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この記事では、私が訪ねた時の様子を折り込みながら、東京都大田区の多摩川台公園で桜が見られる場所やそれぞれの特徴をお伝えします。
多摩川台公園は面積約67,000㎡の区立公園で、多摩川沿いの舌状台地の上に造られた長さ約750mの細長い公園です。
もっとも敷地が広いため、幅は広いところでは100m以上もあり、細長さを感じることはありません。
なお、多摩川台公園内には複数の古墳があり、公園中央部には古墳展示室も設置されています。
また、多摩川台公園で楽しめる植物としては、初夏の紫陽花・晩秋の紅葉とともに春の桜があります。
多摩川台公園
所在地 | 東京都大田区田園調布1-63-1 |
アクセス | 東急東横線・多摩川線「多摩川駅」より徒歩3分 |
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多摩川台公園で桜が見られる場所と特徴
多摩川台公園には約300本のソメイヨシノが植えられています。
ここでは私が実際に歩いたときの様子に基づいて、多摩川台公園でまとまった数の桜が見られる場所とそれぞれの特徴を、多摩川駅から近い場所から4か所お伝えします。
亀甲山古墳付近
多摩川駅から向かうと、まず高台が現れます。高台を階段またはスロープで上り切った場所にあるのが多摩川台公園の「あじさい園」です。
あじさい園を経て、水生植物園を過ぎたところにあるのが、亀甲山古墳(かめのこやまこふん)です。
亀甲山古墳の前には広場のようになっている場所があり、広場やその下の台地の斜面に20~30本の桜があります。
桜は大きく育った古木が目立つものの、若木もあるので植え替えも進んでいるようです。
この広場の何よりの特徴は景色が良いことで、角度によっては桜の花と眼下の多摩川の景色を合わせて楽しむことができます。
第一広場
亀甲山古墳の先にあるのが第一広場で、広場には管理事務所や古墳展示室があります。桜は主に広場周辺に数十本あります。
亀甲山古墳付近のように多摩川の景色は見られないものの、多摩川台公園の中でもっともまとまった数の桜が植えられています。
多摩川台古墳群付近
第一広場の先にあるのが多摩川台古墳群で約10基の小規模な古墳があります。その多摩川台古墳群前には広場のようになっている場所があり、若木を中心に10~20本の桜が植えられています。
亀甲山古墳と同じようにここでは、桜と多摩川の景色を楽しむことができます。
第二広場
公園の北端にある第二広場は、多摩川駅からもっとも遠い場所にあります。ここにある桜は数十本で古木が目立つものの、若木も多くなっています。
駅から離れているので、それほど人はいないだろうと思っていましたが、第二広場にはいくつもの遊具があるため子ども連れの方が多くいました。
多摩川台公園の桜の見頃の時期
私が多摩川台公園を訪ねたのは、東京で桜の開花宣言が行われた翌日です。私が訪ねた年は開花宣言前から20度を超える日が続き、訪ねた日もとても暖かい日でした。
一気に開花が進むと言われていたので、少し期待はしていました。
実際に訪ねてみると桜の中には三分咲き程度まで咲き進んだものもありましたが、全体としては一分咲き程度でやはり訪ねるのが少し早かったようです。
多摩川台公園の桜の見頃は、東京都の桜の標本木より若干早いか同じ。
東京の桜が満開宣言される前後に訪ねれば、美しい花を楽しめるのではないでしょうか。
まとめ
この記事では、私が訪ねた時の様子を折り込みながら、多摩川台公園で桜が見られる場所4か所とそれぞれの特徴、そして桜の見頃の時期をお伝えしました。
多摩川台公園の桜は約300本で、古木が中心であるものの若木も目立つようになっていて、植え替えが進んでいるようです。
これからも桜の花が楽しめるのではないでしょうか。
多摩川台公園は高台にありますし、多摩川台公園内も起伏があります。特に多摩川駅から向かうと、最初にあるのが上り坂です。
駅からは近いけれど起伏があるのが多摩川台公園なので、滑りにくく履きなれた靴で行かれるのがおすすめです。
なお、多摩川台公園は多摩川駅の西側にありますが、多摩川駅の東側には「田園調布せせらぎ公園」があり、多摩川台公園と田園調布せせらぎ公園は徒歩数分の場所にあります。
田園調布せせらぎ公園にも10本を超える桜がありますが、植えられているのは台地の上なので、やはり多摩川駅から向かうと坂道を上る必要があります。
多摩川台公園の坂を上り、さらに田園調布せせらぎ公園の坂を上るのは少し大変です。
ただ、田園調布せせらぎ公園はとても整備された公園で、台地の下の駅に近い場所にはカフェなどの施設もあります。
多摩川台公園の桜を眺めた後、田園調布せせらぎ公園に立ち寄りのんびりとくつろいではいかがでしょうか。
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