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都電荒川線のバラの名所-荒川区内の場所・見ごろ・特徴とは

都電荒川線沿線のバラ

都電荒川線は、三ノ輪橋(荒川区)から早稲田(新宿区)まで12.2㎞を運行する、東京都内唯一の都電で「東京さくらトラム」の愛称でも知られています。

愛称のとおり都電荒川線沿線は桜が植栽されていることで知られていますが、合わせて東京都内のバラの名所としても有名です。

都電荒川線沿線で多数のバラが植えられているのは荒川区と豊島区。

この記事では、都電荒川線沿線のうち荒川区でバラが見られる場所や、見ごろの時期・特徴などを、私が訪ねた時の経験を交えながらご案内します。

なお、ここでのバラの種類は約140種で株数は13,000株と言われていますが、バラは都電荒川線沿いと、途中の駅に設けられているバラ花壇の大きく2つに分けて植えられています。

まずは、それぞれの場所や特徴などをお伝えします。

都電荒川線(荒川区)のバラ 都電荒川線沿い

荒川区内の都電荒川線沿いでバラが見られるのは、始発の三ノ輪橋停留所から熊野前停留所までと、小台停留所から荒川車庫前までの2か所です。

この区間では、線路沿いの多くの場所にバラが植えられています。

荒川区では都電荒川線沿線を「みどり軸」とし、バラの植栽を行っています。

荒川区内で都電が走るのは4.8㎞、そのうちバラが植えられない場所を除く約4㎞でバラの植栽が行われています。

ここのバラの大きな特徴は、バラの多くが都電の線路と、線路内への侵入などを防ぐための柵の間に植えられていることです。

そのため都電の車窓からバラの花を見ることはできても、線路の外からは柵の向こうにあるバラを眺めることになります。

私は実際に上記の区間を、できるだけ都電に沿って歩こうとしました。

しかし実際には、側道がなかったり、側道はあっても都電に近いのは車道で、さらにその外側に歩道があったりと、歩きながらバラを楽しむのは案外と難しい状況でした。

都電荒川線沿いのバラは、基本的には車窓から見ることを考えて植えられているようです。

もっとも、都電のスピードはそれほど速くなく、都電は案外と窓の占める面積が大きいので、乗りながら沿線のバラを楽しむことができます。

都電荒川線(荒川区)のバラ 5か所のバラ花壇

荒川区内の都電荒川線沿いでバラ花壇があるのは次の5か所です。
最寄りの停留所名称
三ノ輪橋三ノ輪橋バラ花壇
荒川二丁目荒川二丁目バラ花壇
荒川二丁目荒川二丁目南公園バラ花壇
町屋駅前町屋駅前バラ花壇
荒川遊園地前あらかわ遊園バラ花壇
バラ花壇のうち、荒川二丁目南公園バラ花壇を除く4か所は停留所のすぐ近くにあります。

何れも規模は大きくありませんが、停留所からすぐの場所にあるので迷う心配はなさそうです。

なお、5か所のバラ花壇の世話をされているのは「荒川バラの会」というボランティア団体で、1年を通してバラの世話をされているため、春と秋にきれいなバラの花を楽しめます。

ここでは個人的におすすめの3か所をご紹介します。

おすすめのバラ花壇1 三ノ輪橋バラ花壇

三ノ輪橋停留所のバラ
三ノ輪橋停留所は都電荒川線の始発駅で、すぐ近くに三ノ輪橋バラ花壇があります。

始発駅で都電が停車している時間も長いため、都電とバラの景色をしっかりと撮影することができます。

写真好きな方におすすめのスポットです。

おすすめのバラ花壇2 荒川二丁目南公園バラ花壇

荒川二丁目南公園
荒川二丁目南公園バラ花壇(荒川区荒川2-18-6)は、荒川二丁目停留所から200mほどの場所にあります。

荒川二丁目南公園は荒川区が設置した普通の公園ですが、公園内の多くの場所にバラが植えられているのが大きな特徴です。

また、秋のバラが咲く季節にはコスモス・キバナコスモスなど季節の花々がたくさん咲いていたので、バラだけでなく様々な植物を楽しむことができます。

公園なのでベンチもありますし、公衆トイレも設けられています。バラ花壇5か所の中でも、他の4か所とは異なる魅力があります。

おすすめのバラ花壇3 あらかわ遊園バラ花壇

あらかわ遊園バラ花壇
荒川遊園地前停留所からあらかわ遊園地に向かうと、入口付近にあるのがあらかわ遊園バラ花壇です。

あらかわ遊園地は2022年にリニューアルオープン。入り口付近にバラ花壇があります。

ここのバラ花壇もそれほどの広さはありませんが、きれいに整備された場所でバラを楽しむことができます。

都電荒川線(荒川区)のバラの見ごろの時期

その年の天候によっても若干異なりますが

春のバラの見ごろの時期は、5月上旬~6月上旬

秋のバラの見ごろの時期は、10月上旬~10月下旬と言われています。

私が訪ねたのは10月下旬でした。

たくさんの花が咲いていて蕾の状態のバラもありましたが、咲き終わりも多く、全体的には秋のバラの見ごろの終わり。

私が訪ねた年は、10月中旬が秋のバラの見ごろの最盛期であったように思われます。

おそらく春のバラであれば5月中旬、秋のバラは10月中旬であれば、多くの年で見ごろのバラを楽しめるのではないでしょうか。

さいごに

この記事では、都電荒川線沿線のうち荒川区でバラが見られる場所や、見ごろの時期、特徴など、私が訪ねた時の経験を交えながらお伝えしてきました。

同じバラであっても、都電荒川線沿いのバラは都電の車窓から、バラ花壇のバラは立ち止まって見るという点で大きな違いがあります。

もっとも全体でみれば株数も多く、特にバラ花壇のバラはボランティアの方々の尽力で、ゆっくりと美しい花を見ることができます。

都電荒川線は東京都内唯一の都電として人気がありますし、沿線には有名な観光スポットなどもあります。

春や秋の見ごろの時期に、散策を兼ねてバラを眺めに行かれてはいかがでしょうか。

※ ここでご紹介したのは、この記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますがご了承ください。

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