東京都の花

浅草ほおずき市2019!日程・アクセスや意味などをご案内します

オレンジ色のほおずき

東京の初夏の風物詩の一つである浅草ほおずき市。

この記事では、2019年の浅草ほおずき市の日程やアクセス、そして浅草ほおずき市に込められた意味などもご案内していきます。

最初に浅草ほおずき市の日程からご案内をしていきます。

浅草ほおずき市は、毎年7月9日と10日に浅草寺で開催される、ほおずきを販売する市のことです。

したがって、2019年の浅草ほおずき市は


2019年7月9日(火曜日)

2019年7月10日(水曜日)

の両日に開催されます。

浅草ほおずき市の開催時間

では、浅草ほおずき市の開催時間は何時から何時まででしょうか。

浅草ほおずき市の開催時間については、浅草寺のHPでは「朝から晩まで」という記載があります。また、浅草ほおずき市を協賛する浅草観光連盟のHPでは、開催時間は「午前9時ごろより午後9時ごろまで」とあります。

さらに口コミを確認していくと、午前10時ごろより午後10時ごろまでという記載も見受けられます。もっとも口コミには、終わりの時間は一応の目安で、実際は日付の変わるころまで店が開いているとも書かれています。

開催日はともかくとして開催時間については、ほおずきを販売する店の事情にもよるようです。

ほおづきはほおずき市が開催される2日間で売り切らなければいけないので、1日目はできるだけ長く営業をする。その代わり、2日目はほおずきが売り切れた段階で店じまい。

2日目については、時間の経過とともに少しずつ営業している店が少なくなるようです。

浅草ほおずき市については、開催日ははっきりとしているものの、時間についてはあいまいな部分があるようです。

そこで時間に関して、一番無難なところを考えると

1日目の2019年7月9日(火)は、午前10時~午後9時

2日目の2019年7月10日(水)は、午前10時以降のできるだけ早い時間帯

このあたりが確実に浅草ほおずき市を楽しめる時間帯になりそうです。

浅草ほおずき市は屋外で開催されます。その日の天候によって人手や売れ行きには大きな違いが生まれますので、楽しめる時間帯についても若干の誤差が生まれるかもしれません。

また、2日目の場合、時間が遅くなるにしたがい値引きもあるようです。値引き交渉を楽しみたいという人は、逆に2日目の遅い時間帯に浅草ほおずき市を訪れるというのもありかもしれないですね。

浅草ほおずき市には、約120軒のほおずき屋が出店されるとありますが、もちろんそれ以外の店もでます。年によっても異なりますが、浅草ほおずき市には合計300軒程度の店が軒を連ねます。

初夏の賑わいを存分に楽しめる。それが浅草ほおずき市の最大の魅力なのかもしれません。

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浅草ほおずき市のアクセス

露店でほおずきを売る人
浅草寺へのアクセスは電車がおすすめです。

浅草寺に行くには、東武スカイツリーライン・東京メトロ銀座線・つくばエクスプレス・都営地下鉄浅草線の浅草駅より徒歩5分

ただし、浅草寺の敷地は広いだけでなく通年で混雑をしているので、浅草ほおずき市の会場に到着するまでにはさらに時間がかかります。

所在地 東京都台東区浅草2-3-1

浅草ほおずき市の意味

浅草ほおずき市は、毎年7月9日と10日に浅草寺で開催されるほおずきを販売する市のことです。2019年も7月9日と10日の2日間にわたって開催をされます。

ところで、浅草ほおずき市にはどのような意味があるのでしょうか。開催されるのが浅草寺ということを考えると、浅草ほおずき市には宗教的な意味があるようです。

まず、浅草寺は観音様で有名ですが、この観音様が浅草ほおずき市に大きな影響を及ぼしています。

縁日という言葉がありますが、縁日とは「仏様と特別なご縁のある日」のことです。縁日そのものは毎月18日なので、浅草ほおずき市が開催される9日・10日とはずれがあります。

しかし、この縁日に功徳日と呼ばれる別の縁日が加わりました。功徳日に参拝すると百日分から千日分の参拝に相当するご利益があるとされています。

功徳日そのものは毎月ありますが、特に7月10日の功徳日は千日分の参拝に相当するご利益があるということで、古来7月10日は多くの参拝者で賑わっていました。

この7月10日の功徳日は江戸時代にさらに拡大され、7月10日に参拝すると千日どころか四万六千日分のご利益があるとされました。

ご利益は1日でも早く欲しいもの。功徳日は7月10日ですが、多くの人がいち早く参拝に訪れることから、7月10日だけでなくその前日の7月9日の両日が四万六千日の縁日とされました。

7月9日と7月10日の四万六千日の縁日に合わせて、この時期が開花時期になるほおずきに病気平癒の意味が込められた。

それが浅草ほおずき市の始まりと考えられています。

まとめ

ほおずきの鉢を購入した女性
浅草ほおずき市の主役であるほおずきにはそれなりの意味があるようです。もっとも、浅草寺を訪れる参拝者を見込んで開催されるようになった。そのような説もあるようです。

ほおずき市そのものは浅草寺だけでなく各所で開催されていますが、何といっても有名なのは浅草ほおずき市。浅草ほおずき市は、東京の初夏の風物詩として多くの人に愛されています。

浅草寺周辺は1年を通して多くの観光客が訪れる場所ですが、浅草ほおずき市の時期はさらに観光客で混雑します。それでも毎年、浅草ほおずき市に行くという人は多いようです。

開催される意味を知ったところで、7月9日と10日の浅草ほおずき市に出かけてみてはいかがでしょうか。2019年の浅草ほおずき市、天候に恵まれると良いですね。

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