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2023年旧古河庭園「紅葉とバラ、和と洋の秋」の日程や魅力とは

旧古河庭園の紅葉と灯篭
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都立文化財9庭園の一つに数えられる旧古河庭園では、紅葉の見ごろの時期に「紅葉とバラ、和と洋の秋」というイベントが開催されます。

この記事では、2023年の「紅葉とバラ、和と洋の秋」の日程、紅葉が見られる場所、紅葉の時期の旧古河庭園の魅力などを、私が訪ねた時の経験を折り込みながらお伝えします。

旧古河庭園はバラだけでなく、秋の紅葉も魅力にあふれてます。

旧古河庭園の基本情報

所在地東京都北区西ケ原1-27-39
アクセス(電車)JR京浜東北線「上中里駅」より徒歩7分
東京メトロ南北線「西ケ原駅」より徒歩7分
JR山手線「駒込駅」より徒歩12分
開園時間午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日年末年始(12月29日~翌年1月1日)
入園料一般150円、65歳以上70円、その他料金設定あり
駐車場なし
※ お伝えしている情報は記事作成時のものです。変更されている場合もあるので公式サイト等で確認のうえ、お出かけになってください。

2023年「紅葉とバラ、和と洋の秋」の日程

日程2023年11月11日(土)~2023年12月3日(日)
開園時間は基本情報でご案内したとおりで夜間開放はありません。期間中は臨時売店が設置される他、演奏会が開催される日もあります。

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旧古河庭園で紅葉が見られる場所や見ごろ

旧古河庭園の面積は約31,000平方メートルで斜面に立地しています。

旧古河庭園の入園口は上段にあり、入園口からすぐの場所にジョサイア・コンドル設計の洋館があります。

また、洋館の下は傾斜地になっていて、洋館周囲や斜面の階段にあるバラ園に約100種200株のバラが植栽されています。

階段を降りたあたりから、7代目小川治兵衛設計による日本庭園の風景が広がります。そして、旧古河庭園で紅葉が最も多くみられるのが日本庭園です。

日本庭園は中央の心字池を中心に、大滝や枯滝、雪見灯籠などが配されています。

また、池の周囲を中心にハゼ、モミジなど紅葉する樹木が植えられ、池を巡りながら庭と紅葉の景色が楽しめるようになっています。

私が訪ねたのは11月10日頃の平日です。

ハゼは紅葉が進んでいて、とりわけ「奥の院灯篭」近くにあるハゼはきれいに色づいていました。

一方、モミジは一部に紅葉が見られましたが、多くは色づきが始まった状況でした。

旧古河庭園で紅葉の楽しめる時期は、例年11月中旬~12月上旬と言われていますが、見頃の中でもハゼは紅葉が早く、モミジは少し遅れます。

「紅葉とバラ、和と洋の秋」の開催期間中では、11月下旬が最もきれいな紅葉を眺められる時期であるように思われます。

紅葉の時期の旧古河庭園の魅力

旧古河庭園の紅葉と雪つり
旧古河庭園では「紅葉とバラ、和と洋の秋」とあるように、和と洋の両方の秋を楽しむことができます。

旧古河庭園では「秋のバラフェスティバル」終了直後に「紅葉とバラ、和と洋の秋」が始まります。

秋のバラのイベントが終了しても、バラの花が見られなくなるわけでもありません。

私が訪ねた日はバラのイベント終了直前でしたが、多くのバラが咲き続け、つぼみもたくさんありました。

バラのイベントは終わっても「紅葉とバラ、和と洋の秋」開催期間中は、紅葉もバラも合わせて楽しめそうです。

バラと紅葉する樹木がまとまって見られる場所は他ではなかなか見ることはできません。そうした意味で秋の旧古河庭園は個性的な魅力にあふれています。

ただ、旧古河庭園は高低差があり、階段は整備されているものの、一部に急な場所もあります。

履きなれた靴で訪ねるのがおすすめですし、午後は急に気温が下がることもあるので服装に気をつける必要はありそうです。

靴や服装に若干の注意が必要だとしても、秋の旧古河庭園はそれを補って余りある魅力があるおすすめのスポットであることは間違いありません。

ぜひ、お訪ねになってください。

なお、旧古河庭園の近くには同じく都立庭園の一つに数えられている六義園(りくぎえん)があり、六義園も紅葉の名所としても知られています。

同じ都立庭園でも趣は全く異なります。旧古河庭園と六義園を合わせて訪ね、庭園の景色と紅葉を楽しむのもおすすめです。


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