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昭和記念公園のヒマワリの場所や見頃と同時期に楽しめる花

昭和記念公園のヒマワリの大群生
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この記事では、昭和記念公園でヒマワリが見られる場所や見頃。

合わせて、ヒマワリが見頃の時期と概ね同時期に楽しめる花を、私が訪ねた時の状況を折り込みながらご紹介します。

国営昭和記念公園の基本情報

所在地東京都立川市緑町3173
開園時間(3月~10月)午前9時30分~午後5時
(4月~9月の土・日・祝日)午前9時30分~午後6時
(11月~2月)午前9時30分~午後4時30分
休園日1月の第4月曜日とその翌日
12月31日~1月1日
入園料15歳以上450円、65歳以上210円、その他料金設定あり
駐車場立川口・西立川口・砂川口にあり(有料)
※ ご紹介したのは記事を書いている時点の情報です。今後、内容が変わる可能性もありますがご了承ください。

昭和記念公園でヒマワリが見られる場所

暑い季節は楽しめる花が少なくなりますが、昭和記念公園ではヒマワリがたくさん咲いています。

昭和記念公園でヒマワリが見られる場所は3か所あります。

そこで、それぞれの場所で育てられるヒマワリの特徴などを、私が実際に訪ねた8月上旬の状況を折り込みながらお伝えします。

ハーブの丘

昭和記念公園ハーブの丘のヒマワリ
ハーブの丘のヒマワリは、サンフィニティという品種です。

サンフィニティは、1株に約100輪もの花がつく多花性のヒマワリで、花期が7月~9月と長いのが特徴です。

草丈は1メートル以上になりますが、昭和記念公園のサンフィニティは摘心が行われていて、草丈を抑える代わりに側枝を伸ばし、よりたくさんの花が咲くよう工夫されています。

また、追肥も定期的に行い、咲き終わった花の摘花もしているため、長い期間、美しい花を楽しむことができます。

ハーブの丘では園路沿い約150mの緩やかな斜面に、たくさんのサンフィニティがあり、私が訪ねた8月上旬はまさに見頃でした。

多花性の植物は、花を放置していると段々と見苦しくなります。

しかし、昭和記念公園のサンフィニティは手入れがしっかりと行われているようで、きれいな状態が保たれていました。

まだしばらくの間は、美しい花を楽しめそうでした。

渓流広場南側

昭和記念公園渓流広場のヒマワリ
渓流広場は、春のチューリップで人気の場所です。

その渓流広場の南側にあるのが「渓流広場ひまわりガーデン」で、先ほどご紹介したハーブの丘とは園路を挟んで隣接しています。

渓流広場ひまわりガーデンにはいくつもの大きな花壇があり、約20種類のヒマワリが分別して育てられています。

種類が多ければ、見頃も変わります。

そのため一斉に花が楽しめるわけではありませんが、その分、長い期間ひまわりを楽しむことができます。

私が訪ねた8月上旬、既に咲いているものもありましたが、まだ成長段階のものも多数ありました。

種類が多いだけに見頃がまちまちなのは仕方のないことで、ここでは行ったときに咲いている花をじっくりと眺めるのがおすすめです。

原っぱ西花畑

昭和記念公園原っぱのヒマワリ
昭和記念公園の中央部には、とても広い「みんなの原っぱ」があり、広場外縁部に原っぱ西花畑・原っぱ南花畑・原っぱ東花畑の3か所の花畑があります。

このうち原っぱ西花畑に植えられているのが、ハイブリッドサンフラワーです。

ハイブリッドサンフラワーは、休耕地などに植えられることが多い品種で、ひまわり油の原料にもなります。

ハイブリッドサンフラワーは1.5mほどに育つ高性種で、花径30㎝ほどの大輪の花を咲かせます。

なお、一つの種から咲く花は一輪で、咲く時期も概ね同じ。そのため、例年の見頃は8月上旬~8月中旬になります。

私が訪ねた8月上旬、ハイブリッドサンフラワーは見頃で、たくさんの大輪の花が同じ方向を向いて咲いていて圧巻の景色でした。

可能であれば、ハイブリッドサンフラワーが咲いているときに昭和記念公園を訪ね、ハイブリッドサンフラワーを中心に他のヒマワリを見に行くのがおすすめです。

昭和記念公園のヒマワリの場所

昭和記念公園でヒマワリが育てられている、ハーブの丘と渓流広場南側は園路を挟んで隣接しています。

また、渓流広場南側と原っぱ西花畑も近くにあります。

そして、ヒマワリが育てられている3か所と、昭和記念公園の入園口の一つである「西立川口」は、徒歩で数分程度の距離です。

昭和記念公園のヒマワリは入園口から近く、まとまって見られるのが大きな特徴です。

気をつけたいこと

昭和記念公園のヒマワリは全部で数万本と言われています。

その中で、サンフィニティは花期が長いものの、ハイブリッドサンフラワーの花期はそれほど長くありません。

そのため、訪ねる時期によってはすべてのヒマワリを楽しめない可能性があります。

また、ヒマワリは一年草で、春に種を蒔き、夏に花を楽しみ、花が終わったら刈り取るを繰り返しています。

そうしたことから、年によって種を蒔く場所を変える、違う種類の種を蒔く。

そのような可能性も十分にあります。

昭和記念公園のヒマワリは有名なので、なくなってしまうことはないと思いますが、年によって状況が大きく変わる可能性はあります。

ヒマワリを見に行かれる際は、あらかじめ昭和記念公園のサイトを確認の上、お出かけになってください。

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ヒマワリと概ね同時期に楽しめる花

昭和記念公園秋のブーケガーデン
昭和記念公園のヒマワリと概ね同時期に楽しめる花で、特にご紹介したいのは、原っぱ南花畑の「秋のブーケガーデン」です。

秋のブーケガーデンは、秋に咲く約20種類の花の種を蒔いた花畑です。

「秋の」という名前のように、本格的に楽しめるのは9月に入ってからのようで、多くのヒマワリが楽しめる8月とは時期が少し異なります。

そのため、秋のブーケガーデンに行ってもすべての花が咲いているわけではありませんが、とりわけジニアは元気で、花畑の周囲からでも十分に楽しむことができました。

なお、ブーケガーデンで蒔かれている種も一年草なので、訪ねるときはヒマワリと同じ注意が必要です。

最後に、夏の暑い時期に楽しめる植物としては、水生植物の蓮や、花木のサルスベリなどもあります。

それぞれ美しい花を咲かせるので、お時間のある方は合わせて見に行かれてはいかがでしょうか。

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