品川区で初詣で参拝したい神社やお寺10選【駅徒歩10分以内】

東京都品川区内の神社やお寺で、初詣で参拝したい10か所をご紹介します。

品川区内にはたくさんの神社やお寺があります。その中で、今回ご紹介するのは鉄道最寄駅から概ね徒歩10分以内で行ける場所です。

新年早々車の運転はしたくないし歩きたくもない、でも初詣には行きたいいう方は参考になさってください。

それでは神社、次にお寺、合わせて10か所のご案内をしていきます。

品川区の初詣で参拝したい神社

蛇窪神社

所在地	東京都品川区二葉4-4-12
アクセス	都営地下鉄浅草線「中延駅」より徒歩5分 東急大井町線「中延駅」より徒歩6分 JR「西大井駅」より徒歩8分

正式には天祖神社、蛇窪神社(へびくぼじんじゃ)は通称です。蛇窪神社の創建は1323年頃、ご祭神は天照大神・応神天皇・天児屋根命です。

蛇窪神社は様々なご利益で知られていますが、石窟の白蛇大神には良縁・財運・病気平癒など。蛇窪龍神社の蛇窪龍神には、立身出世のご利益があるとされています。

なお、蛇窪神社では東急大井町線「戸越公園駅」付近から蛇窪神社までの道を「白蛇様の戻り道」と称し、開運参拝コースとして推奨しています。

戸越八幡神社

所在地	東京都品川区戸越2-6-23
アクセス	都営地下鉄「戸越駅」(A2出口)より徒歩約7分 東急池上線「戸越銀座駅」より徒歩10分 東急大井町線「戸越公園駅」より徒歩8分

戸越八幡神社の創建は1526年、ご祭神は誉田別命(応神天皇・八幡神)です。

元は草庵で、願いをすると叶うという評判から成就庵と呼ばれます。

そして、成就庵の評判をうたった古歌に「江戸越えて　清水の上の成就庵　ねがひの糸の　とけぬ日はなし」があり、この「江戸越えて」が変化して戸越の地名になったとも言われています。

品川神社

所在地	東京都品川区北品川3-7-15
アクセス	京浜急行「新馬場駅」より徒歩3分

品川神社の創建は1187年、ご祭神は、天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)・宇賀之売命(うがのめのみこと・お稲荷様)・素盞嗚尊(すさのおのみこと)です。

天比理乃咩命は祈願成就・航海安全の神、宇賀之売命は農業・商業の神、素盞嗚尊は厄除け・病気除けの神として知られています。

また品川神社は元准勅祭社のうち、東京近郊にある10の神社ということで、東京十社のひとつに挙げられている他、大黒天が祀られているため東海七福神の一つに数えられています。

荏原神社

所在地	東京都品川区北品川2-30-28
アクセス	京浜急行「新馬場駅」より徒歩4分

荏原神社(えばらじんじゃ)の創建は709年。ご祭神は、高おかみの神・豊受姫之神・天照皇大神・須佐男之尊・手力雄之尊です。

ご利益は様々にあるとされていますが、とりわけ勝運・学問・恋愛・病気平癒・家内安全・交通安全・商売繁盛が知られています。

また、恵比寿天が祀られているため東海七福神の一つに数えられています。

なお荏原神社では、三大祭として貴布禰祭・天王祭・大鳥祭が行われ賑わいを見せています。

居木神社

所在地	東京都品川区大崎3-8-20
アクセス	JR・りんかい線「大崎駅」より徒歩3分

居木神社(いるぎじんしゃ)の創建は定かではありませんが、江戸時代初期の頃と考えられています。

主祭神は、日本武尊。

また、高おかみの神・大國主命・倉稲魂命・天兒家根命・菅丞相(菅原道真公)が配祀、手力雄命・淀姫命・大山咋命が合祀されています。

祀られている神が多いためさまざまなご利益で知られ、また1年を通して数多くの行事が行われています。

下神明天祖神社

所在地	東京都品川区二葉1-3-24
アクセス	東急大井町線「下神明駅」より徒歩5分 JR「西大井駅」より徒歩10分

下神明天祖神社(しもしんめいてんそじんじゃ)の創建は不明ながらも、室町時代とも考えられています。

ご祭神は、天照大神・応神天皇・天児屋根命です。

下神明天祖神社は、雅楽の普及や氏子・崇敬者による巫女舞奉納への取組で知られています。

品川区の初詣で参拝したいお寺

薬師寺東京別院

所在地	東京都品川区東五反田5-15-17
アクセス	JR「五反田駅」東口駅前交番より徒歩7分 都営地下鉄浅草線「五反田駅」A4・A7出口より徒歩7分 東急池上線「五反田駅」より徒歩8分

薬師寺東京別院は、奈良の薬師寺の別院として1975年に創建された法相宗の寺院で、ご本尊は薬師三尊です。

薬師寺東京別院では、ご本尊の周囲壁面に三千佛をはめ込む三千佛供養を行っています。

これは過去・現在・未来と分けて千体佛をお祀りするもので、佛様の裏面には供養する方の祈願を書くことができるようになっています。

一心寺

所在地	東京都品川区北品川2-4-18
アクセス	京浜急行「新馬場駅」より徒歩5分

一心寺(いっしんじ)は1855年創建の真言宗の寺院で、ご本尊は不動明王。延命・商売繁盛の寺院として知られています。

また、一心寺には寿老人が祀られ東海七福神の一つに数えられています。

なお一心寺では、素焼きの皿を頭にのせて灸をすえる「ほうろく灸」が毎月28日の縁日で行われています。

海雲寺

所在地	東京都品川区南品川3-5-21
アクセス	京浜急行「青物横丁駅」より徒歩4分 りんかい線「品川シーサイド駅」より徒歩10分

海雲寺は1251年創建の曹洞宗の寺院で、ご本尊は十一面観音です。

また海雲寺では、台所の神とされる千躰荒神像が祀られており、年に2回の千躰荒神祭は多くの人で賑わいを見せています。

品川寺

所在地	東京都品川区南品川3-5-17
アクセス	京浜急行「青物横丁駅」より徒歩5分

品川寺(ほんせんじ)は810年頃に創建された真言宗の寺院で、ご本尊は水月観音と聖観音です。

品川寺は品川区最古の寺院で、品川という地名の由来になったと言われています。

品川寺には江戸時代中期に造立された江戸六地蔵のうち第一番があります。また毘沙門天が祀られていて東海七福神の一つに数えられています。

まとめ

この記事では東京都品川区で初詣で参拝したい神社やお寺のうち、最寄駅から概ね徒歩10分以内で行ける10か所をご紹介しました。

品川区には、多くの神社やお寺があり交通網も発達しています。

鉄道の最寄駅から徒歩10分以内で行ける神社やお寺は他にもまだまだありますが、今回はその一部のご紹介とさせていただきました。

なお、参拝する神社やお寺によっては、拝観時間などが定められていたり、拝観料が必要な場合があります。

参拝に行かれる際は、必ず確認の上、お出かけになってください。