昭和記念公園こもれびの里の蓮と同時期に楽しめる場所とは

この記事では、昭和記念公園こもれびの里の蓮(ハス)の特徴や見頃。

そして、蓮が見頃の時期にこもれびの里の近くで楽しめる場所。

場所は少し離れますが蓮と同時期に楽しめる花などを、私が訪ねた時の状況を折り込みながらお伝えします。

国営昭和記念公園の基本情報

所在地	東京都立川市緑町3173
開園時間	(3月～10月)午前9時30分～午後5時 (4月～9月の土・日・祝日)午前9時30分～午後6時 (11月～2月)午前9時30分～午後4時30分
休園日	1月の第4月曜日とその翌日 12月31日～1月1日
入園料	15歳以上450円、65歳以上210円、その他料金設定あり
駐車場	立川口・西立川口・砂川口にあり(有料)

※　ご紹介したのは記事を書いている時点の情報です。今後、内容が変わる可能性もありますがご了承ください。

昭和記念公園で蓮が見られる場所

昭和記念公園で蓮が見られるのは2か所、さざなみ広場とこもれびの里です。

さざなみ広場は、昭和記念公園にある6か所の入園口のうち「西立川口」の近くにあります。

西立川口はJR「西立川駅」より徒歩2分の場所にあり、有料の「西立川口駐車場」もあります。

昭和記念公園は約165haの広大な敷地を有していますが、さざなみ広場はとても便の良い場所にあります。

ただし、さざなみ広場で見られるのは鉢で育てられた蓮です。

鉢の蓮は、東京大学から譲り受けて管理しているものを、蓮の見頃の時期に展示しています。

鉢は丁寧に育てられた数十鉢が展示され、珍しい品種もあるので見ごたえはありますが、見られるのは1ヶ月弱です。

一方、こもれびの里で見られるのは、池の中で育てられた蓮です。

この記事では、こもれびの里の蓮の特徴や見頃についてお伝えします。

こもれびの里の蓮の特徴や見頃

こもれびの里は、昭和記念公園では一番北側にある入園口「砂川口」から徒歩10分弱の場所にあります。

砂川口は最寄りの西武拝島線「武蔵砂川駅」より徒歩20分と少し距離はありますが、ここには有料の「砂川口駐車場」があります。

こもれびの里は、里山の風景を再現したような場所で、古民家が移築され、田や畑などもあります。

蓮が見られるのは、こもれびの里の南側にある池です。

池の広さは(目測で)数百平方メートル以上。白い蓮とピンクの蓮が概ね半分ずつ植えられています。

池は周囲にはフェンスがあるものの、それほど離れているわけでもないので、大輪の蓮の花をしっかりと眺めることができます。

また、蓮と少し離れた場所にはピンクのミソハギも元気に育っていました。

私が訪ねたのは8月上旬です。

まだまだ花は残っていましたが、既に花弁を散らし花托(かたく)になっているものが目立ち、蕾は少なくなっていました。

私が訪ねた年の8月上旬は、こもれびの里の蓮の見頃の終盤。

おそらく多くの年で、7月中旬～7月下旬が見頃の中心になるように思われました。

こもれびの里近くで楽しめる場所

昭和記念公園は広い敷地を有していて、この記事でご紹介した公園北側の「砂川口」から南側の「西立川口」までは約2㎞の距離があります。

そこで、ここではこもれびの里近くで楽しめる場所をご紹介します。

まず花では、こもれびの里のダリアがあります。

こもれびの里の一画にはダリアがあり、規模は小さいながらも丁寧に育てられた花を見ることができます。

また、こもれびの里に隣接して「花の丘」があります。花の丘は、春や秋に咲く花を楽しめる場所として知られています。

私が訪ねた年は、秋に花が咲くコスモスなどが育成中でした。

ただ、昨年のこぼれ種から育ったキバナコスモスなどが既に花を咲かせていて、群生とは言えないものの、季節を先取りしたような楽しみがありました。

それ以外では、こもれびの里から徒歩5分～10分の場所にある日本庭園があげられます。

夏の暑い時期、日本庭園で楽しめる花はほとんどありませんが、和の雰囲気を味わうことができます。

日本庭園には広い園路が設けられ、四阿(あずまや)など休憩できる場所もあるので、散策におすすめです。

蓮と同時期に楽しめる花

昭和記念公園で、蓮と概ね同時期に楽しめる花としてはサルスベリなどもありますが、昭和記念公園の夏の花の代表としてあげられるのはひまわりです。

例年、昭和記念公園では大規模なひまわり畑が現れます。

ひまわりが楽しめる場所は、みんなの原っぱやハーブの丘などで、何れも西立川口から徒歩10分の場所にあります。

蓮の見頃と、ひまわりの見頃は若干のずれはありますが、ひまわりはかなりの数があるのである程度の花は楽しめるのではないでしょうか。

もっとも、こもれびの里とハーブの丘は少し距離があります。

また蓮は早朝に開花し、昼頃には花を閉じてしまいます。

蓮とひまわりを合わせて楽しむ場合は、巡る順番などを考えて訪ねるのがおすすめです。

まとめ

この記事では、昭和記念公園こもれびの里の蓮の特徴や見頃。

蓮が見頃の時期に、こもれびの里の近くで楽しめる場所。

蓮と概ね同時期に楽しめる花などをお伝えしました。

ところで私が訪ねた年の8月上旬、西立川口近くにある「さざなみ広場」の蓮は展示が終了していました。

蓮は早朝に開花し、昼頃には花を閉じてしまいます。

また、こもれびの里とさざなみ広場は徒歩で約30分の距離があるので、移動手段を考えておく必要があります。

それでも蓮の花が好きな方は、さざなみ広場の蓮の展示期間中に、両方の場所を訪ねるのがおすすめです。