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2022年小石川後楽園「深山紅葉を楽しむ」と見どころ

小石川後楽園の紅葉

秋になると、東京都内では多くの場所から紅葉の便りが届き、様々なイベントも開催されます。

小石川後楽園でも、紅葉の時期に合わせて「深山紅葉を楽しむ」というイベントが開催されます。

この記事では、「深山紅葉を楽しむ」の日程などのあらましや、小石川後楽園で紅葉の見どころともいえる場所を、実際に訪ねた時の経験を織り込みながらお伝えします。

 

2022年小石川後楽園「深山紅葉を楽しむ」

「深山紅葉を楽しむ」の日程


2022年11月18日(金)~2022年12月4日(日)

午前9時~午後5時(最終入園は午後4時30分)

深山紅葉を楽しむ会期中には土・日・祝日を中心に、箏と尺八の演奏会・宝生流能楽公演などのイベントが予定されています。

小石川後楽園の紅葉

小石川後楽園には多くの種類の植物が植えられ、1年を通してさまざまな花を楽しむことができます。

その中で小石川後楽園で見られる紅葉・黄葉する樹木は、イロハモミジ、ミズキ、ハゼ、ケヤキ、イチョウなどです。

例年、小石川後楽園で色づき始めるのは11月中旬。

そして、紅葉が見頃の時期を迎えるのは11月下旬から12月上旬までで、紅葉の時期に「深山紅葉を楽しむ」が開催されます。

小石川後楽園の所在地・アクセス・入園料

所在地東京都文京区後楽1-6-6
アクセス(東門)JR総武線「水道橋駅」西口より徒歩5分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」(2番)より徒歩8分
都営地下鉄三田線「水道橋駅」(A2)より徒歩8分
アクセス(西門)都営地下鉄大江戸線「飯田橋駅」(C3)より徒歩3分
JR総武線「飯田橋駅」(東口)より徒歩8分
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋駅」(A1・A3)より徒歩8分
入園料一般 300円、65歳以上150円
小学生以下・都内在住在学の中学生は無料
※ 他に料金設定あり。
入園時間午前9時~午後5時(最終入園は午後4時30分)
休園日年末年始(12月29日~1月1日)
小石川後楽園に駐車場はありません。電車でのアクセスがおすすめです。

※ ここでご紹介したのは記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わる可能性もありますがご了承ください。

小石川後楽園の紅葉のおすすめの場所

小石川後楽園では園内の多くの場所で落葉樹が植えられています。そのため、どこを歩いても近くあるいは遠くに、紅葉・黄葉する樹木を見ることができます。

小石川後楽園で紅葉する木は約500本。

その中でも、とりわけ紅葉の見どころの場所と言えるのが次の4か所です。

通天橋(ツウテンキョウ)

小石川後楽園の西門から入場して、左手にあるのが通天橋です。

通天橋は朱塗りの橋で、紅葉の時期は朱色の橋と紅葉のコントラストが美しい景色を作り出してくれます。

紅葉林(モミジバヤシ)

小石川後楽園の中心に、琵琶湖を模した大きな池(大泉水)がありますが、大泉水の傍らにあるのが紅葉林です。

ここでは、池を眺めながら美しい紅葉を楽しむことができます。なお、紅葉林も西門近くにあります。

丸屋(マロヤ)

丸屋も西門近くにあります。場所は大泉水の傍らで、西門から入り蓮池を過ぎたあたりです。

丸屋は茅葺き屋根の休憩所で、丸屋周辺の紅葉は昔の日本の風景を思い出させてくれます。

内庭(うちにわ)

内庭は東門を入ってすぐの場所にあります。ここでは池と紅葉の景色を併せて楽しむことができます。

実際に訪ねてみました

小石川後楽園のツワブキ
私が小石川後楽園を訪ねたのは11月10日ごろ、その年の秋のイベント「深山紅葉を楽しむ」が始まる1週間前でした。

まず目に入ったのはツワブキで、園内のあちこちで黄色い花を見ることができました。また、数は少ないながらも咲き始めの山茶花を眺めることもできました。

では、紅葉はどうだったのでしょうか。

紅葉は全体的には色づき始めの頃。紅葉が進んだものもありましたが、どちらかといえば青葉の割合が高かったようです。

また「深山紅葉を楽しむ」時には雪つりもあるはずでしたが、こちらもまだ造られてはいませんでした。

紅葉も雪つりも「深山紅葉を楽しむ」の始まりを待っているように見受けられました。

ただ、前述のツワブキの花だけでなく、園内の稲田も既に刈り取りが終わっていて、真っ赤に染まる紅葉は少し先ではあったものの、十分に秋の深まりを感じ取ることはできました。

小石川後楽園はいつ訪ねても、その時々の季節の美しさを楽しむことができます。

小石川後楽園に行く場合、後楽園駅を利用する方も多いと思います。後楽園駅から東京ドーム方面に向かうとすぐに歩道橋、その下にあるのが都道434号線です。434号線の両脇には数百mにわたるイチョウ並木があり、黄葉を楽しむことができます。お時間のある方は合わせて散策を楽しまれてはいかがでしょうか。

小石川後楽園とは

小石川後楽園の紅葉と雪吊り
この記事の最後に、小石川後楽園のあらましをご紹介します。

小石川後楽園は、徳川御三家で知られる水戸家の上屋敷があった場所で、初代水戸頼房が庭園を造り、2代目水戸光圀(水戸黄門)が改修を加え、この場所を後楽園と名付けています。

後楽園は大泉水という池を中央に配した回遊式庭園で、日本各地に残る大名庭園の一つとして知られています。

時代がずっと下り大正時代になると、岡山県の後楽園と区別するため、名称を小石川後楽園に改めます。

また昭和27年には、国の特別史跡および特別名勝に指定され、現在は都立の文化財庭園として管理されています。

周辺には東京ドームなどの様々な施設があり都会の真ん中にいることを感じますが、小石川後楽園は現在も江戸の景色を色濃く残しています。

また大名庭園でありながら、川・山・田園と様々な景観を巧みに表現していることが特徴的です。

小石川後楽園は庭園そのものも魅力がありますが、紅葉の季節は一層のことその魅力が引き立ってきます。

秋の一日、小石川後楽園の紅葉を楽しみに、お出かけになってみてはいかがでしょうか。

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