合わせて私が訪ねた時の様子を折り込みながら見頃の時期をお伝えします。

明治通りで陽光桜が見られる場所・本数・見頃

明治通りと陽光桜
明治通りで陽光桜が見られるのは、渋谷駅より徒歩約5分の場所です。

具体的には、明治通り沿いの渋谷警察署から恵比寿駅方向へ向かって、並木橋交差点までの約400mです。

陽光桜は約50本で、明治通りの車道の両側にある歩道沿いに植えられています。

ところで、私は春分の日の頃と、東京都のソメイヨシノの開花宣言が行われた3日前の2回、明治通りを訪ねています。

春分の日の頃、陽光桜はそれぞれの木で数輪ずつ開花している様子は見受けられましたが、まだ蕾が圧倒的に多い状態でした。

次に東京都のソメイヨシノの開花宣言が行われた3日前は、全体としては5分咲き、中には満開になっている陽光桜もありました。

陽光桜は、開花がソメイヨシノよりも数日から1週間程度早いと言われています。

その年の天候で見頃も変わりますが、東京都のソメイヨシノの開花宣言が行われた頃が、陽光桜の見頃になるように思われます。

陽光桜とは

陽光桜は、アマギヨシノとカンヒザクラを交配して作られた園芸品種で、ソメイヨシノよりも少し早く見頃を迎えます。

花は大きく一重で美しいピンク色、枝はソメイヨシノのように横に広がるというよりも、上に伸びるのが特徴です。

登録されたのが1981年と歴史の浅い品種ですが、病虫害に強いため街路樹に使われることも多くなっています。


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明治通りでしだれ桜が見られる場所・本数・見頃

明治通りでしだれ桜が見られるのは、陽光桜の並木が終わった並木橋交差点から、渋谷橋交差点まで800m~900mの区間です。

しだれ桜は約90本で、明治通りの車道の両側にある歩道沿いに植えられています。

しだれ桜は枝が枝垂れる桜の総称で、いくもの品種があります。

明治通り沿いに植えられているしだれ桜の品種は分かりませんでしたが、高木であることが特徴的でした。

高木であるため、枝垂れた枝は高い場所にあり、歩いていても枝が邪魔になることはありません。

むしろ高い場所に桜の花があるので、ここではしだれ桜を見上げるような感じになります。

春分の日の頃、見頃より少し前とはいえ陽光桜は既に開花が始まっていました。

一方、明治通りのしだれ桜の蕾はまだ小さな状態。

次にお伝えするソメイヨシノの見頃が終わった頃に、しだれ桜が見頃を迎えるのではないでしょうか。

明治通りでソメイヨシノが見られる場所・本数・見頃

明治通りでソメイヨシノが見られるのは、しだれ桜の並木が終わった渋谷橋交差点から、天現寺橋交差点まで約1㎞の区間です。

ソメイヨシノは約130本で、明治通りの車道の両側にある歩道沿いに植えられています。

私が訪ねた年の春分の日頃は、まだ東京都のソメイヨシノの開花宣言は行われておらず、明治通りのソメイヨシノも開花はしていませんでした。

ただ蕾は大きく膨らんでいたので、東京都のソメイヨシノの開花宣言と同じ頃に、開花が始まりそうな気配がありました。

まとめ

明治通りの陽光桜
この記事では、明治通りで陽光桜・しだれ桜・ソメイヨシノが見られる場所や本数、見頃の時期をお伝えしました。

渋谷区内の明治通りでは約2.5㎞の間で、陽光桜・しだれ桜・ソメイヨシノと異なる桜が植えられています。

3つの桜の見頃はそれぞれ異なるので、すべてを一遍に楽しむことはできませんが、一方、長い期間桜の花を眺めることができます。

また、この区間は概ね平坦で、広い歩道も整備されているので歩きやすくなっています。

道路沿いの桜なのでシートを広げることはできないものの、のんびりと散策しながら桜を眺められるおすすめの場所です。

最後に、主なポイントのアクセスをお伝えします。

 
渋谷警察署渋谷駅より徒歩5分
渋谷橋恵比寿駅より徒歩5分
天現寺橋広尾駅より徒歩7分

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