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この記事では石神井公園で睡蓮が見られる場所、見ごろの時期など、私が訪ねたときの経験を含めてお伝えします。
石神井公園は東西に細長い東京都立の公園で、東側に石神井池、西側に三宝寺池の2つの池がありますが、睡蓮が見られるのは三宝寺池です。
まずは、石神井公園の基本情報と三宝寺池までのアクセスについてご案内します。
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目次
石神井公園の基本情報と三宝寺池までのアクセス
所在地 | 東京都練馬区石神井台1 |
最寄り駅 | 西武池袋線「石神井公園駅」 |
入園料 | 無料 |
駐車場 | 有料 |
石神井公園駅から石神井池を経由して三宝寺池へ行く | 徒歩20分~25分 |
---|---|
石神井公園駅から直接三宝寺池へ行く | 徒歩20分~25分 |
石神井公園駅南口から三宝寺池へバスで行く | 乗車時間約10分 |
石神井公園の東側の石神井池は、駅からも近くボート乗り場などもあるため、多くの人で賑わう場所です。
一方、三宝寺池は池の間近まで樹木が迫り、静かで落ち着いています。
石神井公園は異なる趣の二つの池で構成されているので、時間のある方は両方を訪ねるのがおすすめです。
三法寺池の睡蓮
三宝寺池は「三宝寺池沼沢植物群落」に指定されていて、睡蓮を始めさまざまな植物が大切に育てられています。ここでは、三法寺池で睡蓮を見られる場所、見ごろの時期をご紹介します。
三法寺池で睡蓮を見られる場所
三法寺池で睡蓮を見られる場所は三法寺池です。石神井公園の三宝寺池側の入り口を入るとひょうたん池があり、そこを過ぎると三宝寺池になります。
睡蓮がある場所は三宝寺池でも、公園入口に近い場所にあります。
三法寺池の睡蓮の見ごろの時期
三法寺池の睡蓮の見ごろの時期は、例年であれば5月下旬から7月中旬にかけてと言われています。私が三法寺池の睡蓮を見に行ったのは、ある年の5月20日頃でした。
三法寺池の睡蓮の見ごろの始まりは5月下旬からとされていたので半信半疑でしたが、三法寺池の白い睡蓮は数多くが花弁を開いていました。
もしかしたら、まだ見ごろとは言えないのかもしれませんが、十分に楽しむことができました。
睡蓮は一つ一つの花の寿命は決して長くありませんが、次々に新しい花が出てくるので、見ごろの期間が長いのが特徴です。
その年の天候によって睡蓮の見ごろの時期は変わるかもしれませんが、おそらく6月中であればほとんどの年で睡蓮を楽しめるのではないでしょうか。
三法寺池の睡蓮を見た時の感想
三法寺池の睡蓮を見た時に気になったことがあります。それは、三法寺池の睡蓮は間近で見られないことです。
三法寺池は周囲に柵があり、睡蓮は池の中ほどにあります。
他の睡蓮の名所と言われる場所の多くは、間近に睡蓮があり、真上から睡蓮の花を眺められることもあります。
しかし、三法寺池の睡蓮は遠くから眺めるような感じで、少なくとも私が訪ねた時には目の前で睡蓮が見られる場所はありませんでした。
三法寺池は、三宝寺池沼沢植物群落(さんぽうじいけしょうたくしょくぶつぐんらく)として国指定文化財になっていて貴重な水生植物が多数あります。
水生植物の保護が第一の目的なので仕方ないと思いつつも、睡蓮を近くで眺めたいと思ったのは私だけでしょうか。
三法寺池の睡蓮を見に行くときは双眼鏡などを持参するのがおすすめと言えそうです。
水辺観察園の睡蓮
三法寺池のすぐ近くには水辺観察園があり、ここにも複数の水生植物が育てられています。睡蓮の仲間ではコウホネと未草(ヒツジグサ)がありました。
コウホネ
コウホネはスイレン科コウホネ属の水生植物です。コウホネは日本固有種で直径3センチ~5センチの黄色い花を咲かせます。
数が少ないことから地域によっては絶滅危惧種に指定されています。
未草(ヒツジグサ)
未草はスイレン科スイレン属の水生植物で日本固有種とされています。現在、日本で見られる睡蓮の多くは海外から入ってきたものです。三法寺池にも昭和30年代まで未草がありましたが、外来の睡蓮により姿を消してしまいました。
水辺観察園にある未草は三法寺池に残った一株を、鉢の中で大切に育てているものです。
まとめ
この記事では石神井公園の三法寺池で、睡蓮が見られる場所、見ごろの時期などを、私が訪ねたときの経験を含めてお伝えしてきました。三法寺池では様々な水生植物などが大切に育てられています。
私が訪ねた5月下旬は、睡蓮は咲き始め、かきつばたは咲き終わり。そんな季節でしたが、何れの花も楽しむことができました。
訪ねる時期によって様々な花を楽しめるのが、三法寺池の魅力と言えそうです。
また、三法寺池の周囲は遊歩道が整備されています。一周約1㎞でそれほど距離も長くないので、ゆっくりと散策するにもおすすめです。
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