品川区の桜の名所8選！駅徒歩10分以内・100本以上の場所とは

この記事では、東京都品川区内で桜の名所と言われる8か所をご紹介します。

東京都内は交通量も多く、駐車場を探すのも大変です。

この記事では、鉄道の最寄り駅から徒歩約10分以内で行ける場所、そして概ね100本以上の桜がまとめて植えられている桜の名所をご紹介することにしました。

桜は見たいけれど、車の運転はしたくない、あまり歩きたくないという方は、参考になさってください。

品川区の目黒川

所在地	東京都品川区
アクセス	東急目黒線「不動前駅」より徒歩5分 東急池上線「大崎広小路駅」より徒歩5分 JR「五反田駅」「大崎駅」より徒歩5分 京浜急行本線「新馬場駅」よりすぐ

東京都内でも代表的な桜の名所として知られている目黒川は、世田谷区・目黒区・品川区を流れ東京湾につながる8㎞弱の河川です。

目黒川は特に目黒区の桜が有名ですが、桜は目黒区の池尻大橋から、最下流の品川区の天王洲付近まで、約7㎞の川沿いに植えられています。

品川区の目黒川で桜が見られるのは、亀の甲橋付近から京浜運河手前の昭和橋付近までの約3㎞で、約550本の桜が植えられています。

品川区の目黒川の特徴は、上流の目黒区よりも下流になるので川幅が広いことで、遊歩道も整備されているので、のんびりと散策しながら桜を眺めることができます。

また桜の見ごろの時期に、目黒川近くを会場にして「目黒川さくらまつり」も開催されています。

かむろ坂

所在地	東京都品川区西五反田4丁目、小山台1丁目
アクセス	東急目黒線「不動前駅」より徒歩1分

かむろ坂の長さは約480m。

ゆるやかな坂道には、約120本のソメイヨシノがあり、桜並木の景色は品川百景の一つに数えられています。

なお、桜が見ごろの時期には「かむろ坂さくらまつり」が開催されています。

立会道路 西小山桜並木通り

所在地	東京都品川区小山5・6丁目
アクセス	東急目黒線「西小山駅」より徒歩1分 東急池上線「旗の台駅」より徒歩5分

立会道路は、立会川を暗渠化した全長5㎞弱の道路です。

立会道路で多くの桜が見られるのは、西小山駅付近から旗の台駅付近まで。

約1㎞の間に、100本を超える桜が植えられ、ピンクのトンネルを作り出しています。

この場所は、しながわ百景の一つに数えられ、桜の見ごろの時期には桜祭りも開催されています。

しながわ花海道

所在地	東京都品川区東大井2丁目
アクセス	京浜急行電鉄本線「立会川駅」より徒歩5分

しながわ花海道と称されている場所は勝島運河の防潮堤で、立会川駅より約300mの場所にあります。

しながわ花海道は、春は菜の花とオオシマザクラやソメイヨシノ、夏はひまわり、秋はコスモスが楽しめる人気の場所です。

しながわ花海道に植えられている桜は100本以上。桜と菜の花と運河の景色を楽しめるおすすめの場所です。

しながわ区民公園

所在地	東京都品川区勝島3-2-2
アクセス	京浜急行電鉄本線「立会川駅」より徒歩9分

しながわ区民公園の面積は約127,000㎡で南北に細長い公園です。

園内の南端には、しながわ水族館があり、その他にもプール・少年野球場・施設など様々な施設があります。

しながわ区民公園の桜は、ソメイヨシノやしだれ桜など約400本。

特に、しながわ区民公園北側の「桜の広場」には約160本の桜が植えられています。

なお、桜の広場と、先ほどご紹介したしながわ花海道は、近い場所にあるので時間があれば合わせて訪ねるのもおすすめです。

桜新道

所在地	東京都品川区南大井3～6丁目
アクセス	JR「大森駅」より徒歩約7分 京浜急行電鉄本線「大森海岸駅」より徒歩5分

桜新道は、近所の人が中心になり桜を植えたことにちなんで、名づけられた道路の愛称です。

道路の長さは約1,300m、この間に関山などのサトザクラが約100本植えられています。

ソメイヨシノより少し後に咲く、八重桜は美しい景色を作り出しています。

大井ふ頭海浜公園スポーツの森さくら広場

所在地	東京都品川区八潮4-1-19
アクセス	東京モノレール「大井競馬場前駅」より徒歩5分

大井ふ頭海浜公園スポーツの森の面積は約45万㎡。

公園には、野球場・陸上競技場・ホッケー場・テニスコートなどさまざまなスポーツ施設があります。

大井ふ頭海浜公園スポーツの森で、もっとも多くの桜が見られるのは、園内北側の陸上競技場近くのさくら広場です。

さくら広場にはソメイヨシノを中心に約100本の桜が植えられています。

さくら広場の近くには有料駐車場もあり、シートを広げられる場所もあるので、桜の咲く季節には賑わいを見せます。

なお、先ほどご紹介したしながわ花海道やしながわ区民公園も、大井ふ頭海浜公園スポーツの森から数百mと徒歩圏内にあります。

東品川海上公園＆東品川公園

東品川海上公園と東品川公園は異なる施設ですが、徒歩圏内にあるので合わせてご紹介します。

東品川海上公園

所在地	東京都品川区東品川2-6-22、3-9-21
アクセス	東京モノレール「天王洲アイル駅」より徒歩8分 りんかい線「天王洲アイル駅」より徒歩7分 京浜急行電鉄本線「新馬場駅」より徒歩10分

東品川公園

所在地	東京都品川区東品川3-14-9
アクセス	京浜急行電鉄本線「新馬場駅」より徒歩8分

東品川海上公園は、目黒川に架かるアイル橋の北と南に分かれています。

東品川海上公園で桜が多くみられるのは、屋上庭園・噴水広場・ミッフィーの花壇などがある南側で、ソメイヨシノを中心に約90本の桜が植えられています。

また、桜が咲く季節には「しながわ運河まつり」が開催され賑わいをみせます。

東品川公園は品川区立の公園で、面積は0.9haです。

桜の本数は約20本と多くはありませんが、東品川海上公園とは数百メートルしか離れていません。合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか。

まとめ

東京都品川区内で桜の名所と言われる場所で、鉄道の最寄駅から徒歩約10分以内で行ける場所、そして概ね100本の桜が植えられている8か所をご紹介しました。

品川区は他の区よりも、桜がまとまって植えられている場所が多いようです。

この記事では、概ね100本と条件を付けてご紹介しましたが、御殿山トラストシティ・鮫洲運動公園・大井水神公園・大井公園なども、最寄駅より徒歩10分以内で50本以上の桜があります。

また、林試の森公園にもたくさんの桜がありますが、こちらは目黒区の桜の名所の記事でご紹介させていただきます。

なお、場所によって見られる時間などが定められていたり、入場料が必要だったりすることもあります。行かれるときは、事前に確認の上、お訪ねになってください。