東京都の花 PR

皇居東御苑のバラの見ごろの時期や場所と特徴を簡単解説

皇居東御苑のコウシンバラ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

皇居東御苑は宮内庁が管理する施設で、1年を通して様々な花を楽しむことができます。

皇居東御苑で有名なのは、初春の梅あるいは春のつつじですが、規模は小さいながらバラも楽しむことができます。

この記事では、バラの見ごろの時期や育てられている場所。

そして、私自身が訪ねたときの経験をお伝えするとともに、バラの花の咲いている近くで、同時期に楽しめる花をご紹介します。

皇居東御苑の基本情報

所在地東京都千代田区千代田1
アクセス(大手門入口)地下鉄大手町駅より徒歩5分
地下鉄二重橋前駅より徒歩10分
JR東京駅(丸の内北口)より徒歩15分
アクセス(平川門入口)地下鉄竹橋駅より徒歩5分
皇居東御苑の入口は、大手門と平川門と北桔橋門(きたはねばしもん)の3か所あります。北桔橋門は平川門の近くにあります。

休園日・入園料

 
休園日月曜日・金曜日
ただし,天皇誕生日以外の「国民の祝日等の休日」は公開
月曜日が休日で公開する場合には,火曜日を休園
12月28日~翌年1月3日
行事の実施,その他やむを得ない理由のため支障のある日
公開時間季節により変動
4月15日~8月末日は午前前9時~午後6時(入園は午後5時30分まで)
入園料無料
※ 上記は、この記事を書いている時点での情報です。

皇居東御苑のバラの見ごろの時期

皇居東御苑のバラの見ごろの時期は、4月下旬から5月中旬にかけてです。

もっともバラは品種が多く、咲く時期もまちまちなので一概にはいえません。ここでは、皇居東御苑で見られるバラの品種と概ねの見ごろの時期をご紹介します。

 
品種見ごろの時期咲き方・色
モッコウバラ4月下旬~5月上旬一季咲き・白・黄
コウシンバラ4月下旬~5月中旬四季咲き・ピンク
サクラバラ4月下旬~5月中旬一季咲き・白にピンクのぼかし
ナニワイバラ5月上旬~5月中旬一季咲き・白
シロバナハマナス5月上旬~5月下旬繰り返し咲き・白
ノゾミ5月上旬~5月下旬一季咲き・ピンク
ハマナス5月上旬~5月下旬繰り返し咲き・紫紅色
マイカイ5月上旬~5月中旬一季咲き・ピンク
カノコ5月中旬~5月下旬一季咲き・紅
ツクシイバラ5月中旬~5月下旬一季咲き・白
サンショウバラ5月中旬~6月上旬一季咲き・ピンク
フローレンス・ナイチンゲール5月下旬~6月中旬四季咲き・クリーム
イザヨイバラ5月下旬~6月下旬返り咲き・桃色
テリハノイバラ6月上旬~6月中旬一季咲き・白

スポンサーリンク

皇居東御苑のバラの場所

皇居東御苑でバラが見られる場所は、園内の西側に位置するバラ園です。園内の西側で大きな敷地を有するのは本丸大芝生ですが、バラ園はさらに西側にあります。

入口でもっとも近いのは北桔橋門で、北桔橋門からバラ園までは数分の距離です。

次に近いのは平川門。

大手門からだと少し距離があり坂もあります。もっとも道は舗装されてますし、段差もないので、おそらく10分程度でバラ園に行くことができると思います。

皇居東御苑のバラの特徴

皇居東御苑のバラ園の面積は決して広くはありません。また、バラの品種はそれなりにあるものの、それぞれは数株程度。

広さもなく、本数も少ないので、東京都内のバラの名所とまでは言えないかもしれません。

ただ、バラ園で育てられているバラの多くは、昭和天皇が献上を受けて育てられたもの。元々は吹上御苑にあったものを、平成8年に皇居東御苑に移し替えています。

由来がはっきりとしているのが、皇居東御苑のバラの特徴と言えそうです。

まとめ(体験記)

皇居東御苑のモッコウバラ
2022年5月3日に皇居東御苑のバラ園を訪ねました。

その時に咲いていたのは、バラ園の14種類のバラのうち、上の表でモッコウバラからマイカイまでの8種類でした。

中には見ごろを過ぎかけているバラもあれば、今にも咲きそうなバラもありました。

皇居東御苑のバラ園は中に立ち入ることができるようになっていたので、花を間近で見ることも、芳香も十分に感じ取ることができました。

また、バラ園の近くにはヒメウツギ・コデマリ・キエビネ・シャガ・オオムラサキなど様々な花を見ることができます。

バラ園だけではなく、他の花を間近で眺めることができるのも、皇居東御苑の大きな魅力です。

なおバラが好きな方は、東京都内のバラの名所の一つに数えられる日比谷公園もおすすめです。

皇居東御苑から日比谷公園までは約1㎞で徒歩圏内です。

皇居東御苑も日比谷公園も鉄道の駅から近い場所にあるので、時間に余裕のある方は合わせて訪ねるのがおすすめです。

RELATED POST