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この記事では、2024年に開催されるかつしか菖蒲まつりの日程。
そして、かつしか菖蒲まつりの会場になっている堀切菖蒲園と都立水元公園の2会場の内、堀切菖蒲園のハナショウブの特徴や見頃の時期。
合わせて、堀切菖蒲園をおすすめする4つのポイントを、私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えします。
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目次
2024年かつしか菖蒲まつり【堀切菖蒲園】
会場 | 堀切菖蒲園・水元公園 |
会期 | 2024年(令和6年)5月27日(月)~6月16日(日) |
ただ、開園時間などはそれぞれに異なりますし、開催されるイベントにも違いがあります。
なお堀切菖蒲園では、かつしか菖蒲まつりの会期を含む5月27日(月)~6月25日(火)は、開園時間が午前8時から午後6時までと通常より長くなる予定です。
堀切菖蒲園の基本情報とハナショウブの特徴
堀切菖蒲園の基本情報
所在地 | 東京都葛飾区堀切2-19-1 |
面積 | 8,747.87㎡ |
休園日 | 年末年始(12月29日~1月3日) |
開園時間 | 午前9時~午後5時(5月27日~6月25日は午前8時~午後6時) |
入園料 | 無料 |
アクセス | 京成電鉄「堀切菖蒲園」駅より徒歩10分 |
駐車場 | なし |
※ 駐車場について
堀切菖蒲園に駐車場はありませんが、近くの荒川河川敷に堀切橋駐車広場が開設されています。
堀切橋駐車広場は、通常は土曜日・日曜日・祝日のみの開設。
ただし、2024年5月27日~6月25日は平日も利用することができます。
なお、利用できるのは普通車のみ50台、料金は1回500円です。(開園時間が定められているのでご注意ください)
※ 福祉施設車両および観光バスは事前予約が必要です。
堀切菖蒲園のハナショウブの特徴
堀切菖蒲園付近は、江戸時代は堀切村と言われ花農家がありました。そこで育てられていたのがハナショウブで、その風景は江戸時代末期に活躍した歌川広重(初代)の名所江戸百景のうち「堀切の花菖蒲」にも描かれています。
その後、関東大震災や太平洋戦争などで衰退しますが、戦後に復興して、現在は葛飾区立の施設として多くの人に親しまれています。
ところで、ハナショウブは大きく分けると江戸系・伊勢系・肥後系があります。
堀切菖蒲園で楽しめるハナショウブは約200種で6,000株。
江戸系が中心であるものの、伊勢系や肥後系、さらに他の系統のハナショウブも眺めることができます。
堀切菖蒲園のハナショウブの見頃
堀切菖蒲園のハナショウブの見頃の時期は、まさにかつしか菖蒲まつり開催期間中です。もっともハナショウブの見頃は案外と短いので、会期の終わりごろだと咲き終わりの花が多くなっている可能性もあります。
その年によって見頃は異なりますが、一つの目安としてはかつしか菖蒲まつりの会期の中間あたり。
6月10日前後であれば、多くの年でハナショウブの美しさを堪能できると思います。
また、どうしても会期の終わりごろにしかいけない場合でも十分に楽しむことはできます。
ハナショウブの見頃は少し過ぎていたとしても、堀切菖蒲園にはハナショウブだけでなく紫陽花やキンシバイがあり、水面には睡蓮も浮かんでいます。
堀切菖蒲園の主役はハナショウブかもしれませんが、他にも様々な花を楽しむことができます。
堀切菖蒲園の4つのおすすめポイント
それでは、私が実際に訪ねた時の経験を折り込みながら、堀切菖蒲園をおすすめする4つのポイントをご紹介します。私が堀切菖蒲園を訪ねたのは、6月上旬の日曜日の午前10時頃、天気は少し晴れ間がのぞく曇りの日でした。
ハナショウブの咲き具合は概ねですが5分程度。
見頃の時期より少しだけ早かったかもしれませんが、十分にハナショウブの美しさを堪能することができました。
混雑の程度は、日曜日とはいえ午前中だったので、それほどではありませんでした。
ただ、どんどんと人が入場してきていたので、これから混むかなという気配はありました。
なお、滞在時間は約1時間です。
それでは、堀切菖蒲園をおすすめする4つのポイントをご紹介します。
アクセス良く無料で楽しめる
堀切菖蒲園は「堀切菖蒲園」駅より徒歩で約10分。歩くスピードによっては、もう少しかかるかもしれませんが十分に徒歩圏内です。
堀切菖蒲園は、葛飾区内でも有数の観光スポットなので駅から現地までたくさんの案内板があります。
さらに、かつしか菖蒲まつりの時は、地元商店街などもたくさんの看板を出しています。
よそ見をしなければ迷う心配はないと思われます。
また、堀切菖蒲園は無料で楽しめます。この後にご紹介しますが、無料でありながらも充実している施設です。
きれいに整備されている
堀切菖蒲園は平坦地であるものの、一部に起伏があります。しかし、園内の遊歩道は広めに設置され、起伏にもゆるやかなスロープが整備されているので、車いすでも容易に登ることができます。
また、だれでもトイレも設置されています。
堀切菖蒲園は歩くのが苦手な方、車いすの方にもやさしい施設です。
ハナショウブが丁寧に育てられている
ハナショウブは育てるのに手間のかかる植物です。たとえば、同じくかつしか菖蒲まつりを開催する水元公園も、ハナショウブの手入れは行われています。
しかし水元公園は基本的な手入れをして、後は自然に任せるというスタンスに見えるのに対して、堀切菖蒲園のハナショウブはより丁寧に育てられているという印象を受けます。
また、堀切菖蒲園のハナショウブは、それぞれの花の美しさを求めるだけでなく、全体的な景色の調和も考慮しているとされています。
同じ品種が重ならないように植栽する。花の色や形、高さ、そして開花する時期も考えながら植栽する。
堀切菖蒲園は全体の美しい景色も考慮しながら、ハナショウブを育てているのが大きな特長であり魅力になっていると思われます。
ハナショウブごとに品種を記した名札がある
堀切菖蒲園に植えられているハナショウブは約200種。堀切菖蒲園では、ハナショウブの品種ごとに名札が置かれています。
これは、特にハナショウブが好きな方にとっては、とても心強いサービスになると思います。
まとめ
この記事では、2024年に開催されるかつしか菖蒲まつりの日程、堀切菖蒲園のハナショウブの特徴や見頃の時期、堀切菖蒲園をおすすめする4つのポイントをご紹介しました。
堀切菖蒲園はそれほど広い敷地ではありませんが、それだけに施設そのものはしっかりと整備され、特に高齢の方にとって優しい施設になっています。
また、ハナショウブの一つ一つがしっかりと育てられているだけでなく、全体の調和を考えて植えられています。
さらに言えば、駅からも近く無料で楽しめる。
これほど充実した施設はそれほど多くありません。
ハナショウブの見頃の時期になったら、まずは堀切菖蒲園を訪ねてみる。そうした方も多いのではないでしょうか。
※ お伝えしている情報は記事作成時のものです。変更されている場合もあるので公式サイト等で確認のうえ、お出かけになってください。
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