スポンサーリンク
敷地面積約12haの都立林試の森公園は、林業試験場の跡地を整備して造られています。
そのため樹木も約6,800本と多く、秋にはモミジやケヤキなど色づく木々の風景を楽しむことができます。
また、ラクウショウやスズカケノキがまとまって植えられているのも、林試の森公園の特徴と言えそうです。
この記事では、林試の森公園のラクウショウやスズカケノキの紅葉が見られる場所や、それぞれの見頃の時期を、私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えします。
林試の森公園の基本情報
所在地 | 東京都目黒区下目黒2丁目、品川区小山台二丁目 |
アクセス | 東急目黒線・都営三田線・東京メトロ南北線「武蔵小山駅」より徒歩10分 |
その他 | 常時開園・無料(一部施設は有料)・駐車場なし |
スポンサーリンク
林試の森公園のラクウショウ
ラクウショウの別名は「沼杉」、水辺を好む樹木です。
林試の森公園のラクウショウも園内中央部の「池・流れ」の水辺にあり「ラクウショウの森」と呼ばれています。
ラクウショウの森に植えられているラクウショウは約20本、大きく育った木が広く枝を広げています。
なお、ラクウショウは秋になると葉が赤茶色に色づきます。
林試の森公園のスズカケノキ
スズカケノキは、林試の森公園西側「大きな広場」の近くにあります。
大きな広場と、隣接する「森の広場」の間には広い園路があり「プラタナスの並木」、大きな広場の北側の広場は「プラタナスの広場」という名前がつけられています。
この場所には、約20本の大きく育ったスズカケノキがあります。
ところで、プラタナスの並木の途中には看板が設置されていて、看板には林業試験場(現在の林試の森公園)は日本で初めてスズカケノキが植えられた場所であること。
そして林試の森公園には、スズカケノキ・アメリカスズカケノキ・モミジバスズカケノキ(スズカケノキとアメリカスズカケノキの雑種)の3種類があることや、それぞれの違いが書かれていました。
また看板の近くには、3種類のスズカケノキが並んで植えられていて、違いを確認することもできました。
林試の森公園のスズカケノキは、プラタナスの並木近くでまとまって植えられているだけでなく、園内各所にあります。
最初にこの場所でスズカケノキの違いを確認し、園内を散策しながらスズカケノキの黄葉を眺めるのも楽しいかもしれません。
なお、スズカケノキが植えられているのはプラタナスの並木です。
スズカケノキを総称してプラタナスと呼ぶこともあれば、モミジバスズカケノキだけをプラタナスと呼ぶこともあるようです。
林試の森公園の紅葉の見頃
例年、林試の森公園の紅葉の見頃は11月中旬~12月上旬と言われています。
樹木の種類が多いため、見頃も他の公園よりも少し長くなっているようです。
私が林試の森公園を訪ねたのは、夏の猛暑が続いた年の11月20日過ぎで、紅葉が例年より1週間程度遅れていると言われていました。
私が訪ねた時、ケヤキはかなり色づきが進んでいてまさに見頃でした。
しかし、この記事でお伝えしたラクウショウやスズカケノキは、ようやく色づきが始まった頃で、まだ青葉も残った状態。
そして園内各所に植えられているモミジはほとんどが青葉でした。
林試の森公園の紅葉の見頃は11月中旬~12月上旬というのは間違いないとしても、私が訪ねた年は11月下旬が見頃の始まりであったようです。
まとめ
この記事では、林試の森公園のラクウショウやスズカケノキの紅葉が見られる場所や、それぞれの見頃の時期をお伝えしました。林試の森公園は、自然の地形を活かして造られているため起伏はありますが、ほとんどの場所にスロープが設けられています。
秋は天候も穏やかで、多くの落葉樹もさまざまに色づいています。
林試の森公園は、散策しながら紅葉を眺めるのにおすすめです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク