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この記事では、善福寺公園の睡蓮を見られる場所や見ごろの時期を、私が訪ねた時の様子を含めてお伝えします。
善福寺公園は東京都立の公園で面積は約8万㎡。公園の中心になるのが善福寺池で、公園全体の面積の5割近くを占めています。
善福寺池は、井の頭恩賜公園の井の頭池、石神井公園の三宝寺池とともに武蔵野三大湧水池として知られていて、善福寺公園の北側に上池、南側に下池と2つの池があります。
善福寺公園の基本情報
所在地 | 東京都杉並区善福寺二・三丁目 |
---|---|
アクセス | JR「荻窪駅」より関東バス南善福寺行き・「善福寺公園」下車 JR「西荻窪駅」より関東バス又は西武バス上石神井駅行き(大泉学園駅行きもあり)「善福寺」下車徒歩5分 西武新宿線「上石神井駅」より関東バス又いは西武バス西荻窪駅行き「善福寺」下車徒歩5分 |
入園料 | 一部施設を除き無料 |
駐車場 | なし |
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善福寺公園で睡蓮を見られる場所
善福寺公園で睡蓮を見られる場所を、私が訪ねた時の様子を含めてお伝えします。訪ねたのは2022年の5月下旬です。
荻窪駅からバスに乗り「善福寺公園」で下車します。善福寺公園へ行く方法はいくつかありますが、この路線だと善福寺公園の上池と下池の間の道路にあるバス停で下車できます。
また、ここからであれば上池と下池を一筆書きのように巡ることができます。
さて、バスを降り最初に向かったのが下池です。
下の池は一周500mほどでしょうか。バス停から向かうと下池の一番遠いところに、睡蓮がありました。
目測なので正確ではありませんが、概ね数百㎡に濃いピンクの睡蓮の花が広がっていました。
池の周囲に柵はなく、近くまで睡蓮がありましたので、ほとんど真上から睡蓮の花を眺めることができます。
ただ、少し違和感もありました。
下の池の睡蓮はピンク色という認識を持っていて、実際にピンク色の睡蓮を見ることはできましたが、一部にそれより小さい花を咲かせている白い睡蓮があったことです。
白い睡蓮は上池にあるはずと思いながら、次に上池に向かいます。
上池は一周1,000mほどでしょうか。ゆっくりと巡ってみましたが、池のほとりに黄色のハナショウブは見えるものの、睡蓮はどこにもありません。
そこで公園を管理する方に尋ねたところ、上池の睡蓮は生育が思わしくないため、撤去して一部を下池に移したということです。
私が下池で見た白い睡蓮は、元々は上池にあったもののようです。
上池の睡蓮が育たなくなった理由を確認することはできませんでしたが、上池の近くの看板には「スイレン再生計画策定中」と書いてありました。
策定中とあるだけなので、今後どうなるかはわかりませんが、上池の睡蓮の復活が待ち望まれます。
2022年現在、善福寺公園の睡蓮を見られる場所は下池だけになっています。
善福寺公園の睡蓮の見ごろの時期
例年、善福寺公園の睡蓮の見ごろの時期は5月下旬から7月中旬と言われています。私が訪ねた時は、睡蓮の見ごろの最初の時期でしょうか。
その年の天候によって見ごろの時期も変わりますが、睡蓮は楽しめる期間が長いのが特徴です。
おそらく6月中であれば、多くの年でたくさんの睡蓮を眺めることができるものと思われます。
さいごに
この記事では、私が訪ねた時の様子を含めて、善福寺公園の睡蓮を見られる場所や見ごろの時期をお伝えしました。他の都立公園に比べると、善福寺公園のアクセスは少し不便です。そのため、善福寺公園は地元の人の割合が高いように見受けられました。
ただ都立公園だけあって整備はきちんとされていますし、様々な樹木も植えられ、ボート場もあり、のんびりと過ごすことができます。
現在、睡蓮の見られる場所が減っているのは残念ですが、訪ねる価値は十分にありそうです。
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